栃木市の観光スポットと回り方

 栃木市の観光の特長。巴波川と蔵の街

栃木県栃木市、栃木県の県庁所在地は宇都宮市ですが、かつて栃木市は明治時代に県庁所在地があった場所です。江戸時代から日光東照宮へ向かう宿場町として栄え、また、江戸との交易によって栄えた蔵の街としても知られます。

特に江戸との交易では、利根川水系の巴波川を利用した水運によって行われ、材木を中心に栃木市から江戸の木場まで物産が運ばれるという形態により栄えました。そのため栃木市を通る巴波川沿いには、多数の蔵が立ち並び現代にもその風景が残されているのです。

また日光東照宮へ参拝する途中の宿場町として例幣使街道が通っており、例幣使街道沿いにも、多くの見世蔵が立ち並びました。そんな栃木市は、江戸や京都といった大都市を彷彿とさせる殷賑を極め、同じく蔵の街として発展した川越市などとともに「小江戸」や「小京都」といった名称でも親しまれます。

そんな小江戸蔵の街栃木市ですが、こうした美しい町並みの特色や観光スポットの豊富さから、最近では「住みたい田舎ベストランキング」(宝島社『田舎暮らしの本』2月号)の二部門で第1位を獲得するなど、その町としての魅力が注目され始めています。

本日は小江戸蔵の街が堪能することができる町、栃木市の観光スポットやおすすめの回り方をご紹介します。

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栃木市の観光の回り方と2エリア。都市中心部と郊外

栃木市の観光スポットは、大きく分類すると2つの区分に分けることができます。第一が、小江戸蔵の街としての観光スポットが集中する中心市街地。

第二が、郊外に広がる大自然いっぱいの観光スポットたちです。第一の栃木市の中心市街地は江戸時代の街並みを彷彿とさせる多数の観光スポットたちが登場します。こちらでは町歩きをしながら巴波川沿いの美しい風景や、かつての見世蔵を改造したさまざまな観光スポットを巡ることができます。

一方、栃木市の郊外の観光スポットでは、自然が満載のスポットが広がります。太平山やみかもやま公園など、都会では味わうことができない大自然を味わうことができます。いわば栃木市は歴史的な街並みと大自然、この二つが十分堪能することができるのが特長です。

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栃木市へのアクセス

栃木市は車でアクセスする場合には東北自動車道栃木インターチェンジを降りて3キロほどの場所に、また、電車ではJR両毛線と東武日光線でアクセスすることが可能です。

 

 

栃木市の観光ルート1。小江戸蔵の街が堪能できる中心市街地エリア

まず初めに栃木市の観光スポットのメインともいえる中心市街地のエリアについてご紹介しましょう。栃木市の中心は先にもご紹介した通り、二つの特長があります。第一が巴波川を中心にした水運によって江戸との交易で栄えた貿易町として。

第二の特長が日光東照宮へ行く途中の宿場町としてです。江戸時代に形成されたこの二つの特長が現在も栃木市の観光スポットに大きく残されています。栃木市の主要な観光スポットはこの二つ、巴波川沿いと例幣使街道沿いに集中しています。

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巴波川沿いの観光スポット

巴波川とは、「うずまがわ」と呼びます。利根川水系渡良瀬川の支流の川で、江戸時代にはこの川を通って利根川に出て江戸まで船で物資を運びました。そのため必然的に巴波川沿いには物資をためておく蔵が建設され蔵の街が形成されていったのです。

ちなみに巴波川の名前の由来は「ウズを巻き、波を立てて流れる」という川の状態から由来しているとされ、現在では穏やかな流れですが江戸時代当時は流れのはやい川だったことがうかがえます。

ちなみに例幣使街道は江戸から日光東照宮まで続く街道ですが、徳川家康が東照宮へ埋葬される際にも、江戸からこの巴波川を通って物資が運搬されたとの記録もあります。この巴波川が栃木市の観光の重要な要素を構成しており、景色だけではなく貴重な蔵の街の原風景も堪能することができるのです。

 

 巴波川遊覧船

巴波川の風景や蔵の街の観光を味わえるメインの観光スポットの一つが巴波川遊覧船です。巴波川遊覧船は、かつての渡し舟を模した船によって巴波川を遊覧できる栃木市ならではの観光スポットです。およそ20分間の遊覧の間は、巴波川から蔵の街を眺められ江戸時代ならではの雰囲気を味わうことができます。

この20分の周遊の間には、蔵の街遊覧船の名物として有名な船頭さんの船頭唄も聞くことができます。更にこの巴波川では季節ごとによって楽しめる美しい催しものがあるのです。毎年10月から1月に行われる、うずま冬ほたるキラフェスでは3万個のLEDが取り付けられ、巴波川(うずまがわ)がライトアップされるという取組が行われます。

巴波川全体が美しく幻想的な空間になり、その中を遊覧することができるのです。巴波川遊覧船では待合所も見所が満載です。遊覧船の実物展示や、江戸情緒たっぷりの屋敷を目の当たりにできます。

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 蔵の街遊覧船の利用案内

 

所在地:〒328-0037 栃木県栃木市倭町2-6 蔵の街遊覧船待合処

TEL・FAX 0282-23-2003

電話受付時間 10:00 ~ 15:00

休日:年末年始、荒天時

運行時間:3月~11月10時~16時、12月~2月10時~15時

料金:大人中学生以上700円、小人小学生500円、幼児無料

塚田歴史伝説館。江戸時代の材木問屋の蔵屋敷

巴波川沿いのもう一つの観光スポットが塚田歴史伝説館です。塚田歴史伝説館は、巴波川遊覧船の待合所の隣にある蔵屋敷で、江戸時代、材木の廻船問屋であった蔵屋敷です。こちではかつての江戸時代の蔵屋敷をそのまま目の当たりにすることができるスポットとして有名です。

既に述べましたが、栃木市は江戸への材木交易を通じて栄えた町ですが、塚田歴史伝説館のあるこの材木屋敷から巴波川(うずまがわ)を上り、利根川に出て、江戸の木場まで三日三晩かかって材木を運んだといわれています。

江戸時代当時には材木を運ぶ際、その材木で筏として組んで運んだとされており、木場に運ばれます。ちなみに木場は現在でも材木の集積地として有名です。

この塚田歴史伝説館では、全部で8個にも上る広大な蔵が立ち並び、内部では当時の主力製品であったさまざまな材木を目の当たりにすることができます。また江戸時代の豪商の屋敷を彷彿とさせる日本庭園が設けられており、巴波川によって発展した栃木市の歴史的背景がうかがえます。室内では機械仕掛けの人形が出迎えてくれることでしょう。

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塚田歴史伝説館の利用案内

所在地:〒328-0037 栃木県栃木市倭町2-16

TEL: 0282-24-0004

営業時間:9:30~17:00

定休日:毎週月曜

料金:一般 700円/中学生 350円/小学生 350円

横山郷土館。明治初期の銀行と洋館が見れる

巴波川沿いに建つもう一つの観光スポットとしておすすめなのが横山郷土館です。横山郷土館は明治時代に建てられた建物で、南側が銀行、北側が麻問屋という構造をした大変珍しいスポットです。もともとこの横山郷土館の元である横山家は栃木の豪商として麻問屋を営んでおり、近代化が進む明治時代には栃木共立銀行を設立しました。

現在ではこの栃木共立銀行はありませんが、明治41年から昭和7年まで栃木市で運営を続けていました。この名残をのこし、横山郷土館は、半分が麻問屋として、半分が銀行として、出入り口もそれぞれ別々に設けられている珍しい建物を残しています。

明治時代の洋館らしく、銀行も朝問屋も外壁には鹿沼産の深岩石が積まれる作りで、赤で作られた建物は、まさに明治の洋館そのもの。更には、内部の構造は和洋折衷による独特の姿を残しており、栃木市が誇る貴重な文化財として、登録有形文化財に指定されているほど。こちらも巴波川沿いの風景を構成する貴重な観光スポットとしておすすめです。

 

 横山郷土館の利用案内

所在地:栃木県栃木市入舟町2-16

TEL:0282-22-0159

営業時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

定休日:月曜日(月曜日が祝祭日の場合は開館、翌日休館)

最寄駐車場:なし。蔵の街第1駐車場

入館館料:大人 : 300円(団体200円) / 中学生以下 : 無料

 栃木県庁堀

横山郷土館のすぐ裏手ある見所スポットがかつての栃木県庁があった場所にある県庁堀です。冒頭でもご紹介しましたが、栃木県庁はかつて明治時代初期にはここ栃木市に設けられており、その名残が現在の横山郷土館の裏手で見ることができます。

この県庁の堀は、明治時代当時にできたものとして、県の指定文化財、史跡に登録されています。蔵の街栃木の魅力は、江戸時代の風景が代表的ですが、近代化に進む明治期の雰囲気も残されており、見所スポットの一つとして楽しめます。こちらの栃木県庁堀は、横山郷土館から徒歩2,3分ほどですので、ぜひ見てみてください。

 

 例幣使街道沿いの観光スポット。蔵の街

お次にご紹介するのが例幣使街道沿いの観光スポットたちです。例幣使街道とは、江戸から日光東照宮へと続く街道のことで、日光東照宮に幣帛を奉献するための勅使が通ることからそう名付けられた街道です。

冒頭でもご紹介した通り、栃木市はこの例幣使街道の重要な宿場町として知られ、江戸との交易でにぎわうだけではなく、例幣使街道の宿場町としても栄えました。この宿場町沿いには多数の見世蔵が立ち並び、お土産やかつての見世蔵の風景、更には改装された観光スポットとして楽しむことができます。

 

 栃木郷土参考館

栃木市で見世蔵といえば郷土参考館が代表的な存在です。郷土参考館は、江戸時代に栃木市で質商を営んでいた板倉家の建物で、母屋と土蔵から構成されています。実際、板倉家が質屋を営んでいたのは200年も前のことで、本格的な江戸時代の土蔵を堪能することができ、貴重な姿を目の当たりにすることができるのです。

ちなみに土蔵とは、安土桃山時代から本格的に日本に広まった建築物のことで、主に貯蔵庫や保管庫として使用された建物です。そのため、内部の貯蔵品を外部から侵入するネズミや害虫などから守るため、ネズミの侵入を防ぎ、虫などの繁殖を防ぐ仕掛けが施されていました。栃木郷土参考館ではそんな江戸時代の貯蔵庫の工夫も見ることができます。

例えば、入り口に設けられているねずみ返しは、ネズミが侵入できないように防止する斜めの板です。またネズミより小さい害虫を駆除するためには、当時から駆除剤などの代わりとして、当時から草を焚いて駆除する方法がとられてきました。床に設けられた柱状の空気孔はまさにそのためのもので、今でいうバルサンの役割を果たしていたのです。

栃木郷土参考館では、こうした江戸時代そのままの土蔵が残されており、楽しむことができます。

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栃木郷土参考館の利用案内

所在地:栃木県栃木市倭町4-18

営業時間:10:00 ~ 16:00

定休日:月曜日

料金:無料

 とちぎ蔵の街観光館。お土産と観光情報の拠点

例幣使街道沿いに立ち並ぶ見世蔵の一つとして代表的な存在が、とちぎ蔵の街観光館です。とちぎ蔵の街観光館はもともと荒物・麻苧問屋田村家の見世蔵であったものを改装したたてものになります。ちなみに見世蔵とは、商店と蔵が一体となった独得の建築物のことで、場合によっては、母屋などの住居機能も一体となった建物です。

とちぎくらの街観光館であった、田村家も、見世蔵の代表的な存在で、保管庫である土蔵と、住居である母屋が一体となった構造物でした。この見世蔵を改装し、現在では観光案内の拠点として利用されているのです。ここでは食事以外に、お土産販売なども行っており栃木市観光の拠点として利用できます。

見世蔵の特長として、先に多数の機能が集約されているということをご紹介しましたが、正面から見ると一つの建物に見えますが、実際は非常に奥深い建物で、この田村家を改装したとちぎくらの街観光館も、その代表的な存在です。

建物は4棟から構成されており、1階と2階に分かれています。1階では観光案内所とともに民芸品などの販売されているコーナーが、その奥には物産販売や交流ホール。一番奥の棟には、お食事処が3軒入っています。ぜひ栃木観光の拠点として立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

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とちぎ蔵の街観光館の利用案内

所在地:栃木県栃木市万町4-1

TEL:0282-25-0560

FAX:0282-25-0560

営業時間:9:00 ~ 18:00

定休日:12月29日~1月3日

あだち好古館。歌川広重の東海道五十三次など多数の古美術が展示

例幣使街道の見世蔵の観光スポットとして、もう一つ代表的な存在が「あだち好古館」です。「あだち好古館」も、かつての江戸時代から栄えた見世蔵の一つで、呉服などを手がけたとされる卸問屋の商人、安達幸七の見世蔵を改装しています。

それに伴って、展示されている品々も安達幸七が収集した美術品の多くで、浮世絵や書画、古美術品などが公開されています。こちらの「あだち好古館」も見世蔵の特長として、非常に奥行があり、なんと1号室から7号室まであるほど。

「あだち好古館」で見られる美術品のうち、最大の見所の一つが歌川広重の東海道五十三次の版画です。また幕末の著名人として知られる頼山陽や大久保利通、勝海舟、乃木希典などの書も見所の一つ。中でも歌川広重の東海道五十三次の版画は、全55枚が揃っており、見ごたえがあります。

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あだち好古館の利用案内

所在地:栃木県栃木市万町 4-2

TEL :0282-22-0149

開館:午前10:00 ~ 午後5:00

休館日:毎週月曜日(祝祭日は開館)

入館料金:大人400円 小中学生250円

とちぎ山車会館

例幣使街道沿いには見世蔵を改装した博物館や美術館が数多く立ち並びますが、見所の一つが「とちぎ山車会館」です。「とちぎ山車会館」は、2年に1度開催される栃木市最大のお祭りの一つである「とちぎ秋まつり」に展示される山車が見られる博物館です。

とちぎ秋祭りは、二日間開催される大きなお祭りで、蔵の街の中心をとおっている蔵の街大通りを、巨大な山車が通ることで有名です。この「とちぎ秋まつり」は、栃木県内だけではなく、他県からも数多くの観光客が訪れるお祭りで、高さが8メートル以上にもなる巨大な山車の数々を一目見ようと大盛況になるのです。

この展示館ではその山車の展示が行われており、三国志の登場人物として有名な劉備や関羽、張飛といった武将や、日本の歴史上の人物である豊臣秀吉なども登場します。

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とちぎ山車会館の利用案内

所在地:栃木県栃木市万町3-23

TEL:0282-25-3100

FAX:0282-24-4918

営業時間:9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)

定休日:1・2・3・7・8・12月の月曜日(月曜日が祝祭日の場合翌日)、年末年始、展示替えによる臨時休館有

料金:大人 : 500円(団体400円) / 小中学生 : 無料

とちぎ蔵の街美術館

とちぎ山車会館の隣にあり、こちらも見世蔵を改装した美術館が、とちぎ蔵の街美術館です。とちぎ蔵の街美術館も、200年前の江戸時代の豪商、善野家の土蔵を改修して作られた建物です。もともと善野家は近江商人の流れを組む商人ですが、大名家を相手にした質商を中心に、米問屋としてその財を築きました。

この見世蔵はそんな善野家の成功の象徴でもありますが、善野家は、同時に蓄えた富を、困窮している人びとのために使ったともされ、通称「おたすけ蔵」と言われている存在です。そんなお助け蔵を改装して作られたのが「とちぎ蔵の街美術館」で数々の作品が展示されます。

また、展示の美術品だけでなく、建物そのものも見応えがあり、典型的な住居とお店が一体となった見世蔵の構造を目の当たりにできます。この蔵は、東蔵、中蔵、西蔵という3つの蔵が並行して建てられており、すべての蔵が2階だての構造です。

それぞれ建てられた年月は、東蔵が1804年から1818年の間、中蔵が1831年以前、西蔵が1840年に作られたといわれています。

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とちぎ蔵の街美術館の利用案内

所在地:栃木県栃木市万町3-23

TEL:0282-20-8228

FAX:0282-20-8227

営業時間:9:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)

定休日:月曜日・祝日の翌日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始、展示入替の為の休館有

料金:大人 : 300円(団体200円) / 中学生以下 : 無料

 山本有三ふるさと記念館。文人の軌跡と見世蔵が見所

例幣使街道沿いの見世蔵スポットの一つとして、山本有三ふるさと記念館もおすすめです。山本有三は日本を代表する小説家の一人ですが、ここ栃木市の出身。その生家も見世蔵による商店でした。こちらの山本有三ふるさと記念館では、江戸時代末期に建てられた見世蔵と、山本有三の書斎や写真展示などが目の当たりにできる展示館です。

この記念館の最大の特長は、江戸時代の見世蔵らしく、二つの蔵が連結されて作られている構造です。そのため、分厚い土蔵の壁で仕切られており他では見ることができない雰囲気を味わうことができます。また、山本有三が長年執筆で愛用していたデスクや作品を作るための原稿などの展示は、見応えがあります。

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山本有三ふるさと記念館の利用案内

所在地:栃木県栃木市万町5-3

TEL:0282-22-8805

FAX:0282-22-8806

営業時間:09:00 ~ 17:00(入館は16:30まで)

定休日:1・2・3・7・8・12月の月曜日(祝日の場合翌日)、年末年始

料金:大人 : 200円 / 中学生以下 : 無料

近竜寺。山本有三のお墓もある

近竜寺は、戦国時代、1588年にこの地に移築されました。創建は1421年ですが、当時は別の場所になり、戦国時代の武将、皆川広照によって移されました。ちなみに皆川広照は、現在の栃木県である下野の武将で、宇都宮氏に使えた人物です。

近竜寺は移築されてからはこの地の人々から信仰され、江戸時代から明治時代まで、栃木市で随一の威容を誇る存在になりました。また、明治時代には栃木で最初の小学校を立てるなど、この地の近代化にも大きく貢献したお寺なのです。お墓にはまたこの地出身の文人、山本有三が眠るお墓もあります。

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神明宮と第二公園

近竜寺のお隣にある神社が神明宮と第二公園です。こちらの神明宮は、かつて下野国といわれた栃木県の鎮守とされてきた由緒ある神社で、「栃木のお伊勢様」とも称されるほどの存在です。

また神明宮と一緒に設けられている第二公園は、明治33年に皇太子殿下ご婚儀の慶事記念として建設されたもので、日本庭園がある公園です。ちなみに神明宮も上記でご紹介した近竜寺と同様、戦国時代に皆川広照によってこの場所に移築されました。

創建は室町時代の1403年で、足利義満の時代といわれています。蔵の街の観光の休憩としても利用できますし、栃木の総鎮守にお参りするのもおすすめです。

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岡田記念館。代官屋敷

例幣使街道を更に日光方面に進むと、嘉右衛門町といわれる区画に行くことができます。この嘉右衛門町は、江戸時代に幕府領の代官が置かれた町として知られ、現在は街並みそのものが価値があるとされる重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

この嘉右衛門町で最大の見所となるのが岡田記念館です。岡田記念館は、かつてこの地の代官であり嘉右衛門町の名前の由来ともなった代官、岡田嘉右衛門の屋敷跡です。岡田家は、この地で26代つづく栃木屈指の旧家で、名主として代官職を代行していた存在です。

この岡田記念館は25代当主が開館したもので、内部では550年以上もの歴史を持つ代官屋敷と、岡田家伝来の武具の数々を目の当たりにすることができます。館は全部で3つあり、武具や陣羽織、甲冑、刀剣、鉄砲、更には元禄時代の花嫁衣裳などを見ることができます。

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岡田記念館。翁島別邸

この岡田記念館のもう一つの見所が、代官屋敷とは少し離れた場所に建てられている翁島別邸です。翁島別邸は岡田家22代当主である岡田孝一が自らの隠居場所として建てた別荘です。

この別邸は、材料から建築技術まであらゆる細部までこだわり抜かれた建物で、国の重要文化財にも登録されている建物です。例えば廊下に使用されている板材は欅の1枚板で、長さ6間半、幅3尺、厚さ1寸にも及ぶものが、美しい日本建築を目の当たりにすることができます。

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 岡田記念館の利用概要

所在地:栃木県栃木市嘉右衛門町1-12

TEL:0282-22-0001

FAX:0282-22-0039

営業時間:土曜・日曜・月曜・祭日(火~金曜は予約のみ開館)9:30 ~ 17:00(入館は16:30まで)

定休日:火~金曜日(祝日の場合開館)、年末年始

入館料:大人 : 800円(団体700円) / 小人 : 400円

栃木市の観光ルート2。大自然と花いっぱいの郊外エリア

これまでは栃木市の観光スポットの中心ともいえる蔵の街が立ち並ぶ市街地エリアをご紹介してきましたが、栃木市の観光の魅力は市街地だけではありません。郊外には、関東英やを十分堪能できる広大な自然観光エリアが存在するのです。またこうした自然観光スポットには、見応えのある絶景や美しい花たち、更には家族で楽しめるレクリエーションスポットなど盛りだくさんです。

 

みかもやま公園。栃木県最大の都市公園

最初にご紹介するのがみかもやま公園です。みかもやま公園は、南北3.5km、標高229メートルに渡って展開する三毳山を中心にした巨大な公園で、なんとその広さは栃木県の都市公園でも最大といわれています。

こちらは大自然に囲まれた憩いの場としてや、ハイキングとしての利用、更には子供たちが夢中で遊べるわんぱく広場など、あらゆるシーンで利用することができる公園なのです。

また園内は非常に広いことから、移動にはフラワートレインを利用することが可能です。また、公園としての機能だけではなくハーブ園やさらにはハング・パラグライダーを体験することができる一大スポットとしても知られ、大自然をあらゆる形で堪能することができます。

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みかも山公園の利用案内

所在地:〒329-4308栃木県栃木市岩舟町下津原1747-1

開園時間:3月1日〜9月30日 8:30〜18:30、10月1日〜2月28日 8:30〜17:30

TEL:0282-55-7272

栃木花センター。熱帯雨林の温室や大花壇

みかもやま公園の隣にありセットで楽しめるスポットが栃木花センターです。栃木花センターは、3万株ほどの花が植えられている広大な花センターで、大花壇や熱帯雨林の温室花壇など、さまざまな花を目の当たりにすることができます。

こちらでは季節ごとに応じて変わる花や、栃木県のみで開発生産された美しい花たちを見ることができるのです。ちなみにバラ園では、大変貴重なコレクションが展示されており、約450種類のバラをはじめ、めったに見ることができない青バラなども見ることができます。

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栃木花センターの利用案内

所在地:〒329-4308 栃木県栃木市岩舟町下津原1612

TEL:0282-55-5775 

FAX:0282-55-5770

開館時間:3月1日~10月31日9:00~17:00、11月1日~2月末日9:00~16:30

定休日:月曜日

入館料:大人400円、中学生以下200円、

太平山と太平山神社。

みかもやま公園と並ぶほどの一大自然スポットとして知られるのが太平山と、その頂上にある太平山神社です。この太平山は、山そのものが、栃木県立自然公園として認定される広大なもので、大自然を体感できる観光スポットです。

長大な石段をのぼって頂上の太平山神社に行く方法や、ドライブコースとして謙信平を通っていくコースなど楽しみ方はさまざまです。また、ふもとにはアジサイが咲き誇るアジサイ通りといわれる美しい参道があり、こちらもその季節には見応えがあります。頂上の太平山神社は827年に創建された歴史ある神社として、知られ、広大な関東平野を見通すことができます。

 謙信平。関東平野が一望できる絶景

栃木県はかつて板東平野といわれた広大な関東平野を持つ県です。その板東平野は古来武士たちが勃興し数多くの戦いが行われてきた場所ですが、平野を一望することができる場所が重要とされてきました。

そんな一望できるスポットが太平山の途中で見れる謙信平なのです。謙信平はその名前の通り、有名な上杉謙信の名前からとられた場所で、上杉謙信は関東管領である上杉氏を継ぎ、当時関東地方に覇を唱えていた北条氏とたびたび戦いました。そのさい、この謙信平で上杉謙信が調練をしたという話があり、眼下に広がる広大な関東平野に驚いたという記録が残されています。

この絶景は現在も健在であり、天気のよい日には都会の高層ビルも見ることができるといわれています。

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まとめ

これまでご紹介してきたように、栃木市の観光には小江戸蔵の街としての特長と、大自然観光という二つの特長があります。小江戸蔵の街では、今ではめったに見ることができない、江戸時代や明治時代の情緒あふれる美しい町並みや、巴波川沿いの蔵屋敷の街並みを楽しむことができます。また街並みに残る数多くの見世蔵は改装され、さまざまな特色ある観光スポットとして楽しむことができるのです。

また、一方大自然スポットでは広大な関東平野を十分堪能できる観光スポットや、美しい花畑が目の当たりにできる観光スポットなど、こちらも癒されること間違いなし。ぜひ様々な観光の楽しみ方ができる栃木市の観光を味わってみてください。