しまなみ海道の様々な観光スポット

 瀬戸内海の一大観光エリアしまなみ海道

愛媛県と広島県をつなぎ瀬戸内海の島々を通るしまなみ海道。近年ではサイクリングのメッカとして、日本国内だけにとどまらず、海外からも数多くの観光客が訪れます。

そんなしまなみ海道は、全長約59.4キロにも及ぶ高速道路(正式名称は西瀬戸自動車道)で、愛媛県今治市から広島県尾道市の間には6つの島を通ります。この島々には、それぞれで見どころがあり、観光スポットが存在しますが、目的や楽しみ方によって、効率的な回り方が存在します。

なにせ全長59.4キロの道路と、各島々の全ての観光スポットは、到底1日では回ることはできません。そのため本日は目的や切り口を絞って観光するための参考になる方法をご紹介しましょう。

 

しまなみ海道の見どころ

しまなみ海道の観光スポットと回り方をご紹介する前に、しまなみ海道の見どころをご紹介しましょう。しまなみ海道は、前述のように瀬戸内海の島々を結ぶ高速道路ですが、そこにはこの場所にしか存在しないならではの見どころが存在します。

例えば瀬戸内海は大小さまざまな島々がありますが、その自然が織りなす独特の風景は見るものの心を圧倒し、あるいは癒してくれることでしょう。因みに瀬戸内海は国定公園にも指定されており、いくつもの絶景スポットがしまなみ海道には存在します。

また、しまなみ海道は、日本の歴史の中でも独得の歴史を誇る地域でもあるのです。瀬戸内海という地理的条件から、古来から水軍が盛んな地域でもあり、しまなみ海道の島々は、有名な村上水軍の根拠地があった場所でもあります。

さらには、日本で最も古い神社の一つでもある大山祇神社やサイクリストの聖地など、絶景スポット、サイクリング、歴史、といった切り口で様々な見所スポットを楽しめます。

さらにしまなみ海道は美術館が多数存在する場所で、美術館や博物館めぐりにも最適です。

基本的に各6つの島ごとに回るという回り方もありますが、各島で特色が異なるため、焦点を絞って回るのがいいでしょう。以下、6つの島ごとの特長を簡単にご紹介します。

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しまなみ海道の6つの島々

しまなみ海道の6つの島々は、それぞれ愛媛県今治市と広島県尾道市に属しています。今治側から、大島、伯方島、大三島、生口島、因島、向島と連なります。

また、船で渡る形になりますが、その周辺には弓削島や、高根島、生名島など、小さい島々が存在します。基本的な観光エリアとしては、この6つの大きな島を回る形になります。

 

大島

しまなみ海道の最南端に位置し、今治市に属す島が大島です。大島は、かつて村上水軍の本家であった能島村上氏の本拠地である能島などが近くに存在します。また、大島の特長は絶景スポットや海の幸が楽しめる道の駅などが存在することがあげられるでしょう。

絶景スポットでは、亀老山展望台からは有名な日本三大潮流の一つである来島海峡が、また、道の駅ではきさいや広場などが楽しめます。

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伯方島

大島の次に登場するのが伯方島です。伯方島は大島と大三島の間にあり、自然と絶景が楽しめる島です。特に瀬戸内海ならではともいえる潮流では、大島との間にある船折瀬戸など、この地ならではの急な潮流が居所です。

また自然と瀬戸内海の景色を楽しめる海水浴場やキャンプ場などが豊富です。

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大三島

大三島はしまなみ海道の中でも、最も観光地化され、見所スポットも満載の島といえるでしょう。その見所は大きく分けて3つ。

第一がサイクリングの一大休憩ポイントがあります。多々羅大橋のしたにある道の駅は、サイクリストの聖地として知られ、新鮮な海の幸を楽しめるだけではなく、多々羅大橋の絶景を楽しめます。

第二の見所が、大山祇神社でしょう。大山祇神社は、日本で最も古いの一つとして知られ、多数の重要文化財、天然記念物、国宝を見ることができます。特には戦いの神様として知られ、古来から武将たちの信仰を集めていた神社。内部の博物館では日本を代表する歴史上の人物たちの武具や刀剣を見ることができます。

最後に大三島の第三の見所ともいえるのが、美術館巡りです。しまなみ海道には美術館が多いという話をしましたが、大三島では3か所も美術館があるのです。そのため島のみで観光するには大三島が一番充実しているといえるでしょう。

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生口島

生口島の観光の特長は、お寺と美術館です。お寺では有名な耕三寺があります。耕三寺は15の建物が国の有形文化財に登録されているお寺で、昭和に建てられた比較的新しいお寺です。

美術館では、日本を代表する現代の日本画家である平山郁夫の作品を展示した平山郁夫美術館を楽しめます。こちらの生口島から尾道市に組み込まれます。

 

 因島

因島は、村上水軍の一派である因島村上氏の根拠地として知られる島です。村上水軍は日本遺産にも認定される歴史的な水軍で、ここしまなみ海道の島々を中心に戦国時代に活躍していました。

第一が能島を本拠地にする能島村上氏。第二が来島を本拠地とする来島村上氏、そしてこの因島を本拠にする因島村上氏と、3つの氏に分かれているのです。そのうち、車でアクセスすることができるのは因島だけ。

特に因島水軍城では、因島村上氏の菩提寺とともに、歴史的な遺品を見ることができます。

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向島

しまなみ海道の最も北、尾道市側にある島が向島です。向島の見所は絶景スポットである国定公園高見山があることです。

しまなみ海道の島々には、海と島の独得の景色を眺められるスポットが多数ありますが、向島の高見山は潮流とかではなく島々が織りなす美しい景色を提供してくれます。

 

大三島と生口島で歴史と美術館巡り

島ごとに焦点を絞って回るのであれば、大三島と生口島で歴史と芸術作品に触れるという楽しみ方がおすすめです。大三島は今治市、生口島が尾道市とここが広島県と愛媛県の境になっていますが、この島は隣同士です。距離も比較的近く、セットで回ると充実した時間が過ごせるでしょう。

大三島では有名な大山祇神社を回り、その周辺の海岸線にある美術館を巡る。そして生口島では耕三寺を見学したのち、平山郁夫美術館にて日本画を鑑賞するという方法がおすすめです。

また、大三島にある道の駅多々羅大橋ではサイクリストで無くても食事や休憩に利用することが出来ます。それでは順番に見所スポットをご紹介しましょう。

 

多々羅大橋と道の駅

大三島インターチェンジを降りてすぐ登場する場所が、多々羅大橋と道の駅です。しまなみ海道はサイクリングのメッカですが、サイクリストの聖地として有名な場所がこの多々羅大橋と道の駅です。

こちらの道の駅では、瀬戸内海の鮮魚を使った料理などが楽しめるだけではなく、巨大な多々羅大橋と瀬戸内海の景色を目の当たりにすることが出来ます。

また、この道の駅の周辺には海水浴場やキャンプ場などもあり、自然を眺めるだけではなく実際に感じることもできるエリアです。

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 大山祇神社 日本最古の神社で武将たちの刀剣・武具を鑑賞

大三島で最大の見所が大山祇神社です。大山祇神社は、日本最古の神社の一つとして知られ、戦いの神様として、古来から武将たちの信仰を集めてきました。大山祇神社に参詣し奉納してきた武将たちには、源平合戦を戦った源義経や、鎌倉幕府を開いた源頼朝、戦国時代に尼子氏再興のために戦った山中鹿之助、現代に入っても、太平洋戦争のときの連合艦隊司令長官山本五十六など、現代に入ってもその信仰は衰えることがありません。

そんな大山祇神社ですが、内部では、こうした武将や歴史上の人物が奉納した武具や刀剣、弓などが多数展示されているのです。そのうちのほとんどが重要文化財とされ、国宝も存在します。たとえば源義経や源頼朝の大鎧や、弁慶の長刀など、本物の武具刀剣が展示されているのです。

また、境内の内部には天然記念物の巨木なども残されており歴史的な奥深さを感じさせてくれるスポットです。この大山祇神社には境内、本殿などのほかに、上記国宝や重要文化財の武具が見れる国宝館、大三島海事博物館なども見れます。

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大三島の美術館:瀬戸内海の絶景とともに楽しめる3つの美術館

大三島には、海岸線のドライブコース沿い、3つの美しい美術館があります。これらの美術館の最大の特長は、実際の作品だけではなく、瀬戸内海ならではの絶景も作品の一つとして楽しめるという点があげられるでしょう。

大山祇神社から車で海岸線に向かい最初に登場するのが「ところミュージアム大三島」です。「ところミュージアム大三島」は、実業家である所敦夫が現代彫刻などを中心に寄付によって開設した美術館で、今治市大三島美術館の別館という存在です。

ちなみに、今治市大三島美術館は、大山祇神社の目の前にあり、一緒に見ることが出来ます。この「ところミュージアム大三島」では現代彫刻30点の展示とともにテラスに面した瀬戸内海の美しい景色を楽しむことが出来ます。

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この「ところミュージアム大三島」のすぐ隣にある美術館が今治市伊東豊雄建築ミュージアムです。こちらの建築ミュージアムは建築家である伊東豊雄の建築作品が展示されている美術館ですが、「ところミュージアム大三島」と同様、瀬戸内海の絶景を目の当たりにすることが出来ます。

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最後に登場するのが、今治市岩田健母と子のミュージアムです。こちらの美術館も、「ところミュージアム大三島」と同様、今治市大三島美術館の別館として知られる美術館です。

こちらの美術館では、「母と子」をテーマに彫刻作品が展示されています。こちらはすぐ目の前が海水浴場になっており、瀬戸内海の穏やかな海を満喫することが出来ます。

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耕三寺:巨大な仏教建築が楽しめる

大三島から隣にある生口島の最大の見所が耕三寺です。耕三寺は、昭和に入ってから建てられたお寺で、山門や本堂など15にも上る建造物が国の登録有形文化財に登録されています。こちらの耕三寺は大阪で活躍した実業家の金本耕三が自らの母を弔うために出家し建立したお寺です。

昭和という比較的現代に近い時代に建てられたお寺ながら、日本各地に存在する有名建築物を模した豪壮な建物は一見の価値ありです。

また、納められている仏像などは、国の重要文化財にも登録されているもので、金本耕三が収集したものとされています。こちらは生口島の見所スポットとしておすすめです。

 

平山郁夫美術館

耕三寺のすぐ近くにあり、静寂の中美しい作品を鑑賞することができるのが平山郁夫美術館です。平山郁夫は、日本を代表する芸術家の一人であり、シルクロードや仏教をテーマに多くの作品を残しました。

平山郁夫の美術館はほかにも存在しますが、ここ生口島にある美術館は、平山郁夫の生まれ故郷ということもあり、画家時代の作品だけではなく、幼少期のスケッチや体験談なども数多く展示されています。

また、若年期の写真などもあり、平山郁夫の人物像が知れる美術館でもあるのです。

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村上水軍ゆかりのスポットを巡る旅

しまなみ海道の観光の仕方としてもう一つこの地域ならではの切り口があります。それが村上水軍ゆかりのスポットを巡るという回り方です。村上水軍は最近では小説『村上海賊の娘』で一躍有名になりましたが、戦国時代には強大な海上勢力としてその力が知られていました。

特に毛利元就が戦った厳島合戦では、村上水軍が味方に付くかつかないかが勝敗に大きく影響したといわれています。また織田信長の水軍と戦った第一次木津川港の戦いでは、一躍村上水軍の名前を天下に知らしめました。

そんな村上水軍ですが、このしまなみ海道の島々を拠点に活躍し、遠く倭寇として海外にも進出していたともいわれています。最近では、日本遺産としてその存在だけではなく村上水軍ゆかりのしまなみ海道の島々も認定されています。

 

 能島城址 大島から見れる村上水軍の本拠地

村上水軍ゆかりの場所としてその最大の存在が能島城址です。能島城址は、村上水軍の本家ともいうべき能島村上氏の根拠地だった城です。現在は季節限定でしかわたることが出来ませんが、海に浮かぶ水軍城として知られ、大島から見ることが出来ます。

しまなみ海道を通る島々は全部で6つあり、どれも非常に大きいですが、この能島城址は、非常に小さく、島そのものが城塞化されています。現在、一説ではこの能島城址を改修し、観光スポットとして訪れるようにするとの計画もあるとのことで、もし改修がなった暁には、村上水軍の一大本拠地に実際に訪れられるかもしれません。

ちなみに、戦国時代にはこの能島村上氏の当主である村上武吉が瀬戸内海の島々に雷名をはせ、3つにわかれた村上水軍を統率していたとされています。

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来島 大島と今治側から見れる村上水軍もう一つの根拠地

村上水軍は3家に分類しているとご紹介しましたが、そのうちの一家が来島村上氏です。来島村上氏も、来島という小さな島を本拠地にしたところから、来島氏ともいわれるようになりました。この来島も大島のすぐそばにある島で、こちらは能島とは違い、船で渡ることが出来ます。

また、こちらの来島の見所は、四国の今治側と来島、大島の間に流れる潮流が最大の見所で、日本三大潮流の一つとされております。この来島と来島海峡は、四国側の糸島公園からも見れますので、そちらか見てもいいでしょう。

 

 村上水軍博物館 大島で見れる村上水軍の歴史

村上水軍の歴史や文化財などが見れる場所が村上水軍博物館です。こちらの村上水軍博物館は大島にあり、能島水軍をはじめとした村上水軍の歴史や文化財が見ることが出来ます。場所も能島城址が見れるスポットから近いため、セットで訪れるといいかもしれません。

また、ここでは野外には村上水軍が実際に利用したとされる船が復元されて展示されています。こうした博物館とセットで訪れることでより一層水軍に関する理解が深まることでしょう。

 

因島水軍城

村上水軍は上記でご紹介した能島村上氏、来島村上氏以外に因島村上氏も存在します。因島村上氏は、因島を根拠地とした村上水軍で、尾道や鞆の浦にまで勢力を広げました。この因島村上氏の歴史や文化財を見れる場所が因島水軍城です。

因島水軍城は、かつてこの地にあった城を改修して城の形をした博物館として整備されています。またふもとにある金蓮寺は、因島村上氏の菩提寺として歴代当主のお墓を見ることが出来ます。

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 鞆の浦の鞆城と大可島城

しまなみ海道ではありませんが、同じく瀬戸内海の村上水軍つながりでは、鞆の浦にある鞆城と大可島城も村上水軍ゆかりのスポットとして足を延ばしてもいいかもしれません。鞆の浦はしまなみ海道の終点でもある尾道から、車でわずか20分ほどの場所にあり、景勝地として知られるスポットです。

ここは戦国時代には毛利家の支配下にあり、毛利家に属していた因島村上氏の武将が城代として鞆城と大可島城に城主として滞在していました。鞆の浦はこの2つの城跡以外にも多くの観光スポットが存在するため、鞆の浦のみで回ってみてもいいでしょう。

 

村上水軍のスポットはしまなみ海道の至るところにあるため、日本遺産の一つとして散策してみてもいいでしょう。

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 絶景スポットを巡るしまなみ海道の観光

しまなみ海道の最大の魅力は国定公園にも指定されている大自然です。瀬戸内海は山口県から九州、四国、近畿に至る広大な内海ですが、そこに登場する海や島々は国定公園に登録され、そこでしか見ることが出来ない美しい景色を提供してくれます。

とりわけしまなみ海道は、絶景スポットという点では、あらゆる場所に存在しており、海と島と大自然の素晴らしい景色を堪能することが出来ます。ここでは、しまなみ海道の中でも特に、特筆に値する絶景スポットをご紹介します。

 

糸山公園 巨大な来島海峡大橋と日本三大潮流の眺め

しまなみ海道に入る今治側の入り口にあるのが糸山公園です。糸山公園からは、しまなみ海道の見所の一つでもある来島海峡大橋と日本三大潮流の一つでもある来島海峡の絶景を目の当たりにすることが出来ます。この来島海峡の流れは日本でも有数の流れの早さで、糸山公園という離れた場所からも、渦潮の激しいうねりを確認することが出来ます。

また、来島海峡大橋の巨大な姿は圧巻であり、日中から夜景までどの時間帯でも素晴らしい眺めを堪能することが出来ます。糸山公園はしまなみ海道に入る入り口の絶景スポットとして外すことはできません。

 

亀老山展望台 来島海峡大橋が見れるもう一つのスポット

来島海峡大橋が見れるもう一つの絶景スポットが亀老山展望台です。こちらはしまなみ海道を渡った先の大島側から見ることが出来る絶景スポットで、糸山公園と同様、巨大な来島海峡大橋を目の当たりにすることが出来ます。

 

船折の瀬戸 瀬戸内海ならではの潮流が見れる

大島の渡った先にある伯方島。伯方島ではとても珍しい瀬戸内海ならではの絶景を見ることが出来ます。それが船折の瀬戸です。

船折の瀬戸とは、伯方島と目の前にある鵜島の間にあるわずか300メートルの幅を流れる潮流のスポットで、干潮時には最大9ノットのスピードの波が見れるスポットです。

ここは古来から現代にいたるまで数多くの船が航行するスポットとしてまた、海の難所として知られる絶景スポットです。瀬戸内海の海の自然が堪能できる場所といえるでしょう。

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 多々羅大橋と道の駅

伯方島の次に登場する島が大三島です。しまなみ海道の絶景スポットの特長として、島と島の間を結ぶ巨大な大橋があげられますが、大三島では大三島と生口島を結ぶ多々羅大橋が見れる場所が広大な広場、道の駅となっており、雄大な姿を目の当たりにすることが出来ます。

またこの場所は先にも述べましたがサイクリストの聖地としてしられ、多くのサイクリストたちが休憩に訪れる場所でもあります。

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因島公園

しまなみ海道の景観スポットの多くは高台や山の上にある展望スポットですが、その中でも秀逸な存在が因島公園です。因島公園は標高207メートルという高さの天狗山にある公園で、桜の名所として知られています。

その桜の数はなんと1000本にもおよび、春には一面ピンク色に咲き誇ります。また秋の季節には紅葉が楽しむことが出来るスポットとして知られ、景観スポットとしてだけではなく散策スポットとしても楽しめるのです。

この因島公園から眺められる景色は因島八景の一つに数えられ、瀬戸内海の美しい島々と夕日が見所とされています。

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 高見山展望台

しまなみ海道のうち、最も北にある島が向島です。向島は対岸がすぐ尾道になっている島ですが、ここにも瀬戸内海の島々を見渡すことが出来る絶景スポットが存在します。それが高見山展望台です。高見山は瀬戸内海国立公園の一部に指定されている自然スポットでこの高見山展望台は、かつて村上水軍の見張り台にも利用されていた場所です。

村上水軍はしまなみ海道の島々に拠点を持ち、通行税を取り立てて経済を成り立たせていましたが、この高見山からの眺めは因島大橋まで見渡せるほどの見晴らしのいい場所で、瀬戸内海を航行する船が一目瞭然になる場所です。

また、反対の尾道側の夜景なども夜には見ることが出来、瀬戸内海と尾道の夜景両方が楽しめる場所でもあるのです。こちらの高見山展望台も春には桜が咲きほこり、秋には紅葉スポットとして眺めと散策を楽しめます。

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千光寺山

しまなみ海道の終点といわれるのが広島県尾道市です。この尾道市にある千光寺山も絶景スポットとして加えてもいいでしょう。千光寺山は尾道市街からロープウェイで登り切った場所にある巨大な岩が特徴的な山で、一番上には公園や展望台があります。

この千光寺山から見る眺めは、坂の町尾道の街並みが見渡せるだけではなく、これまでわたってきたしまなみ海道の島々や瀬戸内海の海、さらには四国まで見通すことが出来るとされています。千光寺山はしまなみ海道の一つのゴールとして訪れてみてもいいでしょう。

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しまなみ海道の先にある町

これまではしまなみ海道の間にあるさまざまな見所スポットをご紹介してきましたが、しまなみ海道の先にある町も簡単にご紹介しましょう。

この場合はしまなみ海道自体はドライブコースとして楽しみ、目的地の町がメインとして楽しむ形になります。この場合は愛媛県側の今治市と、広島県側の尾道市、福山の鞆の浦がゴールとしておすすめです。

 

今治市の見所

しまなみ海道も途中までは今治市ですが、四国の陸地側にも多数の見所スポットが存在します。今治市は愛媛県第二の都市として知られ、今治タオルで有名な場所です。今治タオルでは本格的なタオルの製造工程が見れる美術館、今治タオル美術館がおすすめ。

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また今治城は戦国時代の築城の名手として知られる藤堂高虎が築いた名城として本格的な水城を目の当たりにすることが出来ます。さらには今治地方にしか生息しないとされるポニーである野間馬が見れる野間馬ハイランドなど、家族で楽しめる観光スポットが登場します。

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広島県側からアクセスする場合の一つのゴール地点として訪れてみてはいかがでしょうか。ちなみに今治から少し足を延ばした先の新居浜市には、別子銅山が観光スポットとして残されており、東洋のマチュピチュと呼ばれる絶景スポットを楽しむことが出来ます。

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尾道市の見所

しまなみ海道を愛媛側から渡った先にあるゴール地点が尾道市です。尾道は坂の町として知られる町で、昔ながらの街並みが残る場所としても知られています。また同時に寺の町としても知られており、坂の間には古くから残る数々のお寺が存在します。そんな尾道の街並みはお寺巡りや散策に最適だといえるでしょう。

特に坂の町を歩きながら眼下を見下ろせば瀬戸内海の絶景が広がり、街歩きをしながら美しい景色を楽しめます。尾道では町全体が坂になっておりますが、その頂上にある千光寺が一大観光スポットとして知られ、お寺と巨大な岩が一体化している寺院は見所が盛りだくさんです。

また千光寺の上には千光寺山公園があり、この公園もお寺と同様、瀬戸内海を望む絶景を楽しむことが出来ます。ちなみに坂とお寺が尾道観光の有名なキーワードですが、もう一つ存在するのが文学の町としての顔です。

日本を代表する有名作家である志賀直哉や林芙美子などが実際に生活していた場所でもあり、こうした有名作家たちの旧家なども残されています。このように尾道は文化的にも味わい深い町ですので、ぜひしまなみ海道のゴール地点として巡ってみてもいいでしょう。

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福山市の鞆の浦

尾道市から車で20分ほどの場所にあるのが鞆の浦です。しまなみ海道の広島側のもう一つのゴール地点として鞆の浦を加えてみてもいいかもしれません。鞆の浦は先の、村上水軍ゆかりのスポットで軽くご紹介しましたが、ここは瀬戸内海に突き出た町で、瀬戸内海を代表する景勝地として有名な町なのです。

中でも、江戸時代には朝鮮通信使を招く迎賓館であった福禅寺対潮楼からの眺めは、朝鮮の外交官が絶賛したほどの美しい眺めを提供してくれます。景勝地としての鞆の浦は、非常に多様な顔を持っており、上記の福禅寺対潮楼以外にも、様々な絶景スポットが登場するのです。

また、鞆の浦の見所は古くから貿易港として栄えた経緯があり、街並みの中にも廻船問屋や豪商の住宅が残されており、古き良き街並みを堪能することが出来ます。さらに鞆の浦は坂本龍馬がいろは丸衝突事件で談判を行った場所として知られ、街中には坂本龍馬ゆかりのスポットが残されています。

このように鞆の浦は尾道からわずか20分ほどの場所にありながら、非常に見所たっぷりの観光スポットとして楽しめることが出来るのです。

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まとめ

これまでご紹介してきたように、しまなみ海道は愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ瀬戸内海の海道として、数多くの見所スポットが存在します。全長59.4キロメートル、6つの島々の間には、大自然や歴史、文化、美術、サイクリングなど数々の観光スポットが登場します。

また、しまなみ海道のゴール地点として知られる今治市、尾道市、福山市鞆の浦など、それを囲む町にも素晴らしい観光スポットが堪能できるのです。しまなみ海道は、島そのものも、またドライブコースとしても楽しめる一大観光エリアです。