常滑焼き物散策道の見所スポット。廻船問屋瀬田家

廻船業でも栄えた町、常滑

常滑市の一大観光スポット焼き物散策道。常滑焼で栄えたこの街の、かつての姿がそのまま残る散策道です。約1時間ほどで回ることができる散策コースですが、各所に見所となる歴史的な建物がたくさんあります。本日ご紹介位する廻船問屋瀬田家もそのうちの一つ。

瀬田家はかつてこの地で江戸時代から明治時代にかけて栄えた廻船問屋。その邸宅が復元されここ常滑焼き物散策道でみることができます。常滑市は焼き物の町として有名ですが、江戸時代から明治時代にかけては廻船業で栄えた都市として有名な場所。常滑湊から江戸に向けて多くの廻船が出ていました。

瀬田家はそんな常滑を代表する廻船問屋の一つです。焼き物散策道の名スポットの一つでもあるでんでん坂の前にある瀬田家では、廻船業で栄えた当時の商人の暮らしぶりや、廻船問屋の貴重な道具の数々などを目の当たりにできます。常滑焼き物散策道における一大スポットの一つとして見ごたえバッチリの観光スポットです。

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

廻船問屋瀬田家へのアクセス

廻船問屋瀬田家は常滑焼き物散策道のルート内にあります。常滑焼もの散策道はおよそ1時間ほどかけて、焼き物で栄えた明治・昭和の町並みを体験できる散歩道。廻船問屋瀬田家は散策道の序盤から中盤にかけて位置しいてます。ちょうど坂の名所として知られるでんでん坂の目の前に。ちなみに焼き物散策道は陶磁器開館に車を止めてスタートするのがいいでしょう。陶磁器開館へは常滑駅から約徒歩5分ほど。カンデオホテルズ半田からは車で20分ほどでいくことができます。

廻船問屋瀬田家はこちら

知多半島を代表する廻船問屋、瀬田家

廻船問屋瀬田家は江戸時代から明治時代にかけて廻船業で活躍した商家です。ちなみに廻船業とは現在でいう物流会社、商社の一種と言えるでしょう。積荷を集めて目的地まで輸送するだけではなく、積荷の引き取りや、売買、保管、管理に加え、売買相手の斡旋や仲介、相場情報の収集などを行います。その業務は非常に幅広く、まさに日本の商社の源流をなすものと言えるでしょう。

そんな廻船問屋ですが瀬田家は特に18世紀初頭からここ常滑の地で栄えた旧家です。記録では1845年には積周丸と宝周丸という二隻の船までもっていたとされ、さらには5代目の1856年のときには持ち船は4隻にもなっていたとか。その後明治に入ってからは木綿問屋を開き、知多半島を代表する問屋になるほど事業が拡大しましたが、1883年頃に洋式船に座を譲り廻船業から撤退しました。

廻船問屋瀬田家は江戸時代に物流と商売の中心をしめた廻船問屋の姿を目の当たりにできます。

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

廻船問屋の姿がそのままに

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

商家らしい入口です

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

番頭さんがいそうです

江戸時代の商人の暮らしが体感できる

廻船問屋瀬田家の建造物は、1850年頃に建築された建物を復元しています。その広大で整備された屋敷は、江戸時代の廻船問屋の勢いと豊かさを示すものと言えるでしょう。今ではこの建物は常滑市の指定文化財に登録されており、その全てが余すところなくみることができます。

廻船問屋瀬田家では、建物ではなく瀬田家に保存されていたさまざまな生活道具や船道具などが展示されており、多くの文化に触れることができます。ここでは江戸時代の商人の暮らしが体感できるだけではなく、日本の海運業の貴重な資料に触れることができます。邸内は広大な主屋と蔵、庭園などで構成されており、江戸時代の白壁と黒塀の美しい建物は焼き物散策道のなかでも秀逸です。

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

内部にも入れます

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

住居もかね美しい庭園も

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

商家の暮らしがわかります

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

常滑焼の壺も

「でんでん坂」の由来にもなった瀬田家

ここ廻船問屋瀬田家は常滑焼もの散策道のスポットの一つでもあるでんでん坂の目の前にあります。このでんでん坂は焼き物が埋め込まれたレトロな雰囲気の坂として、土管坂とともに有名ですが実はでんでん坂の名前の由来になったのも瀬田家からだといわれています。当時、瀬田家では、ここの丘から知多半島の常滑湊に入ってくる船の様子を監視しており、主人に伝えたところから「伝の山、通称でんでん山」と呼ばれ、そこから「でんでん坂」になったと伝えられています。当時はこの場所から伊勢湾の船の動きが見えたことを示しています。

常滑 焼き物散策道 廻船問屋瀬田家

目の前がでんでんさかです

まとめ 貴重な廻船問屋の邸宅と江戸から明治の文化がしれる

廻船問屋瀬田家は常滑焼もの散策道の見所スポットの一つです。焼き物の町として街中に陶器と煙突、窯が並び立つ町並みの中、白壁と黒塀の美しい江戸時代の建物は、より一層この散策道のレトロ感を引き出しています。入場料は300円、中学生以下は無料で入れますので、オススメです。

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