松山球場と松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

正岡子規と野球がわかる小さいミュージアム

歴史と文学の街として知られる松山。そんな松山を代表する俳人が正岡子規です。正岡子規は俳句という一つの分野を体型立てて日本の文学の一角として確立させた人物。数多くの歴史上の俳人を発掘し、その作品に評価を付けました。例えば当時無名であった与謝蕪村などの作品を評価したのも正岡子規と言われるほど。

そんな正岡子規ですが、豊富な文学的な知識と造詣から自らも作品を多く残し、新聞記者としても記事、論評を書き残しました。また、当時、不治の病とされた肺結核であるにも関わらず、当時流行り始めたベースボールを素手で行うなど、活発な明るい性格の人物として知られます。ちなみにベースボールに野球という言葉を名付けたのが正岡子規という俗説もあるほど(実際にベースボールに野球という言葉をつけたのは子規と同年代の中馬庚と言われています)。

しかし、正岡子規が「打者」「走者」「四球」といった現代でも多く使用されている数多くの野球用語を作ったのも事実です。こうしたことから、松山は野球の地として古くから栄え、現代でも愛媛県内の高校や甲子園に出場するほどの強豪校が揃っているといいます。

本日はそんな正岡子規にちなんだ松山の野球スポット、松山球場と松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアムご紹介します。野球好きには堪らないさまざまな展示物を目の当たりにすることができます。

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

松山球場と松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアムへのアクセス

松山球場坊ちゃんスタジアムと松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアムは、電車か車でのアクセスが便利です。電車では予讃線で松山駅から市坪駅までひと駅4分で到着します。松山は路面電車の松山市駅と松山駅のふた種類があるため、注意が必要です。坊っちゃんスタジアムは松山の中心市街地である大街道周辺や松山市駅周辺からは少し離れており、カンデオホテルズ松山大街道からは車で約20分ほどでいくことができます。

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野球の歴史がわかる資料館、プロ選手の展示も。の・ボールミュージアム

の・ボールミュージアムは松山球場に付属する形で訪れることができます。冒頭で述べたとおり、この、の・ボールミュージアムは正岡子規にちなんで開設された野球博物館。多くの野球用語を生み出した正岡子規の像や、数々の野球の歴史に関する展示品を見ることができます。

館内は主に高校野球の展示とプロ野球の展示に二分されており、野球が盛んである愛媛の歴史と高校野球の歴史などに親しむことができます。ちなみにこのミュージアムの名前も正岡子規から取られており、正岡子規の名前である升を文字って「の・ボール」としています。

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

外には野球の石碑が

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

巨大なボールの石碑です

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

入口は球場の場所にあります

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

昔の野球選手です

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

展示品が数多くあります

坊っちゃんスタジアムの愛称で知られる巨大球場

の・ボールミュージアムがある松山球場ですが、一般的には愛称である坊っちゃんスタジアムの名前で親しまれています。この坊っちゃんは、正岡子規の親友でもあった夏目漱石の小説「坊っちゃん」から取られたものでもあり、松山中には「坊っちゃん」とつくものが多数残ります。

松山球場もそんな松山らしさを表す愛称で広く呼ばれているスタジアムと言えるでしょう。この松山球場は試合は常に行っているわけではありませんが、年間で2試合の公式戦が行われたり、ヤクルトスワローズの秋のキャンプが行われています。また独立リーグである四国アイランドリーグplusや愛媛マンダリンパイレーツの本拠地としても知られます。ミュージアムの、の・ボールではヤクルトスワローズに所属していた古田敦也選手のユニフォームやスパイクも展示されています。

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

武道館がとなりに

松山球場 松山市野球歴史資料館 の・ボールミュージアム

テニスコートもあります

まとめ

坊っちゃんスタジアムと、の・ボールミュージアムは松山の中心市街地や道後温泉がある地域からは少し離れた場所にありますが、松山の野球の歴史が堪能できるスポットです。また、松山球場は広大な松山中央公園の一部に入っており、プールや競輪場、テニスコート、武道館、運動場など数多くのスポーツ施設がある公園でもあります。こうした設備でスポーツを行うことができるため利用のついでに訪れてもいいかもしれません。