大阪水上バスで水の都を堪能。大阪城から中之島を周遊

大阪水上バス。水の都の大阪を堪能

日本を代表する水の都である大阪。水の都とは、運河や水路など河川によって都市が形成される町のことで、水がその町の文化や経済、交通に大きく影響を与えている町のことを言います。

例えば世界的な水の都として知られるイタリアのヴェネチアは、ラグーンといわれる独特の地形の上に作られ、町中のいたるところに水路が張り巡らされています。こうした水の都の特色は、第一に船で都市部の中まで入っていけることから、商業や貿易が盛んになることがあげられます。

そして第二に、水路や船が町の交通手段として盛んに利用される点があげられるでしょう。地中海貿易で栄え、町の水路が主要交通手段の一つであったヴェネチアなどはその最たる例ですが、日本においては大阪がその地位にふさわしいといえるでしょう。

大阪も古来から難波宮が置かれ、瀬戸内海や九州などの貿易の拠点として知られていました。また、豊臣秀吉が大阪城を築き、その後の江戸時代まで、数多くの水路が中心部に設けられ水路が主要な交通手段として利用されてきたのです。

そんな日本の水の都の代表ともいえる大阪を、最も堪能できるのが本日ご紹介する大阪水上バスです。大阪水上バスは大阪の中心ともいえる大阪城を出発地点におよそ60分にわたって中之島を周遊する大阪観光クルーズです。

このあたり一帯は歴史的にも大阪の水の都を象徴するスポットとして、最も代表的なスポットです。これまでとは一風変わった大阪観光を楽しむことができます。大阪 観光スポット 水上バス 大阪 観光スポット 水上バス

大阪水上バスのルート

大阪城水上バスのルートは、上記でご紹介した通り中之島を巡るおよそ60分のルートです。スタート地点である大阪城港を発着し、天満橋、淀屋橋などがある土佐堀川を通り中之島を一周して、堂島川を通り大川まで北上して大阪城港まで戻ってくるルートです。

スタート地点は大阪城港ですが、途中、八軒家浜船着場、淀屋橋港、OAP港で降りることも可能です。

大阪水上バスの見所。水の都の象徴、中之島を巡る

大阪水上バスの主要ルートとなる中之島は、大川(旧淀川)の一部である堂島川と土佐堀川の間に存在する中洲のことです。その広さは、東西約3km、面積723,266m2ほどの細長い中洲で、古くから大阪の商業の中心として栄えた場所でもあります。

現在この場所には、大阪市の行政の中心でもある大阪市役所や、国の重要文化財として登録される大阪府立中之島図書館や大阪市中央公会堂など、日本の近代化を代表する歴史的な建物が並び、美しく整備された一体は、大阪の文化面の雰囲気も感じられるエリアとなっています。

この中之島は歴史的にもかつてから大阪経済の中心ともいえる存在で、大阪湾から船によって諸藩の物資が運び込まれる一大拠点であったのです。いわゆる“天下の台所”と称される大阪経済の中枢であった場所であり、各藩の蔵屋敷が集約されていたのです。

いわばここ中之島は、大阪の「水の都」を最も象徴するスポットとして大阪水上バスの最大の見所ともなっているのです。大阪 観光スポット 水上バス 大阪 観光スポット 水上バス

見所1 中之島、大阪のビジネスと文化芸術拠点がわかる

大阪水上バスの最大の見所が、美しい中之島の風景を水上バスから眺められる景色です。先にご紹介した通り、中之島は江戸時代から各大名の蔵屋敷が立ち並び、全国各地の物産が海を通じて集まる商業の中心地でした。そしてその天下の台所の名残は、現代にも引き継がれており、その全貌を水上バスを移動しながら眺めることができます。

また、現代の中之島は、明治時代になって建設された大阪府立中之島図書館や大阪市中央公会堂といった重要文化財の建築物や、大阪府立国際会議場や大阪市立科学館、国立国際美術館などが立ち並ぶいわば、大阪の文化・芸術拠点としてもその存在感を増しつつあります。

そんな大阪の中心的存在である中之島の風景を水上バスから眺めることで、水によって経済や文化が築かれる水の都を堪能することができます。

途中、水上バスでは、大阪城の水路の遺構や、浪華三大橋いわれる難波端や天満橋といった歴史的な端や、ビジネスの象徴でもあるビル群、また現在は公園として整備されている中之島一体を目の当たりにすることができます。大阪 観光スポット 水上バス 大阪 観光スポット 水上バス

見所2 水の都を体感できる美しい景色

大阪水上バスの見所は中之島の特長がわかるという点がありますが同時に美しい水路ならではの景色を見ることができます。特に中之島一体は公園として整備されていることから、木々や緑が多く設けられ、美しいミスの都の姿を目の当たりにすることができます。

特にこの付近一帯は春には桜が咲き誇るスポットとして有名で桜ノ宮公園などはお花見のシーズンには一斉に桜色になり、水辺から眺める景色もより美しいものとなります。大阪 観光スポット 水上バス

見所3 水上バスの秘密。天井が下がるしかけを体感

大阪水上バスの見所は中之島の景色や水上バスならではの眺めだけではありません。水上バスアクアライナーで運行している船は、ウォータージェット推進といわれる組み上げた水を高圧力で噴出しながら推進力を得る高速運行ができる船で快適です。

またこの水上バスにはもう一つ仕掛けが存在し、天井の高さが変えることができるのです。これは橋の高さによっては、天井を下げなければ通行することができないためで、最大で30センチほども天井が下がります。

その場合何と水面から水上バスの上までの高さは1メートル30センチほどになり、非常に細長い船に変形することができます。大阪水上バスならではのこの仕組みも見所の一つです。

大阪 観光スポット 水上バス大阪城とセットで

大阪水上バスはおよそ1時間で中之島一体を巡ることができますが、そのスタート地点は大阪城港であることから、大阪城の観光とセットで見ることをお勧めします。大阪城は豊臣秀吉が築いた巨大な城として東アジア最大の規模を誇ったお城ですが、現在残されている大阪城は大坂夏の陣で勝利した徳川家が新たに築城したものになります。

現在に残されている巨大な城は、大阪城公園としてしられ、天守閣から本丸、二ノ丸、三の丸まで見所が盛りだくさんです。本丸にある天守閣は現在は博物館として、戦国時代から江戸時代にかけて活躍した武将たちの甲冑や刀剣といった武具が展示されています。

また西の丸には日本庭園があるなど、見所が盛りだくさんです。ちょうど大阪水上バスの乗り場付近には大阪城ホールや野球場などもあり、更に南部には憩いの場である記念樹の森や市民の森が存在します。

こうした巨大な公園となっている大阪城の見学、散策とセットで大阪水上バスの周遊を楽しむとより満喫することができるでしょう。

大阪水上バスの利用案内

大阪水上バスは発券場所は二カ所です。一つがスタート地点である大阪城港、もう一つが船着き場である八軒家浜船着場です。また乗り場は4カ所の船着き場すべての場所から乗ることが可能で、大阪城港、八軒家浜船着場、淀屋橋港、OAP港の4つです。

  • 所要時間:約60分
  • 乗り場:大阪城港/八軒家浜船着場/淀屋橋港/OAP港
  • 便数:1時間に1本、季節によって運行本数に違いあり
  • 料金:大人1700円、こども(小学生)850円 大阪城天守閣入場券とセットで2000円(大人)

大阪水上バス乗り場へのアクセス

大阪水上バスの乗り場は4カ所あります。

大阪城港:JR環状線「大阪城公園駅」から徒歩約3分、大阪市営地下鉄鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」から徒歩約5分

天満橋港:京阪電車「天満橋駅」から徒歩約3分、大阪市営地下鉄谷町線「天満橋駅」から徒歩約3分

淀屋橋港:京阪電車「淀屋橋駅」下車すぐ、大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋駅」下車すぐ

OAP港:JR環状線「桜ノ宮駅」から徒歩約10分

まとめ

大阪水上バスは、水の都という大阪の成り立ちがわかるうえ、現在ではビジネスや文化芸術の中心地になっている中之島一体の美しい景色が楽しめるスポットです。

およそ60分ほどかけて回るクルージングですが、移り変わる景色や、大阪の中身が濃い都市の成り立ちなどから、あっという間にクルージングは終了します。またこの大阪水上バスは季節によってもさまざまな風景が楽しめるのでお勧めです。

春の季節には中之島一体に一斉に桜が咲き誇り、水上バスから眺める風景は、何とも言えないのんびりした時間を提供してくれることでしょう。更に乗船場所が4カ所あり、どの場所でも乗降可能なのがかつての交通手段の一つでもあった水路の成り立ちを感じさせてくれます。

更に、大阪城の観光とセットで水上バスを利用するとより一層大阪の醍醐味が感じられておすすめです。

 

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