松山のデパートや百貨店

四国で唯一の都市圏、松山都市圏とは

松山市は愛媛県の県庁所在地としてしられ、政治と経済の一大中心地として存在します。また道後温泉松山城など、豊富な観光資源を有しており、多くの観光客が訪れるスポットでもあるのです。

そんな松山市ですが、実は愛媛県だけではなく四国の中でも有数の経済圏として知られています。特にこのエリアは松山都市圏としてしられ、四国で唯一の都市圏とされるのです。ちなみに都市圏とは人口50万人以上の中核となる市を中心にその周辺エリアまで含めた経済圏で、いわゆる「都市部」と言われるような場所のことをさします。

ちなみに2010年の区分では日本全国に14の都市圏と大都市圏が存在し、四国では松山都市圏が唯一の存在です。また、中国地方を含めても、政令指定都市でもある広島市の広島都市圏、岡山市の岡山都市圏に次ぐ第三の規模を誇っており、観光業を中心に栄えるコンパクトシティとして楽しめるのです。

松山 デパート、百貨店

松山 デパート、百貨店

商業面からの松山市の最大の特長は、松山城を中心とした城下町という側面と、道後温泉を中心とした温泉街という二つの顔を持っており、この二つのエリアを中心にさまざまな商店街や繁華街、百貨店などが軒を連ねているのです。

本日はこうした四国随一の一大都市圏である松山市のデパートと百貨店を中心にご紹介いたします。松山には松山三越と伊予鉄高島屋という二つの2大百貨店が存在し、地元の商店街や繁華街などと一緒に多くの人々に愛される存在となっているのです。

伊予鉄高島屋:松山市駅のターミナルビル

松山市のデパートで、まずはじめにご紹介する存在が、伊予鉄高島屋です。伊予鉄高島屋は、松山市の一大中心地でもある松山市駅のターミナルビルとして知られる存在で、屋上に設置されてる巨大観覧車「くるりん」がシンボルとして知られています。

この伊予鉄高島屋は高島屋の系列である百貨店を運営するハイランドグループと、松山市駅を中心に地元の交通を担う、伊予鉄道が資本提携して運営する百貨店であり、まさに松山の経済圏の中心的存在と言えるでしょう。

もともとその始まりは今からおよそ50年近く前に、伊予鉄道が松山市駅のターミナル型百貨店を作りたいという構想から始まりました。初めは大手百貨店のそごうからスタートし、現在は高島屋になっています。

松山市駅 観光 モデルコース

伊予鉄高島屋の特長その1:市内観光の一大交通拠点

伊予鉄高島屋の最大の特長は、松山市内の観光の一大交通拠点ということが挙げられます。既にご紹介したとおり、伊予鉄高島屋そのものが松山市駅のターミナルビルとして機能する傍ら、松山市内の観光の移動で欠かすことができない存在でもある路面電車の発着場としても機能しているのです。

路面電車は伊予鉄高島屋や松山市駅と同様、伊予鉄道が運営する市内電車で、松山市内の移動では非常に重宝する存在です。松山の路面電車については「松山市駅を中心にめぐる。観光モデルコース」で詳しくご紹介しておりますので、そちらをご参照いただければと思いますが、松山市駅を基点として、松山城の城下町エリアである大街道駅や、道後温泉一体を楽しめる道後温泉駅など、冒頭でご紹介した松山観光の主要スポットにアクセスすることが気軽にできます。

また、松山には、この経済の中心でもある松山市駅以外に、松山駅というJR予讃線の駅が存在しますが、こうしたJRの駅とのアクセスも路面電車で移動してのりかえるという方法になります。ちなみに伊予鉄道は松山名物のひとつ、坊ちゃん列車に代表される蒸気機関車を初めて松山に導入した会社で、設立は今から遡ること130年近く前、明治20年に設立されました。伊予鉄高島屋はまさに一大商業地の中心であるだけではなく、市内の公共交通の中心でもあるのです。

松山市駅 観光 モデルコース

伊予鉄高島屋の特長その2:本館と南館の総合デパート構成、巨大観覧車「くるりん」

伊予鉄高島屋の構成は、松山市駅のターミナルビルという存在ながら本館と南館の二つに分かれる総合デパートです。本館では地下1階から9階まで構成されており、地下1階が食料品売り場、1階がスーパーブランドから化粧品、アクセサリなど。2階から5階が婦人服や紳士服。6階が呉服、宝飾品、メガネ、家庭用品、寝具など。7階には東急ハンズも入り、8階はレストラン街という構成になっています。

また最上階の9階ではレストラン街とともに巨大観覧車「くるりん」に乗ることも出来ます。この巨大観覧車「くるりん」は高さ45メートル、地上からの高さも含めると85メートルにも及ぶ巨大観覧車で、4人のりのゴンドラが32台稼働しています。

1週約15分という時間でゆったりと松山市内を一望することができます。その見える範囲は北は松山城に始まり、南は坊ちゃんスタジアム、西側は瀬戸内海の海など、松山市内から瀬戸内海に至るまで素晴らしい眺めを堪能することができます。

松山市駅 観光 モデルコース

伊予鉄高島屋の特長その3:巨大商店街への入口

伊予鉄高島屋はそのものが総合デパートとして、松山市の商業の中心的存在ですが、松山の商業のもう一つの中心でもある巨大商店街とも連結しているのです。伊予鉄高島屋の地下1階は食料品店いわゆるデパ地下になっていますが、そのデパ地下からつづくのが地下商店街である「まつちかTOWN」です。

「まつちかTOWN」は、日本で二番目に短いミニ商店街ですが、このミニ商店街から、松山の巨大商店街である銀天街と大街道が続くのです。この商店街周りについても「松山市駅を中心にめぐる。観光モデルコース」で詳しくご紹介しておりますので、そちらをご参照いただければと思いますが、松山市の繁華街や商業を特長づけている最大の見所スポットが、ここ伊予鉄高島屋からスタートするのです。

また、この二つの商店街、銀天街と大街道はさらにその先まで進むと、松山城の入口であるロープウェイ街道まで行くことが可能で、巨大な商店街めぐりを行うことができます。

松山 デパート、百貨店

松山 デパート、百貨店

伊予鉄高島屋の利用案内とアクセス

  • 略称:いよてつ高島屋
  • 所在地:愛媛県松山市湊町五丁目1番地1
  • TEL:089-948-2111(代表)
  • 営業時間:午前10時~午後7時30分(店舗)
  • 午前11時~午後10時(8・9階のレストラン)
  • 午前11時~午後10時(4月-9月、12月、9階大観覧車「くるりん」)
  • 午前11時〜午後7時30分(10・11・1・2・3月)
  • 観覧車料金:一人500円※小学生未満無料(保護者同乗)

愛媛県のデパート・百貨店:松山以外の伊予鉄高島屋もある

愛媛県には現在、いわゆる総合デパート、百貨店と言われる存在が松山のみにしかありません。以前は今治市新居浜市に、今治大丸と新居浜大丸がありましたが残念ながら今治大丸は2008年に閉店、新居浜大丸は2011年に閉店してしまいました。

そのため現在愛媛県では、伊予鉄高島屋のサテライト店が四国中央市、新居浜市、西条市、今治市、大洲市、八幡浜市、宇和島市、愛南町で運営されています。

松山三越:創業70年を誇る

お次にご紹介するのが、松山を代表するもう一つのデパートである松山三越です。松山三越は実は伊予鉄高島屋よりも古い歴史を持つ総合百貨店で、戦後復興の間もない1946年に創業を開始しました。その場所は、松山の商業の一大中心地のひとつ、大街道商店街の中に位置しており、入口もアーケードの巨大商店街の一角から入ることもできます。

ちなみに大街道商店街ももともとは松山城の城下町から始まり、現在のベースは戦後復興からスタートしたと言われています。すなわち、松山三越と大街道商店街はともに戦後の日本を商業によって盛り上げる重要な役割を果たしているのです。

松山三越は戦後のモノ不足の時代において松山から東京や大阪へ物資を送る役割を果たし、また、その周辺の大街道商店街の興隆を後押しする存在でもあったのです。また、四国で初めてとなるエレベーターの設置や、当時東京で行われていたファッションショーなどを開催することで、日本の近代化と新たな文化を松山の地に広める存在でもあったのです。

松山三越の構成は地下2階から8階、屋上まで有り、地下2階は駐車場、地下1階は食料品店売り場、1階がスーパーブランドから化粧品まで、2階から4階までがファッション、5階がベビー、リビングなど、6階が美術、宝飾、時計、メガネ、7階が催事場、8階がレストラン、屋上にはフットサル会場などもあります。

松山 デパート、商店街

松山 デパート、商店街

松山三越の利用案内

  • 略称:松山三越
  • 所在地:愛媛県松山市一番町3丁目1-1
  • TEL:089-945-3111
  • 営業時間:午前10時~午後7時

AEL MATSUYAMA:松山観光の一大中心地にオープン

お次にご紹介するのがデパートではありませんが、新たにオープンした複合商業施設であるAEL MATSUYAMAです。AEL MATSUYAMAは2008年に閉店したラフォーレ原宿・松山跡地に2015年にオープンした13階建てのビルで、カンデオホテルズ松山大街道も5~13階で入居しております。

AEL MATSUYAMAは、大街道商店街の入口、そして松山城へとつづく、ロープウェイ街道の入口に位置しており、まさに松山観光と松山の繁華街の一番中心に存在する複合商業ビルです。

1階には広島発のインポートセレクトショップ「パリゴ(PARIGOT)」とカジュアルレストランの「セラフィナニューヨーク(Serafina NEW YORK)」が入居しており、2階にはコーヒー専門店と書店、今治タオル専門店などが入居しています。

また、3階から4階にはブライダルゾーンが設けられており、都市型ウエディング施設「THE GRIGHT」が入居しています。

松山 デパート、百貨店

松山 デパート、百貨店

AEL MATSUYAMA利用案内

  • 名前:AEL MATSUYAMA
  • 所在地:愛媛県松山市大街道二丁目5番12
  • 営業時間:レストラン10:00~23:00
  • ショッピング10:00~22:00

アクセス:大街道駅から徒歩1分

まとめ 

松山は四国最大の一大都市圏として、また中国地方も合わせれば三番目の都市圏として、観光だけではなくこの地方の中心的存在です。

松山城や道後温泉といった有名な観光スポットと同時に、その周辺に存在する巨大商店街や繁華街とともに、松山のデパートや百貨店はその地域の経済や観光に大きな役割を果たしているのです。

予約バナー松山大街道