かつて山陽道一の伽藍を誇る。尾道で最大の規模を誇る西國寺

尾道最大規模のお寺西國寺

坂道と寺巡りの町として知られる尾道。街全体に点在するお寺の数々を巡り、さまざまな歴史的スポットに触れることができます。尾道の寺巡りのメインスポットといえば、ロープウェーや千光寺公園に象徴される千光寺が有名ですが、その千光寺を参拝した後にも数々のお寺が登場します。

そんな尾道の寺巡りで最大規模の大きさを誇るのが西國寺です。西國寺はかつて山陽道随一の規模を誇る巨大な寺院として栄えました。平安時代には白河上皇の勅願寺として、従える末寺の数は100以上。巨大な伽藍を誇りました。そんな西國寺ですが、かつての威容を残した姿は今でも健在です。数多くある尾道のお寺の中でも、この西國寺が最大の規模を誇っています。

巨大な境内の中には歴史上の有名人物たちによって作られた建造物の数々があり、見ごたえが満点です。とりわけ有名なのが、室町幕府の6代将軍足利義教によって寄進された三重塔は国の重要文化財に。備後の守護大名であった山名氏によって復興された金堂も今の時代までその姿を残します。千光寺で一息ついたあとは、更なるお寺巡りでこの西國寺を参拝してみてはいかがでしょうか。

尾道 寺巡り 西国寺

尾道の西國寺へのアクセス

西國寺は尾道のお寺巡りの最後のほうの一大スポットです。千光寺のロープウェー乗り場からは徒歩で約15分ほどの場所に。尾道の街歩きのスタート地点とも言える尾道駅からは徒歩で25分ほどでいくことができます。尾道のお寺巡りは、坂道のいたるところにあり、徒歩で散策するのがオススメです。カンデオホテルズ福山から尾道駅までは車で約25分ほど。尾道駅の目の前の市営駐車場などに車を止めて街歩きを楽しみましょう。

西國寺へのアクセス

尾道市街も一望できる。巨大な城郭のような巨大な境内

西國寺の特徴の一つは、その巨大な境内です。その広さや構造、姿はまるでかつての城郭のような作りをしています。その雄大な広さから、かつて山陽道随一の伽藍を誇った大寺としての威容が伺えます。もともと西國寺が創建されたのは大仏開眼で諸国を巡っていた僧行基で、西暦729年から749年の間と言われています。

その後一度火災によって大半を消失しましたが、白河天皇の勅願によって復興され愛宕山の山嶺から中腹にかけて巨大な伽藍を誇ったといいます。かつて山陽道にかけて100寺ちかい末寺を従えましたが、鎌倉時代以降、武士の侵略や横領によって南北朝時代には尾道一円を残すのみに。

その後再び火災によって消失しましたが、山名氏によって再興され現在に至っています。こうした巨大なお寺の姿が今でも残されており、山嶺に佇む三重塔やそこに至るまでの広さは城のような印象を受けます。また本殿がある一体からは尾道市や瀬戸内海が見渡せる景色が見られ、そうした点からも城郭にいるような気分になります。

尾道 寺巡り 西國寺

尾道の美しい市街地を歩きながら訪れることができます

尾道 寺巡り 西國寺

遠くからも西國寺の三重塔が見えます

尾道 寺巡り 西國寺

境内はまるで城郭のように広いです

尾道 寺巡り 西國寺

境内からは尾道市街が見下ろせます

三重塔や金堂など多数の重要文化財

西國寺は巨大な境内が見所の一つですが、国の重要文化財に認定される文化財が多数見られます。最も代表的な存在が三重塔と金堂です。三重塔は境内の裏手にある山の中に佇んでおり、外から景色としてみると独特の風合いがあります。この三重塔は永享元年(1429年)足利義教の寄進により建立されたものになります。

尾道 寺巡り 西國寺

重要文化財の三重塔

一方で金堂は火災によって消失したものを山名氏が再建したものとして有名で、創建当時の壁面を忠実に再現、優美な姿が印象に残ります。またこれ以外にも木造の如来像などが数点国の重要文化財として保存されており、唐時代の銅製五鈷鈴や、鎌倉時代の金銅五鈷鈴、宋時代の錫杖も重要文化財です。また西國寺の入口である巨大な仁王門は広島県指定の文化財に。広大な境内の内部には、貴重な文化財で溢れています。

尾道 寺巡り 西國寺

金堂も重要文化財です

尾道 寺巡り 西國寺

尾道や鞆の浦で度々見かける力石もあります

尾道 寺巡り 西國寺

仁王門も指定文化財です

まとめ

これまでご紹介してきたように西國寺は尾道のお寺巡りの中でも、見ごたえが多数あるお寺です。雄大な城郭並みの敷地に、数々の古くから伝わる文化財など、その奥深さはまさに山陽道随一の伽藍を誇った姿そのものを残しています。お寺巡りではさまざまなお寺が登場しますが、オススメのスポットといえるでしょう。

カンデオホテルズ福山