千光寺公園とロープウェイ

 尾道最大の名所。千光寺公園

瀬戸内海に面した美しい町、尾道。古くから港町として栄えた尾道は、美しい瀬戸内海の風景と共に、お寺や坂の町としても有名です。また尾道はこの美しい風景を多くの文人たちに愛され、文学の町や映画の町としても有名です。

志賀直哉や林芙美子など、日本を代表する作家たちが愛した町は、今なお昔ながらの風景を残しています。そんな尾道の最大の見所スポットが本日ご紹介する千光寺公園です。尾道は先にもご紹介しましたが寺の町ともいわれるほどお寺が多い町なのです。

尾道の観光の目玉がこの古寺巡りで、古くからのお寺が多数登場します。そしてそんな尾道の古寺巡りの最大の見所が千光寺です。千光寺は、尾道市街と瀬戸内海の尾道水道が一望のもとに見渡すことができるお寺で、その美しい風景は尾道観光でも一二を争うほど。

また、千光寺へのアクセスは徒歩でも行くことができますが、市街を通るロープウェイで行くことができます。この千光寺ロープウェイもほかの町では中々体験できない眺めを見ることができ、一見の価値ありです。そんな尾道観光の名所、千光寺の見所をご紹介しましょう。

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千光寺の概要

千光寺は、今から遡ること1200年以上昔、西暦806年に創建されました。だれが開いたかは不明ですが、清和源氏の嫡流とされえる平安時代の武将、源満仲によって再興されたとされます。尾道の坂の上、千光寺山の上にあるお寺で、本堂から太子堂、客殿、観音堂など堂々たる伽藍を備えています。

また千光寺の最大の特長ともいえるのが巨大な岩で、高さ15メートル、周囲50メートルもの巨大な岩、玉の岩は、千光寺ロープウェイから大迫力の姿を見ることができます。

また千光寺は更に上にある千光寺公園と共に、尾道市街から瀬戸内海がすべて見通すことができる絶景を見ることができ、参拝だけではなく、ちょっとした山歩き、絶景スポットとしても楽しむことができます。ここからはそんな千光寺とその周辺観光スポットについてご紹介しましょう。

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千光寺の観光と見所

千光寺の観光には様々な見所があります。先にご紹介しました通り、千光寺そのものの観光以外に、圧倒的な絶景が眺め千光寺の上にある千光寺公園や、千光寺ロープウェイなど、単なるお寺へ参拝する以上の楽しみが味わえます。

 

巨岩に囲まれた境内

まず初めに千光寺そのものの魅力をご紹介します。千光寺は先にご紹介した通り千光寺山の上にあるお寺ですが、山に突き出た巨大な岩が最大の特長です。境内の内部に多数の巨岩が存在し、場所によっては巨岩と巨岩の間が通路になっている場所もあります。

最大のものは高さ15メートル、周囲50メートルにも及ぶ玉の岩から、巨岩が三重に重なったような三重岩、二つの巨大な岩が重なり合った夫婦岩、鎖で登るくさり山、更に絶壁の岩肌がまるで太陽や月光のように反射させ鏡のようになっている鏡岩など、あらゆる巨岩が登場します。

日本にはさまざまなお寺が存在しますが、境内の中にこれほど多数の巨岩が存在し、それぞれがさまざまな特長を持っているお寺は千光寺以外にはありません。こうした巨岩が千光寺の最大の見所です。

 

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玉の岩。最大の巨岩

千光寺の巨岩の中でも最大の存在が玉の岩です。玉の岩はたびたびご紹介しましたが、高さ15メートル、周囲50メートルもの大きさを誇ります。この玉の岩には伝説が残されており、岩にあった宝を異国人に奪われた伝説があり、千光寺の名前である大宝山の由来にもなったとか。

実はこの伝説に出てくる宝が存在した場所が今でも玉の岩には残されており、直径14センチ、深さ17センチの穴があり、ここに宝があったとされています。ちなみにこの宝の代わりとして置かれているのが岩のてっぺんに設けられている玉で、こちらの玉は夜になると三色に輝くと言われています。

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 尾道市街と尾道水道の絶景

千光寺のもう一つの見所が、尾道市街と尾道水道を見通すことができる絶景です。尾道は冒頭でご紹介した通り、坂と寺の町として美しい景色が見所ですが、千光寺からはこの尾道の町が見下ろすことが出来ます。また尾道の風景を特長づけている存在が目の前の海である尾道水道と瀬戸内海の島々です。

瀬戸内海は国定公園に指定されるほど美しい景色が有名で、島と島の間に広がる海の景色や、島の先まで広がる海の景色など、この地域ならではの独特の風景が広がります。千光寺山は標高144メートルとそんなに高くはありませんが、この尾道の街では最も高い部分にある山であるためその景色は十分見ごたえがあります。

千光寺には徒歩でも上ることができますが、散策で登った後に見るご褒美として素晴らしい景色を間のあたりにできます。

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千光寺山ロープウェイ

千光寺は尾道の古寺巡りの一つのお寺として巡ることができ、歩いて回ることができますが、境内まで行くためには急坂な坂や階段を登らなければなりません。そのため尾道では千光寺まで市街地から直接アクセスできるロープウェイが設けられています。この千光寺山ロープウェイは、千光寺のすぐ上にある千光寺公園までわずか3分間でアクセスすることができます。

この千光寺山ロープウェイは、先にご紹介した千光寺の特長が外から一目瞭然に堪能することができるのです。千光寺の境内はあらゆる巨岩がありますが、千光寺山ロープウェイは乗りながらにしてこの巨岩を風景として眺めることができるのです。

千光寺の象徴である、玉の岩や、くさりで登る巨大な岩、くさり山、さらには太陽の光を反射させた巨大な岩の鏡、鏡岩など、千光寺ならではの見所が丸わかりです。もう一つ、千光寺山ロープウェイの見所は、尾道市街と瀬戸内海の美しい風景も見下ろすことができます。こちらも千光寺の境内から眺めるのとは違い、空中から眺めるように瀬戸内海の風景も見ることができるのです。

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福山 尾道観光スポット 千光寺ロープウェイ

千光寺山ロープウェイの利用案内

所在地:〒722-0033 広島県尾道市東土堂町20-1

TEL:0848-22-4900

FAX:0848-22-4900

料金:片道 大人320円、小児160円、往復 大人500円、小児250円

千光寺公園

千光寺の上には千光寺山ロープウェイの発着場でもある千光寺公園があります。千光寺公園は千光寺とは違い、明治時代になってから作られた公園です。当時の千光寺の住職である多田實圓和尚が尾道に遊園地などがないことから、観光スポットとして広く訪れてもらうために明治27年に開設しました。

当時は共楽園という名前ですが現在は千光寺公園となっています。開設当初の通り、昭和には遊園地がありましたが、現在は美術館や文学スポットとして、更に桜の季節にはお花見スポットとして人気です。尾道では桜の名所として有名で、日本さくら名所100選にも選ばれています。美術館では尾道市立美術館があり、文学の小道では尾道ゆかりの文人たちの句碑などが登場します。

また千光寺公園にはもう一つ見所があります。それが山頂にある360度大パノラマの展望台です。こちらの千光寺公園の展望台は、千光寺の境内から眺める眺望よりも更に大絶景が楽しめます。尾道市街はもちろんのこと、しまなみ海道へと続く瀬戸内海の島々、更には千光寺からは見ることができなかった尾道大橋や新尾道大橋といった東側の風景など、まさに360度の大パノラマが楽しめるのです。

こちらの千光寺公園は歩いてでも行けますし、駐車場もあるので車で、また千光寺山ロープウェイでもアクセス可能です。

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 文学のこみち

尾道は、冒頭でもご紹介した通り、日本を代表する文人たちに愛された町として有名です。古くから瀬戸内海の交易都市として栄え、また瀬戸内海の美しい風景があることから、数多くの文人たちが創作活動に打ち込みました。志賀直哉や林芙美子、中村憲吉など、有名な作家や歌人があつまりました。

こうした文人たちの文学碑がある散策道が文学のこみちです。全部で25基もの文学碑が立ち並び、その文学碑を回りながら散策することで、文学にも触れ、同時に尾道の風景も楽しめることができるのです。

この文学のこみちで見れる文学碑は、先ほどの三名に加えて正岡子規や河東碧梧桐のような明治期の俳人や、江戸時代の俳人で有名な松尾芭蕉、東海道中膝栗毛を記した江戸時代の作家、十返舎一九、大阪大学医学部の前身で、福沢諭吉や大村益次郎など多くの歴史上の人物を輩出した適塾を開いた緒方洪庵、幕末の志士たちが愛読した日本外史を記した頼山陽など、歴史上の有名人物たちの文学碑を見ることができます。

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おのみち文学の館

先に文学のこみちの部分で、尾道ゆかりの文人たちをご紹介しましたが、千光寺の周辺には実際に文人たちが住んでいた場所がそのまま残されています。それがおのみち文学の館です。おのみち文学の館は一つの家のような印象を受けますが、実は3つの離れた家を合わせて「おのみち文学の館」と呼んでいます。

最初にご紹介するのが志賀直哉の旧宅です。志賀直哉は、暗夜行路などの作品で有名な小説家で、1912年から1914年までの2年間をこの尾道の平屋で過ごし、暗夜行路の創作に打ち込みました。この志賀直哉旧宅からは眼下に尾道市街と美しい瀬戸内海の風景が目の当たりにできるのです。

第二の家が林芙美子の書斎などを再現した文学記念室です。文学記念室は国の登録有形文化財にも登録される貴重な建物で、旧福井家住宅と呼ばれる古い建物が目の当たりにできます。こちらの文学記念室からも尾道の美しい風景が目の当たりにできるのです。

第三の家が、中村憲吉の旧居です。中村憲吉は明治から昭和にかけて活躍した歌人で、肺結核のためこの尾道で療養していました。その時の家が保存され、今も残されています。この3つの家を総称しておのみち文学の館といい、千光寺周辺の観光スポットとして楽しめます。福山 尾道観光スポット おのみち文学の館

志賀直哉旧宅

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文学記念館福山 尾道観光スポット おのみち文学の館 福山 尾道観光スポット おのみち文学の館

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中村憲吉の旧居福山 尾道観光スポット おのみち文学の館

 まとめ

尾道には、今回ご紹介した千光寺以外にもさまざまな観光スポットが存在します。古寺巡りを楽しんでもいいですし、あるいはしまなみ海道へサイクリングへ出かけてもいいでしょう。

その中でも特に尾道を特長づけている町と瀬戸内海の風景が楽しめるのが千光寺なのです。ぜひ、尾道観光の代表ともいえる千光寺を訪れてみてはいかがでしょうか。

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