茅野市の尖石・与助尾根遺跡。縄文文化と自然を体感学習スポット

長野県の特別史跡。尖石・与助尾根遺跡

長野県は日本アルプスが横たわる大自然の県ですが、そこには古来からの遺跡が多数残されています。特に縄文時代や弥生時代の遺跡の多数が残されており、遺跡見学を楽しむことができます。

以前もご紹介した日本三大遺跡の一つにも数えられる平出遺跡を始め、有名な遺跡が数多く存在します。本日ご紹介する尖石・与助尾根遺跡もそんな長野を代表する縄文時代の遺跡の一つ。長野県の遺跡の中では特別史跡に認定されています。

縄文時代を代表する茅葺き屋根の住居を始め、出土品が多く展示されている尖石縄文考古館といった博物館や、長野の大自然を体感できる自然の森などが広がります。この遺跡観光の一体は、尖石遺跡と与助尾根遺跡の二つを合わせて一つの遺跡スポットとされています。

八ヶ岳西側の山嶺地帯にあり、標高1050メートル地帯の遺跡として、夏でも涼しい時間を味わうことができ、縄文時代の文化に触れるだけではなく、自然のひと時を堪能することができるでしょう。本日は茅野市を代表する縄文文化の遺跡、尖石・与助尾根遺跡をご紹介します。

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尖石・与助尾根遺跡へのアクセス

尖石・与助尾根遺跡は八ヶ岳の西側に位置しています。八ヶ岳周辺の観光は白樺湖やビーナスラインが有名ですが、尖石・与助尾根遺跡は白樺湖へ向かう道から少し離れた場所にあり、茅野駅からは車で約17分ほどの場所に。諏訪インターから出てすぐのカンデオホテルズ茅野からは車で約20分ほどで行くことができます。白樺湖や高原観光が味わえるビーナスラインの途中で立ち寄ることもできます。

尖石・与助尾根遺跡はこちらです

縄文時代の住居が目の当たりにできる

尖石・与助尾根遺跡は、国道をはさんだ二つの遺跡から構成されています。南側が尖石遺跡、北側が与助尾根遺跡という形に分かれていますが、今では基本的にこの二つを一緒の遺跡として見ています。尖石遺跡のほうは1929年に発掘が進められ竪穴式住居跡が33箇所も見つかるほどの大規模遺跡ということが分かりました。

しかし今では緑が生い茂る平地となっています。また北側にある与助尾根遺跡のほうでは、28箇所の住居跡が発掘され、そのうちのいくつかは縄文式の住居として茅葺き屋根の遺跡を目の当たりにすることができます。

またこの二つの遺跡からはいくつかの出土品が見つかり、尖石遺跡では石鏃が41、石斧が45、与助尾根遺跡では石鏃10、石斧14が発見されています。ちなみにこうした遺跡で出土した品々は、茅野市尖石縄文考古館で土偶などとともに展示されています。

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大自然の中、散策ができます。

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遺跡の博物館もあります。

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散策ルートは結構整備されていて綺麗です。

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縄文時代の遺跡が復元されています。

大自然の散策を満喫。周辺に美術館も

尖石・与助尾根遺跡のもう一つの特長は、標高1000メートルちかい高地にあることや八ヶ岳周辺ということもあり大自然に囲まれた自然観光のスポットということが挙げられます。
遺跡の住居跡の散策と同時に、森林に囲まれた木道の散策路は涼しいマイナスイオンの時間を提供してくれることでしょう。この尖石・与助尾根遺跡には青年自然の森といった施設も設けられており、縄文文化と自然の体験もできます。

またこの自然に囲まれたスポットの散策の一つとして、京都造形芸術大学付属の康耀堂美術館に行くことも可能。美術館までは徒歩にしてわずか数分の場所です。大自然の涼しい観光とともに美しい絵画や美術品に触れてみるという過ごし方もできるのが魅力の一つです。

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自然の森

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自然体験学習の場でもあるのです。

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周辺にはたくさんの美術館も

まとめ

尖石・与助尾根遺跡は茅野市を代表する縄文時代の遺跡です。長野県では数々の遺跡が現存していますが、縄文式の住居とともに、博物館、大自然、美術館なども一緒に堪能できる場所はなかなかありません。八ヶ岳山嶺付近の自然文化の観光スポットとしてオススメです。

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