千頭駅と周辺の観光。大井川鉄道SLの旅の終点

 SL大井川鉄道の終着点。寸又峡や南アルプスの観光地に行く起点

静岡県の観光スポットの目玉の一つが大井川鐡道です。大井川鐡道は、今ではほとんど見ることが出来ないSL蒸気機関車に乗ることができる日本有数の鉄道なのです。蒸気機関車は明治時代から日本に敷設されましたが、現代ではその姿をほとんど見ることができません。

昭和初期に走っていたものが実際に乗ることができ、島田市にある新金谷駅から千頭駅まで、およそ片道で約80分もの旅を楽しむことができるのです。また大井川鐡道の見見所の一つが、通常の蒸気機関車に加え、アニメで有名な機関車トーマスの実際の形をした車両に乗ることができます。

機関車トーマスは子供たち、とくに男の子に大人気のアニメとして、それを目的に大井川鐡道にくるお客さんも少なくありません。本日はそんな魅力あふれる大井川鐡道の終点ともいえる駅、千頭駅とその周辺観光スポットである寸又狭をご紹介します。

千頭駅は川根本町といわれる町にあり、寸又狭の玄関口ともいえる場所、また、大井川鐡道のスタート駅である新金谷駅と同様に、こちらの終点でも多数の蒸気機関車や機関車トーマスの列車を目の当たりに擦ることができます。

またここ千頭駅は大井川鉄道の路線がさらに進む駅でもあり、寸又峡温泉へ行く鉄道として、またさらにその先の井川駅まで行く井川線が設けられています。本日はSLが多数停車する寸又狭の玄関口、千頭駅をご紹介します。

静岡  観光スポット 千頭駅  静岡  観光スポット 千頭駅  静岡  観光スポット 千頭駅 

千頭駅の見所

千頭駅は冒頭でご紹介したように、大井川鐡道の終着駅です。SL蒸気機関車に乗ることができるのが、新金谷駅から千頭駅までのおよそ80分間で、基本的にSLの旅はこの千頭駅まで行って帰ってくる形になります。

また千頭駅から先には、井川駅まで続く井川線に乗り換えて、寸又狭に入っていきます。それではその見所をご紹介しましょう。

 

昔ながらの駅に機関車トーマスのSLが見れる

千頭駅はSLのスタート地点である新金谷駅とはことなり、高地にあります。その高さは海抜299メートルで、寸又狭に近づく山の中の駅という雰囲気です。その一方で、プラットフォームは1番線から4番線まである2面4線の駅で、折り返しの終着点らしく多数の蒸気機関車が停車しています。

そうした昔ながらの山の中のプラットフォームの雰囲気や、蒸気機関車が停車していることから、この千頭駅は中部の駅100選にも選ばれているほどです。

最大の見所の一つが機関車トーマスでお馴染みのトーマス号が一大集結する駅であり、特にトーマスフェアが開催される時にはトーマスはじめさまざまなキャラクター達が登場するのです。例えば、その時によって展示内容は異なりますが、トーマス号やジェームズ号とともに「ヒロ」や「パーシー」「いたずら貨車」や「いじわる貨車」の展示などが楽しめます。

更に、その際には千頭駅構内を走るラスティーの遊覧貨車に乗ることが可能で、1往復およそ300メートルの運行が楽しめます。また、トーマスミニSLもあり、小さなお子さんも乗ることができる催し物が開催されるのです。

更に、実際に車両を整備するところを見学することができる車両整備見学ツアーなども開催され、今では目にすることができない蒸気機関車の奥深い世界も味わうことが可能です。

トーマスフェアは年度によって異なりますが、6月から9月あたりで、きかんしゃトーマス号、きかんしゃジェームス号の運転日に開催されています。ちなみにこの千頭駅は大井川本線のSL急行と普通列車が発着する駅で、ホームと改札はそのまま段差がなく行くことができる昔の駅のような構造が堪能できます。

静岡  観光スポット 千頭駅  静岡  観光スポット 千頭駅 

明治時代からの転車台が見れる

千頭駅の見所のもう一つが、明治時代からの転車台です。現代の電車であれば、先頭車両と最後尾車両が同じであるため、終点の駅に到着しても方向を切り替えることなくそのまま発信することができます。

しかし、客車を蒸気機関車が引っ張るSLでは、牽引する千頭の蒸気機関車は1台で、終点の駅で方向転換しなければなりません。そのため蒸気機関車の線路では当然のことながら始発と終点に車両の向きを変える転車台が設けられているのです。

大井川鐡道でも始発である新金谷駅に転車台があり、終点である千頭駅にも設けられています。千頭駅の転車台は1897年にイギリスで作られたもので、今でも毎日利用されています。

転車台で車両の向きを変えるためには人力で行い、現在も5名の機関士たちが車両を押して回転させています。こちらの転車台での回転は、毎日見ることができますし、トーマスフェアが開催されている時にはトーマス号の回転を見ることができるのです。

静岡  観光スポット 千頭駅 機関車 静岡  観光スポット 千頭駅 機関車 静岡  観光スポット 千頭駅 機関車 静岡  観光スポット 千頭駅 機関車

大井川鐵道SL資料館

千頭駅にはもう一つ、SL、蒸気機関車に関する見所スポットがあります。それが大井川鐡道SL資料館です。この大井川鐡道SL資料館は、SL模型や鉄道のジオラマなどを中心に展示されている資料館で、蒸気機関車をより深くすることができます。

 

寸又狭。奥大井を堪能できるスポット

この千頭駅では、駅そのものや保存されている機関車トーマスなども見ごたえがありますが、それ以外に、駅の周辺にもいくつかの観光スポットが設けられています。例えば千頭駅のすぐ横にあるのが、「音」をテーマにした体験型の道の駅で道の駅奥大井音戯の郷があります。

更にはSL資料館や奥大井観光案内所があり、南アルプスと大井川の大自然が満喫できる川根本町の観光が満喫することができます。更にここから先のおすすめ観光スポットとして寸又狭をご紹介します。

静岡  観光スポット 寸又狭 静岡  観光スポット 寸又狭

千頭駅から寸又狭へのアクセス

寸又狭は千頭駅から電車で乗り換え、奥泉駅まで行き、そこから更にバスで30分の場所にあります。

 

寸又狭プロムナード

寸又狭は温泉街である共に、寸又狭プロムナードといわれる大自然の散策コースを味わうことができます。寸又峡温泉街をスタート地点におよそ1周約90分の道のりを歩いて回る散策路です。

この寸又狭プロムナードの散策中には数々の絶景スポットが登場し例えば、夢の吊り橋や飛龍橋、尾崎坂展望台といった景観スポットが楽しめます。

基本的に春夏秋冬、四季折々で楽しめますが、中でも紅葉の時期の風景の素晴らしさは他では中々味わうことができません。ぜひおすすめです。

静岡  観光スポット 寸又狭 静岡  観光スポット 寸又狭

夢の吊り橋

寸又狭の最大の見所の一つが、夢の吊り橋です。この夢の吊り橋はその名前の通り、まさに夢の中の風景のような場所です。こちらの夢の吊り橋は、南アルプスの大間ダムによってせき止められた人造湖の上にかかった吊り橋で、長さはおよそ90m、高さ8mの吊り橋です。

その特長が、エメラルドグリーンになった水です。他でこれほどの美しい色をした湖はなく、幻想的な風景から夢の吊り橋と名づけられました。

ちなみにこのつり橋は、一度に10人しか渡ることができないため、渡るときもかなり緊張します。また、夏季などのハイキングなどが盛んになる時期には、わたるための順番待ちが起きるほど。

こちらの夢の吊り橋は幻想的な雰囲気と同時に、恋愛成就のスポットともされており吊り橋のまん中で恋の祈りをすると夢が叶うと言われています。

静岡  観光スポット 夢の吊り橋 静岡  観光スポット 夢の吊り橋 静岡  観光スポット 夢の吊り橋 静岡  観光スポット 夢の吊り橋

 千頭駅へのアクセス

大井川鉄道の千頭駅は蒸気機関車SLの旅の終点駅でもあります。新金谷駅から千頭駅までは通常の運行ではおよそ乗車時間が1時間10分前後、蒸気機関車では80分ほどかかります。

また車で向かう場合でも同じ1時間近くの時間がかかります。千頭駅はSLの終点ですが、さらにその先の寸又峡や井川まで向かう井川線がつづき、南アルプスの観光スポットが登場します。

カンデオホテルズ静岡島田から千頭駅までは車で約1時間20分ほどの時間で行くことが可能です。

新金谷駅とセットで

千頭駅はこれまでご紹介したように、蒸気機関車SLが堪能できる駅として、また機関車トーマスが集結する一大観光スポットとして利用することが出来ます。千頭駅と同様に楽しめるのがスタート駅である新金谷駅で、新金谷駅でも転車台をはじめ本物の蒸気機関車に触れることができます。

新金谷駅では、SLの見学ができるだけではなく、大井川鐡道や蒸気機関車の乗車券なども購入することが可能です。また千頭駅で蒸気機関車が回転するように、新金谷駅でも転車台による回転が目の当たりにできるのです。

 

蒸気機関車とトーマス号の乗り方について

大井川鐡道の蒸気機関車を利用するに際して、注意点があります。通常の蒸気機関車とトーマス号はそれぞれ違うため、予約しなければなりません。通常の蒸気機関車は年間300日以上運行しており、4両の蒸気機関車が走っています。

ホームページのメールや電話で予約することが可能で、乗車日の125日前~2日前までに予約が必要です。変更する場合も2日前までです。また新金谷駅から千頭駅までの間には、駅が多数存在しますが、そのほとんどが停車しません。また下りのみ停車する駅や、上りのみ停車する駅など決まっているため、あらかじめ確認してから予約しましょう。

一方、トーマス号は毎年で運行期間が決まっており、こちらも予約する必要があります。トーマス号の予約は限られており、電話予約やメール予約はできず、ローソンチケットでの予約のみ対応しています。そのため、あらかじめ調べたうえ日程を調整して予約する必要があります。

 

まとめ

このように千頭駅は、機関車トーマスやSLの終着点としての楽しみや、さらにその先の寸又峡や長島ダムのような南アルプスの観光スポットへ向かうための出発点としての顔があります。

大井川と蒸気機関車ならではの旅が千頭駅を訪れることでより充実したものになるでしょう。また、トーマス号に乗ったトーマスフェアが開催される時には、子供たちに大人気の多数のキャラクターや催しものが登場するため、家族での思い出作りには最適な場所といえるでしょう。