白樺湖から高原を満喫できる夏のドライブコース。信州ビーナスライン

長野の高原地帯をまるごと体感、ビーナスライン

長野県は初夏から夏にかけて避暑地として楽しめる観光スポットが満載です。

特に標高が高い日本アルプスの峰々の一体は、高原として気候も涼しく、暑い夏を過ごすのには最適の地域。とりわけ八ヶ岳や蓼科湖一体は森林や湖も多く、涼しい環境の中でゆったりとした時間を過ごすことができます。そんな蓼科湖周辺は高低差も高く、高原や湿原など普段なかなか目にすることができない自然がいっぱい。

長野の自然をまるごと体感することができるドライブコースが、信州ビーナスラインです。茅野市を出発点として長野の高原や山岳地帯をとおり、最終的には標高2000メートル近い高原、美ヶ原高原まで到達します。

そのドライブコースではさまざまな見所スポットが存在し、車から眺めるだけでも大迫力の高原パノラマが目の前に広がります。本日はそんな長野県の高原をまるごと満喫できる信州ビーナスラインをご紹介します。

避暑地として最高の時間を提供してくれるでしょう。

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

信州ビーナスラインへのアクセス

信州ビーナスラインは長野県茅野市からスタートし、上田市の美ヶ原高原までの高原ルートで、総距離は約50~60キロほどの距離になります。明確なスタート地点は決まっていませんが、最も代表的な地点として挙げられるのが白樺湖です。

白樺湖から美ヶ原まではおよそ距離にして40キロ、その間にはさまざまな高原地帯が出現します。ちなみにカンデオホテルズ茅野から白樺湖までは車で約35分ほどの場所にあります。

ビーナスライン

休憩や散策、優雅なときを過ごすのに最適な白樺湖周辺

ビーナスラインは茅野から美ヶ原高原までのおよそ60キロ近い場所ですが、その間にはさまざまな見所が存在します。メインとなるスポットが集中しているのが白樺湖から美ヶ原高原に至るまでですので、白樺湖までに至る途中にある蓼科湖や北八ヶ岳ロープウェーはちょっとメインの通りから外れるため、別の機会にご紹介します。

このビーナスラインのスタート地点とも言える白樺湖は、ちょうど茅野市と立科町の堺に位置しており、八ヶ岳中信高原国定公園に属しています。この白樺湖周辺自体は白樺湖を中心としたリゾート地帯ですが、周辺には美術館やスキー場、ゴルフ場、遊園地などがあります。

この白樺湖がある地点も既に標高が高く、湖面の標高は1416メートルにたっします。そのためこの周辺には高地にしか生えない高原植物が多数生息し、シラカバやカラマツなどが生い茂り、白い幹のシラカバから白樺湖と名付けられています。

この地点では湖の散策をする周辺にテディベア美術館やガラス・オルゴール美術館といった美術館を備え、池の平レイクサイドプラザではお土産や食事を楽しむことができます。ビーナスラインの出発地としても、休憩地としても白樺湖周辺は最適です。

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

ビーナスラインのスタート地点、白樺湖周辺

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

ビーナスラインでは高地からの白樺湖も見れます

標高1925メートルの車山高原

さていよいよ、白樺湖から美ヶ原高原までのドライブコースが始まりますが、全長40キロメートルほどの間には3つの高原に一つの湿原が登場します。まずはじめに登場するのが車山高原で、この車山高原は日本百名山の一つにも挙げられる霧ヶ峰の主峰とされています。

冬の時期はスキー場として利用が盛んな場所ですが暑い時期にはリフトを利用して山頂付近まで一気に登ることができます。車山高原の場所は標高1566メートルですが、リフトで到達する山頂はなんと標高1925メートルという高さ。2本のリフトを乗り継いで山頂まで到達します。その時間は約15分ほどで、そのてっぺんからは雄大な高原パノラマを目の当たりにできるのが魅力。

蓼科山や蓼科湖を始め八ヶ岳連峰、天気が良ければ富士山からアルプス山脈まで見える景色です。

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

車山高原

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

ロープウェーで山頂まで登ります

南アルプスや富士山の絶景ポイント霧ヶ峰の展望スポット

続いて登場するのがもう一つの高原、霧ヶ峰高原です。先にご紹介した車山高原も霧ヶ峰の一部で、次にご紹介する八島ヶ原湿原も霧ヶ峰高原の一部なのですが、この霧ヶ峰として絶景が見られるビューポイントがビーナスラインには存在します。この霧ヶ峰富士見台といわれる展望スポットからは八ヶ岳連峰だけではなく、富士山や南アルプス、中央アルプスなどが雄大に広がり、圧巻の景色を目の当たりにしてくれます。

また、展望スポットから降りられる遊歩道があり、そこでは日常なかなか目にすることができない高山植物が生い茂ります。また霧ヶ峰高原は非常に広く、ビーナスラインのずっと先に、歩いて回れる高原の遊歩道が整備され、近くにお土産や休憩、ガソリンスタンドがあります。ちなみにここのガソリンスタンドは、このビーナスラインで唯一のガソリンスタンドになるため、ガソリンはしっかり給油しておきましょう。

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

霧ヶ峰全体が広がり、展望スポットが点在します

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

八ヶ岳や南アルプスが広がります

天然記念物に指定、八島ヶ原湿原

続いて登場するのが、国の天然記念物にも指定されている八島ヶ原湿原です。この八島ヶ原湿原は標高約1632mに位置する高層湿原であり、なんとその誕生は1万2千年前と言われています。この湿原では標高1000メートル以上の場所にあるという条件と寒冷な気候という条件から、死んだ植物が腐敗、分解がしにくいため、泥炭となって堆積する傾向があります。

この堆積によって溜まった沼に別の植物が侵入し湿原に変わっていったという経緯があります。まさに地形と気候の条件がそろわなければ登場しない場所として貴重な姿をみることができます。この八島ヶ原湿原は散策することもでき、水と植物の不思議な景色を堪能できます。

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

天然記念物の湿原

雲の中にある高原、美ヶ原高原

そして信州ビーナスラインの締めとも言えるのが美ヶ原高原です。美ヶ原高原だけ、これまでの観光スポットとは少し場所が離れており、上田市に含まれます。この美ヶ原高原は標高が2000メートルクラスの山々の場所に有り、雲の高さまで登ることができます。

ここは放牧地として暑い季節は牛が放牧されており、広大な高原を散策することができます。また、この高原から眺める景色は他の高地から眺めるものとは一風違い、まさに国土の頂上から眺める独特の雄大さを誇ります。この美ヶ原高原の周辺には美ヶ原美術館などが有るためビーナスラインの到着地としてのんびり過ごすことができます。

長野 ドライブコース 蓼科 ビーナスライン

ビーナスラインの終点スポット

まとめ 夏の涼しいドライブと観光にオススメ

このビーナスラインは白樺湖から車山高原、霧ヶ峰、八島ヶ原湿原、美ヶ原と単品でも見ごたえがある地域が密集した一大観光スポットだと言えるでしょう。スタート地点によっては全長40キロから60キロぐらいにもなり、高原の広大なパノラマを目の当たりにできるだけではなく、下界ではなかなか触れることができない独自の自然が体験できる貴重なコースです。丸一日かけてドライブと散策をしながら楽しめるスポットですね。