松山の中心、巨大な城を体験できる松山城

ミシュラン観光でも二つ星

愛媛県松山の中心といえば、なによりもまず松山城の名前が上がるのではないでしょうか。天守閣の他、本丸、二の丸、三の丸と城を構成するほとんどの部分がそのまま残され、多くの重要文化財や史跡を残している一大観光スポットです。

その雄大さ、貴重な文化財の多さから、2009年のミシュラン観光版日本編では二つ星に選定されるほど。現在は城のほとんどの部分が公園として整備され、ロープウェーまで設置されているほどの有名スポットです。多くの建造物が重要文化財に指定され、そしてその現存数は二条城に次ぐ21棟も残されています。

日本には戦国時代や江戸時代の多くのお城が残され、観光地として賑わいを見せていますが、ここ松山城ほどかつての姿のまま雄大さを残しているお城は珍しいかもしれません。江戸時代の城をたっぷりと堪能し、散策ルートとしても際的な日本三大平山城の一つ、松山城をご紹介します。

松山城

江戸時代初期からそのまま残る城、松山城とは

松山城は江戸時代初期から多くの建造物が残る大変珍しい城の一つです。もともとその創建を始めたのは、賤ヶ岳七本槍の一人でも有名な戦国武将、加藤嘉明が関ヶ原の軍功で伊予松山20万石を受領した際に、その居城として建築を始めました。ちなみに現在でも多くの人から呼ばれている松山という地名は、加藤嘉明が命名したことから始まります。

しかし松山の名付け親でもあり、松山城の創健者でもある加藤嘉明は、会津に転封されその後改易されます。加藤嘉明のあとに入ってきたのが、高名な蒲生氏郷の孫、蒲生忠知ですが、病死した際に後継がおらず、断絶。その後幕府の一門として松平定行が松山藩主になり、幕末まで続きます。

松山城

賤ヶ岳の七本槍加藤嘉明が松山と命名、創建を開始する

松山城

天守閣を初め、多くの重要文化財を残すお城です

大天守から二の丸、三の丸まで残る日本三大平山城の一つ

松山城は、行ってみるとわかりますが、その規模の大きさに圧倒されます。大天守がそびえ立つ本丸以外に二の丸、三の丸がそのまま残り、平野の中の山に作られた代表的な平山城と言えるでしょう。

ちなみに平山城とは、戦国時代末期に登場した城郭の一種類で、平野部分には政治を行う政庁を設けて、山の部分に城郭を設ける城の典型。防御力だけではなく、経済の中心地としての役割も果たすことができる、いわばその国の首都とも言える城です。

平山城の登場以前は、単純に山のみを城郭化する山城だけでしたが、鉄砲の普及によって、山城だけでは防御としての機能が果たせなくなったところから、城下町と一体の平山城が登場したと言われています。松山城は日本に存在する多くの平山城のなかにおいても最も代表的な存在。

姫路城、津山城とともに日本三大平山城の一つに数えられます。山頂にある天守閣は、日本に現存する12箇所の天守閣の一つでもあり、姫路城と同じく連立式の天守閣。また城郭全体の構造も、山頂に本丸、西南麓に二の丸、三の丸、北麓には北曲輪、南東麓に東曲輪と堂々たる姿を残しています。

既に述べましたが、あまりに巨大なために、山頂の本丸まではロープウェーやリフトも設置されています。

松山城

平地に政庁、山頂には本丸、二の丸、三の丸の区画がある、壮大な平山城

松山城 ケーブルカー

行きはケーブルカーで行きました

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重要文化財が満載、21棟もの建造物と大天守

ここ松山城は、重要文化財の多さでも際立っています。京都の二条城に次ぐ21もの棟が残っていますが、その全てが国の重要文化財に指定されるほど。例えば戸無門は、高麗門の建築様式の貴重な建物で、建設された慶長年間から残っています。

この門の手前の通路は侵入した敵を分散させるための複雑な構造になっています。また、隠門と隠門続櫓は、筒井門に到達した敵の側面と背後を襲うための建造物で、こちらも築城時から残されている貴重な文化財。他にも数多くの門や櫓が重要文化財として創建時からの姿を見せてくれます。

そして中でも注目なのが、本丸に位置する大天守。創建当時は五重天守でしたが、1642年には三重天守に改築され現在に至っています。この天守閣は日本に現存する12箇所の天守閣の一つとして大変貴重なもの。

ちなみに天守閣内部は博物館として見ることが可能で、初代松山藩主で松山城の建築を開始した、賤ヶ岳の七本槍でも有名な戦国武将、加藤嘉明の甲冑や、松山藩主として幕末まで続いた松平家の初代藩主、松平定行の甲冑を見ることもできます。

それ以外にも多くの刀や槍、戦国当時の遺物が展示され、天守閣の構造とともに楽しむことが。もちろん山の頂上にあることから、眺めも最高ですね。

松山城

重要文化財の戸無門

松山城

戸無門です

松山城

隠門

松山城

こちらも重要文化財です

松山城

侵入した敵を撃退する仕掛けが

松山城

戦国時代の計算し抜かれた城郭です

松山城

いよいよ大天守が

松山城

加藤嘉明の甲冑です

松山城

こちらは松平定行の甲冑です

松山城

天守閣は博物館に

松山城

多くの槍や刀剣も

松山城

本丸からの城郭の形式は最高です

松山城

松山の町が一望できます

まとめ アクセス

松山城へのアクセスは市内電車が一番便利です。JR松山駅からは道後温泉行きで大街道駅下車で約10分ほど、有名な温泉街である道後温泉からも大街道駅までは約10分ほどでいくことができます。もちろん自動車でのアクセスも可能で駐車場もロープウェー乗り場のすぐ近くに完備しています。温泉街などのほかの松山の観光スポットともに是非一度、日本有数の平山城、松山城を訪れてみてはいかがでしょうか。是非、松山のホテルではカンデオホテルズ松山大街道をご利用ください。松山城も目の前です。

松山城はこちらです

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