上田市の観光スポットたち。真田氏ゆかりの場所から最古の温泉まで

上田市とは、真田氏ゆかりの街、信州最古の温泉も

大河ドラマにもなった真田氏。そんな真田氏ゆかりの町が信州の上田市です。上田市は、長野市、松本市についで三番目の人口を誇る町として知られ、長野県の中核都市としても有名です。

上田市は戦国時代から江戸時代にかけて有名な真田氏の根拠地としても知られます。徳川家康の大軍を二度にわたって退けた真田昌幸や、大坂の陣で徳川家康を追い詰めた真田信繁など、歴史上になおとどろかせた武将も輩出しました。

そんな上田市の観光スポットは、実は真田氏ゆかりの場所以外にも、さまざまな見所スポットが存在するのです。例えば、信州最古の温泉として知られる別所温泉には、国宝クラスの文化財が目の当たりにできる風情漂うお寺や、善光寺とセットでお参りが進められる北向観音など、温泉以外にも見所が盛りだくさん。

また、ビーナスラインのゴール地点として知られる美ヶ原高原は上田市に属する絶景スポットです。そんな観光資源が盛りだくさんの上田市の観光スポットをご紹介します。歴史から温泉、更には大自然の絶景スポットまで、さまざまな楽しみ方ができるのが特長です。

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上田市の観光ルート。4つのエリア

上田市の観光スポットは大きく分類すると4つのエリアに分けることが出来ます。第一が、市の中心部である上田駅の周辺エリアです。

この上田駅周辺エリアでは、真田氏の居城であった上田城や、上田市立博物館、更には有名な真田氏を題材にした小説『真田太平記』の世界がわかる池波正太郎真田太平記館など、真田氏関連の観光スポットが登場します。

上田市の観光エリアの第二は、別所温泉です。別所温泉は、信州最古の温泉街といわれる観光スポットで、温泉だけではなく、国宝が見られる安楽寺や、善光寺詣とセットで進められる北向観音などが見所です。

第三のエリアが、茅野市から続く全長76キロメートルのドライブコース、ビーナスラインのゴール地点ともいえる美ヶ原高原エリアです。こちらでは雪の期間は閉ざされてしまいますが、春から秋にかけては標高2000メートルからの大絶景や、野外彫刻が有名な美ヶ原高原美術館を楽しめます。

そして最後に第四のエリアがお隣東御市にある海野宿エリアです。真田氏はもともと海野氏の出であったとされ、上田市のお隣とはいえ、関わりが深い場所といえるでしょう。この4つのエリアはそれぞれ離れているため、スポットごとに回ると効果的といえるでしょう。

 

上田市の観光ルート①。上田駅中心エリア

上田市の観光ルートとして第一にご紹介するのが、上田駅中心エリアです。上田駅を中心とする観光スポットの特長は、真田氏ゆかりの観光スポットが見れるというのがあげられます。

とりわけ有名なのが上田城で、この城は有名な真田昌幸が築城した城として知られ、二度にわたって徳川の大軍を退けた構造などが目の当たりにできます。また、この上田城とセットで見られる場所が上田市立博物館です。こちらでも貴重な上田市の文化財が展示されています。

 

上田城、真田昌幸が築城した名城

上田城は、真田氏の中においても、知将として名高い真田昌幸が築城した城です。真田昌幸は兄二人が長篠の合戦で戦死したため真田氏の家督を継いだ武将で、武田氏の滅亡や本能寺の変後の混乱を巧みに切り抜け、更には侵攻してくる徳川家を退けることで、豊臣時代に信州上田の所領を守り切ったことで知られています。

特に徳川家を二度にわたって退けた上田合戦で、中心的役割を果たしたのがこの上田城です。真田昌幸が作り上げた上田城は、まさに自然の要害ともいえる特長を示し、上田盆地と千曲川の地形を存分に生かして作られています。例えば、千曲川の分流とされえていた尼ヶ淵は、現在駐車場になっていますが、ここから見上げる上田城は、まさに攻めあがることが極めて困難であることを連想させます。

また、ちなみに現在みられる上田城は、真田氏ののちに領主となった仙石氏が築いたものですが、上田城本丸南櫓と東虎口櫓門は近代的な城郭の姿を残しつつ、防御の固さを実感させられます。更に、上田城内部にある神社では、真田幸隆、真田昌幸、真田昌幸など三代にわたって智将の名を挙げたことにちなみ、知恵の神様として受験生などにも人気です。

また桜の季節には、お花見スポットとして知られており、多くの人が訪れる場所でもあります。

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上田市立博物館

上田城は現在、上田城址公園となっていますが、城跡のすぐ隣に上田市立博物館があります。この上田市立博物館は、上田城の歴代城主の甲冑や、織田信長が所蔵したとされている小紋地桐紋付韋胴服(国の重要文化財)などが見ることが出来ます。

こちらも是非、上田城とセットで訪れておきたい場所です。

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上田城・上田市立博物館の利用案内

所在地:長野県上田市二の丸6263番地イ

料金:上田城南櫓・北櫓・櫓門、市立博物館 観覧料 一般300円、高校生以上200円、小中学生100円

共通観覧料(市立博物館常設展及び南櫓・北櫓・櫓門の観覧)一般500円、高校生以上300円、小・中学生150円

営業時間 08:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日 水曜日・年末年始・祝祭日の翌日

池波正太郎真田太平記館

真田氏を描いた作品として有名な存在が池波正太郎の真田太平記です。全12巻の大長編で、真田昌幸から真田信幸、真田信繁を描いた作品として有名です。

この真田太平記の作者でもある池波正太郎と、真田氏の魅力について知られる展示館が池波正太郎真田太平記館なのです。常設展と企画展が開催されていますが、常設展である池波正太郎コーナーにおいては、池波正太郎が小説を執筆していた様子や愛用の品々が展示されているほか、小説を書く時の苦悩なども知ることが出来ます。

また、真田太平記コーナーでは、真田氏の歴史が年表風にわかるほか、真田太平記の舞台にもなった場所が模型で見ることが出来ます。こちらはぜひ、真田氏ゆかりの上田城などとセットで見ると、より一層歴史が知ることができます。

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池波正太郎真田太平記館の利用案合

所在地:〒386-0012 長野県上田市中央3丁目7番3号

TEL:0268-28-7100

FAX:0268-28-7101

開館時間:午前10時から午後6時、入館は5時30分まで

料金:大人400円、高校生・大学生260円、小中学生130円

別所温泉エリア。信州最古の温泉と国宝も見れるお寺

上田市の観光スポットとしておすすめな場所が別所温泉エリアです。別所温泉は信州最古の温泉といわれる温泉街で、なんと伝説の景行天皇の時代、日本武尊がこの地を訪れた際に発見されたともいわれています。

そのことから信州最古であると同時に日本最古の温泉の一つにも挙げられており、事実、日本書紀の記述では天武天皇がこの地に入湯した話や、源平合戦で知られる木曽義仲が入湯したとの伝説もあります。

また、のちにご紹介しますが、安楽寺で見られる国宝八角三重塔は、鎌倉時代にこのあたりを本拠地とした北条氏が建立したものとして、その歴史的な古さが感じられることでしょう。現在では共同浴場を中心に、大湯、大師湯、石湯といわれる共同浴場があり、戦国時代には真田氏も温泉に入ったといわれています。

 

北向観音。善光寺とセットで見たい名所

別所温泉の観光スポットとして、ぜひ訪れておきたい場所が北向観音です。北向観音は、西暦825年、今から1200年近く昔に建てられた神社で、天然記念物で22メートルもの高さを誇る愛染かつらが見所です。

この北向観音は、善光寺とついになっている存在として知られ、善光寺が極楽浄土へのご利益があるとされている一方、北向観音は現世へのご利益があるとされています。

そして片方だけ参詣するのは方詣りといわれており、両方お参りするとより一層ご利益が得られるといわれているのです。また、こちらの北向観音の本坊である常楽寺は国の重要文化財の石塔などが見ることができます。

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安楽寺。国宝の八角三重塔が見所

別所温泉で最大の見所スポットの一つが、安楽寺の国宝、八角三重塔です。安楽寺は鎌倉時代に建てられたお寺で、日本の臨済宗のお寺の中では、鎌倉の建長寺などとともに、最も古いお寺の一つとされています。

その後戦国時代に曹洞宗に改められました。とはいえ、臨済宗の禅の雰囲気を濃厚に残すお寺で、中でも国宝に登録されている八角三重塔はその美しい姿が周辺の木々の雰囲気と相まって独得の景色が味わえます。八角の塔は、行基の建立のものといわれており、長野県の建造物の中で最も古い文化財の一つです。

最近では、日本最古の禅宗建築ともいわれており、大変珍しい姿を見ることができます。

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国宝八角三重塔の利用案内

所在地:長野県上田市別所温泉2361

開館時間:3 – 10月 8:00 – 17:00、11 – 2月 8:00 – 16:00

拝観料 :300円

海野宿。東御市エリアの宿場町

お次にご紹介する上田市の観光スポットが東御市に登場する海野宿です。海野宿は江戸時代に設けられた宿場町の一つで、かつての北国街道沿いに残されています。もともとこのあたりは、海野氏の領地として栄えた場所で、上田市ゆかりの真田氏も、もともとはこの海野氏の出だといわれています。

海野宿は、そんな真田氏とも関係があることや、上田市のすぐお隣ということから、上田市の観光スポットの一つとして訪れてみてもいいでしょう。

この海野宿は、江戸時代初期の寛永二年1625年に開設された宿場町で、街道の左右には江戸時代から明治時代の雰囲気を濃厚に残す町並みが広がることで有名です。さまざまな飲食店などが立ち並び静かな街道はゆったりとした散策にぴったりです。

 

美ヶ原高原

上田市の観光エリアとして、最後にご紹介するのが美ヶ原高原エリアです。美ヶ原高原は、ビーナスラインでもご紹介しましたが、茅野市から続く全長76キロメートルのビーナスラインの終点ともいえる場所で、標高2000メートルクラスの大絶景が堪能することが出来ます。

冬の期間は雪山として閉ざされてしまうため通行止めになってしまいますが、春から夏、秋にかけては、牧草地としても利用され、雲の中の散策が楽しめます。また美ヶ原高原にある美ヶ原高原美術館は、野外彫刻の展示が楽しめる博物館として、優雅なひと時を味あわせてくれることでしょう。

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まとめ 

上田市の観光スポットは、真田氏発祥の歴史スポットや、江戸時代の宿場町など歴史や文化が楽しめるほか、国宝があり信州最古、日本最古ともいえる別所温泉など温泉スポットとしても利用できます。

更に標高2000メートルからの大絶景や美術館が楽しめる美ヶ原高原は夏の避暑地スポットとしても最適です。ぜひ、奥深い観光が味わえる上田市の観光をお楽しみください。