宇和島の観光を堪能しつくすモデルコース

宇和島の観光とは。歴史もグルメも満載の町

宇和島市は愛媛県の南部にある町で、南予地方の中心都市です。また、江戸時代には伊達家宇和島10万石として栄えた町で、独特の歴史や文化が残る町としても有名です。

南予地方の観光都市としては、大洲市や内子町、西予市の宇和町卯之町などが有名ですが、その中でもひときわ見所が多いのが宇和島市です。そんな宇和島にはさまざまな観光スポットが存在します。

戦国時代の武将で築城の名手と言われた藤堂高虎が気づいた宇和島城を始め、伊達家ゆかりの大名庭園である天赦園、また現在では日本全国でなかなか見ることができない闘牛も行われている町として有名です。

さらには海に面した町として、南予地方の郷土料理や新鮮な海の幸の料理が楽しめます。そんな宇和島のオススメ観光ルートやわかりやすい観光の仕方、また基本的に押さえておきたい観光スポットをご紹介します。

宇和島 観光スポット おすすめコース

宇和島の歴史:仙台藩伊達家からの流れと、高い教育水準

宇和島の観光スポットで主要な観光スポットのほとんどが宇和島の歴史に関するものばかりです。特に江戸時代の幕藩体制下において、独眼竜で有名な伊達政宗の長男、伊達秀宗が初代宇和島藩主として入部してからの歴史が有名です。

伊達家は初代秀宗以降、わずか10万石の小藩ながら、高い教育水準と先進的な技術を導入することに熱心な藩であり、幕末の動乱の時期には、独力で軍艦や砲台なども建設していたと言われています。

また、こうした関係から宇和島藩にはゆかりの著名人が多く、藩主の伊達宗城を始め、軍艦を作り、後に明治政府で近代陸軍を創設した村田蔵六、少し前の時代の蘭学者、高野長英や二宮敬作といった人物の軌跡も知ることができます。

主な観光スポットとしては、この宇和島藩の中心的な存在である宇和島城を中心に、伊達宗城ゆかりのスポットや、近代化の過程で気づいた砲台なども存在します。

また、現在は宇和島市ではありませんが、かつては宇和島藩領であり、現在は西予市の宇和町卯之町とセットで観光をしてもいいでしょう。観光スポットの紹介では、この宇和島藩の歴史にも触れながらご紹介します。

宇和島のオススメ観光ルート

ここではそんな宇和島のオススメ観光ルートをご紹介しましょう。宇和島の観光スポットは基本的に宇和島城を中心とした市内中心部と、郊外の観光スポットとに分かれており、基本的に車でまわることをオススメします。

観光ルートを大きく分類すると、西部と東部、南部、北部に分類することができます。西部では、伊達家ゆかりの観光スポットを巡るルートを中心に、宇和島城エリア、天赦園エリア、宇和島の郷土料理や新鮮な海の幸が楽しめる道の駅などがあります。

次に東部エリアは、主に寺社や闘牛場といった観光スポットが存在します。また、南部では宇和島市の最南部にある南楽園が。北部では、四国八十八箇所霊場と、現在は西予市の観光スポットになっていますが、宇和島藩の一部であった宇和町卯之町もセットで訪れてもいいでしょう。

宇和島のオススメ観光ルート①:伊達家ゆかりのスポット(西部エリア)

宇和島のオススメ観光ルートの中でも最初におとずれておきたいスポットが、伊達家ゆかりの観光スポットたちです。この伊達家ゆかりのスポットは宇和島の中心市街地の西部に密集しています。

伊達と聞くと、あの高名な独眼竜伊達政宗を思い浮かべるかもしれませんが、東北地方から遠く離れたこの宇和島は、仙台伊達家の分家である伊達家10万石の藩として、江戸時代から明治時代にかけて発展した経緯があるのです。

その初代藩主となったのは伊達政宗の長男である伊達秀宗。本来長男は通常の場合であれば家督を継ぐのが一般的ですが、伊達秀宗の場合は豊臣秀吉の猶子ということや豊臣性をもらっていたことから、徳川政権の下で生き残るために、宇和島に別家を立てる形で宇和島藩が誕生します。

以来、江戸幕府が終わりを迎えるまで、宇和島は伊達家10万石の城下町として発展することとなりました。面白い点が、宇和島藩は同じ伊達家ながら地理的な立地条件から仙台藩とは全く異なる性格を持っているということが挙げられます。

当時では異端とされてきた西洋学問である蘭学を広く取り入れ、広く蘭学者を招いて自藩を発展させました。こうした宇和島藩の歴史が、今も伊達家ゆかりのスポットとして残されているのです。

ここでご紹介する伊達家ゆかりのスポットはほぼ、宇和島城を中心にして存在しますが、各スポットとスポットの間は車で移動したほうが良いでしょう。

宇和島市立伊達博物館:伊達家と宇和島藩の歴史、豊臣秀吉像が著名

伊達家ゆかりの観光スポットというと、まず宇和島市立伊達博物館が挙げられます。この宇和島市立伊達博物館がある場所は、もともと伊達家の大名庭園があった場所に作られているため、次にご紹介する、天赦園や、伊達宗城と西郷隆盛会見場跡とセットで見ることができます。

この宇和島市立伊達博物館は初代伊達秀宗以降、9代藩主である伊達宗徳に至るまでのさまざまな資料や文化遺産が展示されています。また、あまりほかでは見ることができない豊臣秀吉画像が所蔵されています。

この豊臣秀吉画像は国の重要文化財であり、豊臣性をもらい、猶子として扱われていた伊達秀宗との関わりが忍ばれるようです。もう一つ、この宇和島市立伊達博物館は博物館の外が庭園として僅かに残されており、江戸中期の縮景風池泉回遊式庭園の一部を垣間見ることができるのです。

もともとは豊富な清流を含む大きな庭園だったとされ、現在では枯山水風に改められています。

宇和島 観光スポット おすすめコース

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宇和島市立伊達博物館の利用案内

時間:午前9時~午後5時(入館受付は午後4時30分)

休館日:毎週月曜日及び年末年始は12月29日~01月03日

 ※但し、月曜日が国民の祝日にあたる場合は開館し、翌火曜日

入館料:大人500円、高校・大学生400円、65歳以上400円、中学生以下無料

駐車場:有り(普通車15台・大型バス4台)

伊達宗城と西郷隆盛会見の場

この宇和島市立伊達博物館の目の前にある道路に柳の木が立っていますが、この場所は、かつて幕末に薩摩の西郷隆盛が宇和島を訪れた際に、藩主伊達宗城と会見した場所だと言われています。

幕末の動乱の時期に、英明な藩主が四人のことを四賢候と呼びましたが、伊達宗城は土佐の山内容堂、越前福井の松平春嶽、薩摩の島津久光とともにそのうちの一人に数えられる人物。

西郷隆盛が四賢候会議の開催に参加を呼びかける際に訪れたといいます。ここでは現在は枯れてうしなわれてしまいましたが、老松が植えられていた場所でもあり、往時を偲ぶことができるスポットです。

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天赦園:伊達家ゆかりの大名庭園

宇和島市立伊達博物館から出て、西郷隆盛と伊達宗城会見の場所から左に進むと登場するのが、天赦園です。天赦園は別名天赦公園とも言われ、伊達家の大名庭園として現存する庭園です。

天赦園は7代藩主伊達宗利が、自らの隠居場所として建設した大名庭園で、内部では美しい池泉回遊式の庭園を見ることができます。ちなみに天赦園の名前の由来は、藩祖とされる伊達政宗の詩から取られているのです。

伊達政宗は戦国時代の大名には珍しく漢詩を作ることが出来、それも一流の出来栄えだったとか。また漢詩の題材も常に自分自信を題材にしたもので、天赦園の詩も、自ら若い頃天下を目指し戦ったが、いまでは白髪の老人になっており世を楽しんでいるといった内容のものから取られています。

隠居する7代藩主伊達宗利にとってみれば、まさにピッタリの詩という感じでしょうか。この天赦園は、総面積:1240m²のうち3分の1が池で占められています。現在は国の名勝にも指定されており、美しい静かな庭園を味わうことができます。

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天赦園の利用案内

時間:8時30分から17時(4月~6月)、8時30分から16時30分(7月~3月)

休園日:12月第2月曜日~2月末期間の月曜日、年末年始

入場料:大人300円、中学生100円、小学生50円

駐車場:あり(無料)

宇和島城:藤堂高虎築城の名城 登るのが険しい

宇和島で伊達家ゆかりの観光スポットの中で、最も有名な存在が宇和島城です。宇和島城は国の史跡に指定されている観光スポットで、梯郭式の平山城です。

その構造は標高74メートルの丘陵を中心に城郭が形成されており、現在はこの丘陵に本丸、二の丸を歩いて登って天守閣まで行くというルートをとります。

宇和島城の縄張りは、築城の名手とされた藤堂高虎が行ったもので、その場所の地形をうまく生かした堅牢な作りを目の当たりにできます。

宇和島城は歩いて上りながらさまざまな見所スポットを見ていくという形になりますが、そのスタート地点は桑折氏武家長屋門から入って山を登って行きます。駐車場もこの桑折氏武家長屋門の目の前にありますのでそちらを利用しましょう。

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宇和島城の見所スポット①:巨大な平山城

上記でご紹介したとおり、宇和島城は標高74メートル程の小高い山を中心に、本丸と二の丸が形成されています。

そのため桑折氏武家長屋門から入ると、いきなり山を上って進んでいくというルートを取ることから、天守閣まで行く間に、存分に戦国時代から江戸時代にかけての平山城の構造を堪能することが出来るでしょう。

本丸までのルートは回廊のように回っていくルートと、急坂な山道を直線で行く近道のルートがありますが、行きはオーソドックスに回廊のルートを登っていくのが疲れなくてオススメです。

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宇和島城の見所スポット②:城山郷土館

山城をそのまま進んでいくと、途中で登場するのが城山郷土館です。

この郷土館は、かつて山里倉庫と言われていた武器庫を移築したもので、宇和島の民俗資料や古写真といったものを展示してあります。この山里倉庫はかつて三の丸にあったものを移築したモノになります。

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宇和島城の見所スポット③:現存する天守閣と本丸からの眺め

その後更に進むと登場するのが本丸と天守閣です。この天守閣は宇和島城で現存する貴重な文化財の一つで、国の重要文化財に登録されているものです。

この天守閣は江戸時代中期の寛文期に再建された天守閣で、高さ15.72メートルにも及ぶ天守閣です。天守閣内部にも入ることが可能で、宇和島市街の眺めを楽しむことができます。

また天守閣の外の本丸広場からも宇和島の町が一望することが出来、港まで見渡すことができます。

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宇和島城の見所スポット④:上り立ち門と児島惟謙銅像

宇和島城のもう一つの見所スポットとして、もう一つ上り立ち門があります。上り立ち門も宇和島城で現存する貴重な文化財で市指定の文化財に登録されています。

この上り立ち門は、宇和島城の南側の搦手口に設けられている門として現存し、実は創建されたのが江戸時代初期、慶長年間といった可能性もあるとか。

この搦手門付近には駐車場が無いため、本丸から歩いて下って行くか、先にご紹介した宇和島市立伊達博物館の見学ついでに足を伸ばすことをオススメします。

また、この上り立ち門の目の前には宇和島出身の政治家、児島惟謙の銅像も見れます。

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宇和島城の利用案内(天守閣)

時間:4月から9月 6時から18時30分、10月から3月 6時から17時

時間(天守閣):4月から9月 9時から17時、10月から3月 9時から16時

天守閣料金:大人200円、敬老・障害者100円、小中学生100円

無休

宇和島市立歴史資料館:明治の洋館建築が見所

次にご紹介するのが、宇和島市立歴史資料館です。宇和島市立歴史資料館は、宇和島城や天赦園から車で8分ほどの少し離れた場所にありますが、明治時代の宇和島の雰囲気を知ることができる観光スポットです。

この資料館はもともと明治17年に警察署として建築された建物で、その後町役場などとして使用、なんと建設された1884年から1992年まで現役で使用されていました。

そして現在は歴史資料館として建物自体を楽しみながら、宇和島の歴史資料を見ることができます。また、この宇和島市立歴史資料館は国の登録有形文化財の愛媛県内第1号の存在として知られ、奥深い宇和島の歴史を堪能できます。

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宇和島市立歴史資料館の利用案内

時間:9時から17時

定休日:月曜日(祝日の場合翌日)/年末年始(12/29~1/3)

駐車場:無料4台

樺崎砲台跡:幕末に築かれた貴重な西洋式砲台

もう一つ、宇和島市立歴史資料館の目の前には貴重な宇和島の歴史遺産があります。それが樺崎砲台跡。樺崎砲台跡は幕末に宇和島藩が建設した砲台で、外国の黒船からの侵入に備えるための洋式砲台です。

冒頭の宇和島の歴史の部分でもご紹介しましたが、宇和島藩は、幕末には先進的な藩として、蘭学者を招き藩の軍備を近代化していました。

例えば当時村田蔵六といった大村益次郎を藩のお雇藩士として召抱え、蒸気機関の軍艦や砲台を建造したのも宇和島藩の先進性を示す一例と言えるでしょう。

この樺崎砲台跡は安政2年(1855)に建造され三十六ポンドカノン砲と言われる大砲が5門設置されました。安政2年(1855)は、上記の宇和島市立歴史資料館の目の前にあるため一緒に見学しましょう。

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道の駅きさいや広場:新鮮な海の幸から宇和島の郷土料理まで揃う

ここで宇和島の海の幸や、郷土料理が揃うスポットをご紹介します。それが、道の駅きさいや広場です。

きさいや広場は海沿いに作られた道の駅で、一般的な道の駅と同様、その地域の特産品やお土産を揃えていますが、レストランで新鮮な海産物を味わうことができるのが特長です。

ちなみに宇和島のお土産としては、いりこやちりめん、真鯛のスモークといったものが並び、同時に米所三間町のお米や地酒といったものまで揃います。

レストランでは、「郷土料理 食の広場」が設けられており、宇和島の郷土料理である宇和島さつまめしと、宇和島鯛めしがあじわえます。

それ以外にも南予の鳥をつかった親子丼や、さまざまな海鮮丼も目白押し。宇和島の観光巡りの休憩や、食事に最適なスポットと言えるでしょう。

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宇和島のオススメ観光ルート②:寺社巡りと闘牛場(東部エリア)

続いてご紹介するのが、宇和島の中心市街地でも東部に位置する観光スポットのご紹介です。

ちなみにここでいう東部と西部は厳密な区分はありませんが、どちらかというと、上記でご紹介した伊達家ゆかりのスポットたちが宇和島市街地の西部に密集しているのに比べて、これからご紹介する神社やお寺、闘牛場などが比較敵東部に位置していることから、東部エリアとさせていただいております。

ここでご紹介する神社やお寺も、伊達家ゆかりの歴史を持っていたり、四国観光の見所の一つでもある四国八十八箇所霊場に含まれるものなど、歴史的にも価値あるスポットばかりです。

また、この西部エリアの最大の見所が闘牛場です。闘牛の歴史は日本でも古い時代から存在していますが、現代まで続いているのは、日本全国でも宇和島を含めてほんの数箇所しかありません。

ここではそんな宇和島ならではの神社やお寺、闘牛場が揃う西部エリアをご紹介したいと思います。

多賀神社と凸凹新堂:世界でも有数の性文化の博物館

宇和島の神社スポットの中でも、異色の存在なのが宇和島多賀神社です。この多賀神社は日本の神話でもお馴染みのイザナギノミコトとイザナミノミコトを祀っていますが、凸凹新堂と呼ばれる性に関する文化を祀った博物館があるのです。

この凸凹新堂では、日本だけではなくアジア諸国から集められた数万点にも及ぶ性文化財と民俗資料や風俗資料が集結しており、これは世界でも最大級の規模だとか。

中には江戸の浮世絵文化を代表する浮世絵師の一人、喜多川歌麿の作品なども展示されているのです。

また国別で見ても、中国、韓国、ネパール、インドなどにはじまり、一部イタリアやポルトガルといったヨーロッパ諸国のものも展示されているのです。1階は国内資料の展示、2階は海外資料、3階は浮世絵などが展示されています。

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和霊神社:伊達家の創業を助けた名臣山家公頼を祀る神社

お次にご紹介するのが、宇和島多賀神社からすぐの場所にある和霊神社です。和霊神社は日本一の石造りの大鳥居を持つ四国でも指折りの大社です。

四国や中国地方にかけて多くの分社を持ち、毎年お祭りが行われる7月23日と24日の和霊大祭では、お次にご紹介する闘牛大会が催されるのとあわせて四国中から多くの人が訪れます。

この和霊神社は、伊達家に非常に深く関わる神社で、祀っているのが、宇和島藩を創業するときの功臣、山家公頼なのです。大名の家臣を祀ってこれだけの規模の神社というのは他の地域では例がなく、宇和島ならではの存在と言えるでしょう。

この山家公頼は、疲弊していた宇和島を初代伊達秀宗の元で手腕を古い、産業を起こして民政に従事した人物ですが、他の家臣の讒言にあい、殺害されてしまいます。その後宇和島には多くの事件や天変地異が起きたため、伊達家では山家公頼を祀るために和霊神社を建設し祀ることにしたのです。

和霊神社はいまでは四国でも指折りの大社として、多くの人に親しまれているのです。

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宇和島市営闘牛場:年間5回の開催。日本で数少ない闘牛場

宇和島には、日本で非常に数少ない文化となっている闘牛を行う場所があります。それが宇和島市営闘牛場です。

宇和島市営闘牛場は年間5回の開催を行っている闘牛場で、ほかでは目にすることができない貴重な日本の伝統文化を見ることができます。

もともと闘牛は日本でも神事として古くから行われており、明確な起源はわかりませんが自然発生したものとされています。

現在では、この宇和島を始め新潟県長岡市、小千谷市、岩手県久慈市、島根県隠岐島、鹿児島県徳之島、沖縄県うるま市といった地域で行われています。

ここ宇和島では、1月、4月、7月、8月、10月の全5回を開催しており、特に7月に開催される闘牛大会は、上記の和霊神社のお祭り和霊大祭の闘牛大会なため、非常な賑わいを見せます。

是非宇和島の闘牛大会は、日程があえば見学しておきたい場所です。

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宇和島市営闘牛場の開催日程

1月2日(正月場所)

4月第1日曜日(4月場所)

7月24日(和霊大祭7月場所)

8月14日(お盆場所)

10月第4日曜日(秋場所)

 

入場料

【前売券】大人・高校生:2,500円

【当日券】大人・高校生:3,000円

中学生以下:無料

龍光院:伊達家ゆかりのお寺で四国八十八箇所40番奥院

四国観光の一つの楽しみ方でもある四国八十八箇所霊場巡り。弘法大師空海ゆかりのお寺を巡ることでご利益を得ようというものですが、宇和島にも四国八十八箇所霊場が何箇所が存在します。

そのうちの一つが龍光院です。龍光院は、四国八十八箇所霊場という面と、伊達家ゆかりのお寺という面を併せ持ったお寺で、初代宇和島藩主である伊達秀宗が入部した際、この場所が宇和島城の鬼門にあたることから、宇和島藩の安寧を願うために開山したのが龍光院です。

また、同時に龍光院は四国八十八箇所霊場第四十番札所奥の院として、四国別格二十霊場六番札所としても利用できるお寺で、高台にそびえる眺めのいいお寺となっているのです。

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伊吹八幡神社:源義経が植えさせた2本のイブキが天然記念物に

宇和島の神社スポットのうち、少し離れた場所にあるのが伊吹八幡神社です。伊吹八幡神社は、もともと大分県の宇佐八幡神社から勧進されて創建された神社ですが、ここでは貴重な二本の天然記念物の巨木を見ることができるのです。

この二本の木は源義経が家臣に命じて植えさせた木で、現代まで成長し続けその大きさはなんと、側の株は幹周り4.2メートル、右側のものは4.8メートル、高さ20メートル以上まで成長し、樹齢およそ800年以上とも言われています。

源義経は、平氏を追討したのち、朝廷から伊予国の守護に任命されてますが、その時自分の領国でもある伊予に家臣を派遣して植えさせたのがこのイブキです。そんな時代を感じさせてくれる神社がこの伊吹八幡神社なのです。

ちなみに、ここでは藤堂高虎奉納の絵馬や、初代宇和島藩主伊達秀宗の太刀と薙刀が奉納されています。

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宇和島のオススメ観光ルート③:宇和町卯之町とセットで(北部エリア)

宇和島の主要な観光スポットは、これまでご紹介してきた宇和島の市街地が中心ですが、北部にも2箇所の四国八十八箇所霊場が存在します。

この二つの神社は、宇和島のすぐ隣にある西予市の観光スポットでもある宇和町卯之町との中間地点にあり、宇和町卯之町の観光とセットで訪れるのがオススメ。

ちなみに宇和町卯之町は、現在は西予市に区分されていますが、江戸時代では宇和島藩の領地として、宇和島藩領の在郷町として栄えた経緯もあります。

宇和町卯之町に関しては「西予市の一大観光スポット。宇和町卯之町とその周辺」でご紹介しておりますので、詳しくはそちらをご参照いただければと思いますが、ここでは簡単にご紹介をさせていただきます。

宇和町卯之町:重要伝統的建造物群保存地区と蘭学者の町並み

宇和町卯之町は、かつて江戸時代までは宇和島藩の在郷町として栄えた場所です。今も江戸時代から明治、大正にかけての古い建物を数多く残している関係から、町並みそのものが価値があるとされる重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

そのまちの特長は一言で言うと、蘭学で栄えた宇和島の取り組みや、著名人たちの軌跡が残されている町と言えるでしょう。これまでもご紹介してきましたが、宇和島は江戸時代には蘭学者を何人も招聘し、自藩の近代化に積極的な藩でした。

宇和町卯之町は、実はそんな蘭学者たちが数多く訪れ、住んでいた街でもあるのです。二宮敬作や村田蔵六、高野長英といった人物が訪れました。

特に二宮敬作はかの高名なシーボルトの弟子として、シーボルトの娘イネを養育し、日本で最初の女医に育てた人物として知られます。また、同門の高野長英を匿い、後に村田蔵六(大村益次郎、日本近代兵制の祖)を招きました。

宇和町卯之町はそんな蘭学者たちが活躍した在郷町なのです。町並みにそのものが見所があり、散策には最適なスポットになっていますので、是非、町歩きにオススメの場所です。

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龍光寺:四国八十八箇所霊場第四十一番札所

宇和島から宇和町卯之町に向かって北上している途中に登場するのが、龍光寺です。龍光寺は四国八十八箇所霊場の第四十一番目札所でもあるお寺。

ここは弘法大師空海がこの地を訪れた際に、白髪の老人に出会い、その言動から五穀大明神の化身と悟って開いたのが始まりとされています。

龍光寺は非常に美しいお寺で、特に紅葉の季節には境内にある紅葉が色付き美しい姿を見せてくれるスポットです。またこのお寺には龍の目玉があると伝えられており、直径10センチほどの黒い石が本堂に祀られています。

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佛木寺:四国八十八箇所霊場の第四十二番札所、西園寺氏の菩提寺

 

龍光寺を北上するとお次に登場するのが佛木寺です。佛木寺も四国八十八箇所霊場の一つで第四十二番札所にあたります。

この佛木寺も龍光寺と同様弘法大師空海自らが開設したお寺で、戦国時代まではこの地の領主でもあった西園寺氏の菩提寺として栄えました。

こちらは巨大な山門がひときわ注目を集めますが、現代に入って立て直されたものです。また安置されている木造弘法大師坐像は、檜造りのもので、木造大日如来坐像とともに愛媛県指定の文化財に指定されています。

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宇和島のオススメ観光ルート④:海のスポットと巨大庭園(南部エリア)

最後に、宇和島の観光スポットで南部に集中しているのが海に関するレジャースポットです。

この宇和島市の南部のエリアは、すぐ下の愛南町とあわせて南レクという言葉で表現され、海水浴場やキャンプ、巨大庭園の南楽園などが存在するのです。

特に南楽園は現代に入って作られた庭園ですが、日本で最大級の大きさを誇り、美しい姿を見ることができます。

また、海を渡って行く日振島は海水浴やキャンプ場などのリゾートスポットとして知られています。

南楽園:日本最大級の日本庭園

南楽園は宇和島市内から車で30分ほどの場所にある巨大な日本庭園です。

日本庭園の中では珍しく現代に入って建設された場所で、巨大な池泉回遊式日本庭園が登場します。

特に園内にはさまざまな花が咲いており、季節によって花祭りが楽しめるスポットでもあるのです。

宇和島 観光スポット おすすめコース

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南楽園の利用案内

時間:9:00~17:00 (休園期間 12月29日~1月1日)

入園料:大人300円、小人(小・中・高校生):150円

日振島と日崎海水浴場:海賊藤原純友の根拠地

宇和島から高速船でアクセスすることができるのが日振島です。日振島は7月から8月にかけて海水浴場やキャンプスポットとして開放される島として、海の隠れたレジャースポットとされています。

この島は、平安時代の有名な武士で海賊である藤原純友の根拠地であったという伝説があり、こうした伝説を感じながら夏のリゾートでゆったり過ごすことも可能です。アクセス方法は新内港から高速船で50分かかります。

まとめ

これまでご紹介してきたように、宇和島は歴史あり、文化あり、食有り、レジャーありといったさまざまな観光を楽しむことができるスポットです。

伊達家ゆかりのスポットを中心に、宇和島ならではの郷土料理や食を楽しむ、さらには季節に応じたレジャーや、期間限定の闘牛を楽しむなど、季節に応じた楽しみ方も可能。

またすぐ上にある西予市の観光スポットでもある宇和町卯之町とセットで訪れても、宇和島の奥深さが感じられるかもしれません。愛媛のオススメ観光地です。

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