松山城周辺を堪能しつくす観光オススメルート

松山城を中心にさまざまな観光スポットが広がる松山城周辺

愛媛松山の観光といえば、まず最初に名前が上がるのが松山城と道後温泉が挙げられるでしょう。この二つは松山が誇る巨大な観光資源ですが、実はその周辺にもさまざまな見所スポットが存在するのです。

道後温泉については「温泉以外も楽しめる「道後温泉観光4つのオススメルート」という記事で詳しく道後温泉の周りを周遊する観光モデルコースをご紹介していますが、今回は「松山城周辺」の観光モデルコースをご紹介してみたいと思います。一般的に城跡というと、場所によって異なりますが、城の周辺にはあまり整備された観光スポットもなく、城跡のみが見所というパターンが多いのですが、松山城は違います。

松山城はその周辺にあるさまざまな観光スポットもあわせて楽しむことができるのです。もちろん松山城そのものも21棟もの重要文化財を持ち、ミシュランガイドにも二つ星で掲載されるほどの存在。それでは道後観光と並び、松山の観光では外すことができない巨大スポット、松山城周辺観光をご紹介しましょう。

松山城に関する記事はこちら「松山の中心、巨大な城を体験できる松山城」をご参照ください。

松山城周辺 観光 おすすめルート

松山城への定番ルート:愛媛の特産が集結するロープウェイ街道

松山城周辺の観光スポットとして、定番なのが大街道駅から松山城まで続くロープウェイ街道です。ゴールを松山城とした場合、そこに至るまでの王道コースとも言えるのがこのロープウェイ街道を通り、松山城ロープウェイで城山公園までいくというパータンです。

このロープウェイ街道については「松山城への入口、お土産がいっぱいのロープウェイ街」という記事で詳しくご紹介していますが、この松山城ロープウェイ商店街は路面電車の大街道駅から始まる全長500メートルにも及ぶ商店街で、その周囲のお店には愛媛県の特産品や名産が勢ぞろいしています。

松山城周辺 観光 おすすめルート

松山城へアクセスするロープウェイへと続くロープウェイ街道。美しく整備された街道沿いには、愛媛県ならではのさまざまなお店が立ち並びます。

愛媛のミカンやスイーツが楽しめる

愛媛県の特産といえばまずはじめに上がるのがミカンでしょう。このロープウェイ街道では新鮮なミカンのミカンジュースやミカンのスイーツなどのお店も楽しむことができます。ちなみに愛媛県は高低差がある地形や瀬戸内海に面する温暖な気候の地としてしられており、こうした温暖な気候によって育まれた柑橘類は美味しさがひとしお。愛媛県はミカンだけではなくレモンなども人気です。

松山城周辺 観光 おすすめルート

愛媛といえばみかん。新鮮なみかんジュースやみかんのスイーツを楽しめます。

松山城周辺 観光 おすすめルート

こちらのお店ではさまざまなみかんのスイーツや食品を楽しむことができます。

愛媛の誇る砥部焼や、ふわふわの今治タオルのお土産も購入可能

また、愛媛県の特産品として名高い存在が今治タオル。タオルといえば大阪の泉州、すなわち泉佐野市や泉南市などがタオル生産の発祥地ですが、実は今治タオルは泉州を超える生産量を誇る街で、その規模は日本一を超えて世界一と言われています。ふわふわでやさしい独特の肌触りが定評ですが、このロープウェイ街道でも今治タオルを購入できるお店があります。

松山城周辺 観光 おすすめルート

今治タオルや砥部焼といった愛媛県ならではのお土産がロープウェイ街道でも購入することができます。

最後にもう一つ、愛媛県の特産で知られるのが焼き物の砥部焼です。砥部焼は松山市のすぐ近くにある砥部町にある焼き物産業で、愛媛県指定無形文化財にも指定されているほど。砥部焼については「松山近くで焼き物体験や工場見学も出来る。砥部焼観光センター炎の里」でもご紹介していますが、このロープウェイ街道でも美しい砥部焼の数々の品を購入することができるのです。

松山城周辺 観光 おすすめルート

さまざまなお店以外に観光物産館もあり、愛媛ならではの物産を見ることができます。

路地裏に外れて「坂の上の雲」の世界を体感。秋山兄弟生誕地

ロープウェイ街道の魅力は、お土産だけではありません。ちょっと路地裏に外れてみると、松山が生んだ歴史上の人物、秋山兄弟生誕地を訪れることができます。秋山兄弟とは、日露戦争で活躍した軍人兄弟のこと、日本騎兵の父と言われた秋山好古と、連合艦隊参謀としてロシアのバルチック艦隊と戦った秋山真之の兄弟で、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」の主人公の人物です。

松山では夏目漱石や正岡子規が著名な人物として有名ですが、この秋山兄弟も近代日本を作り上げた歴史上の人物として外すことはできません。秋山兄弟や司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」に関する観光スポットは、後にご紹介する坂の上の雲ミュージアムとセットで訪れるといいでしょう。秋山兄弟生誕地については、「坂の上の雲の世界が松山で残る、秋山兄弟生誕地」でご紹介していますのでそちらもご参照いただければと思います。

松山城周辺 観光 おすすめルート

坂の上の雲の主人公、日露戦争を戦った秋山兄弟生誕地がのこされています。

松山城周辺 観光 おすすめルート

日本騎兵の父といわれた秋山好古が晩年を過ごした場所でもあるのです。

このように、松山城へと続くロープウェイ街道では、愛媛や松山ゆかりのスイーツや伝統工芸、地場産業、歴史に関するさまざまな楽しみが存在します。松山城に向かうルートの一つとして楽しむこともできますし、松山城見学の帰りや、お土産だけの利用でも楽しく歩くことができます。

絶景フォトスポットもある松山城ロープウェイとリフト

ロープウェイ街道の終点であり、松山城へのアクセスの拠点でもあるのが、松山城ロープウェイです。松山城は本丸、二の丸、三の丸、北曲輪、東曲輪を残す巨大な城で、日本でも三の丸までまるごと残っている城として珍しい存在。

そのため、天守閣がある本丸までアクセスするには、徒歩ではかなりの時間がかかります。そうしたことから、松山城ロープウェイは本丸天守閣へ向かうための、最もオーソドックスな手段と言えるでしょう。松山城ロープウェイについても、「松山城への入口、お土産がいっぱいのロープウェイ街」という記事で詳しくご紹介していますが、最大の特長は、松山市全体を見渡すことができる絶景を見れる点。

松山城本丸や天守閣からも松山市内を見渡す雄大な景色を見ることができますが、そこに向かうまでの過程でもあるロープウェイでもオススメのフォトスポットが存在するのです。ちなみにこのロープウェイはロープウェイ以外にリフトも稼働しており、どちらでも好きな方を利用することが可能。

松山城ロープウェイは城の長者ヶ平という本丸天守閣まで10分の距離の場所まででており、所要時間はロープウェイが約3分、リフトが6分という短さです。ちなみに、そこから天守閣まで10分で天守閣の見学を行うと90分近くかかります。わずか数分の旅ですが、そこからは独特の美しい松山の景色を堪能することができるのです。

松山城周辺 観光 おすすめルート

松山城へ続くメインアクセスルートである松山城ロープウェイ。

松山城周辺 観光 おすすめルート

ロープウェイとリフト、両方が利用可能です。

松山城ロープウェイ・リフトの利用情報

  • ロープウェイ・リフト運行区間:山麓駅『東雲口(しののめぐち)』~山頂駅『長者ヶ平(ちょうじゃがなる)』
  • 料金(往復):大人510円、小人(小学生)260円
  • 料金(片道):大人270円、小人(小学生)130円
  • 料金(天守閣観覧券):大人510円、小人(小学生)150円
  • 料金(往復+天守閣観覧券):大人1020円、小人(小学生)410円
  • 運行時間(ロープウェイ):8時30分~17時(12月、1月)、17時30分(2月~7月、9月~11月)、18時(8月)
  • 運行時間(リフト):8時30分から17時
  • 無休で運行

松山城ロープウェイ

松山城二の丸庭園や。久松家ゆかりのスポットも見れる

これまでが松山城へ向かうためのオーソドックスなルートでしたが、もう一つ、松山城の周辺観光スポットとして訪れておきたいスポット、更には別途松山城へもアクセスすることができるルートをご紹介しましょう。松山城はご存知のとおり巨大な平山城ですが、その周辺にはさまざまな観光スポットがあり、ロープウェイとは違う別ルートからも本丸天守閣に向かうことができるのです。

現代に残る城あとで、二の丸、三の丸と残されている城は少ないのですが、松山城は二の丸がそのまま美しい状態で残されており、藩主の庭園などが見ることができます。また、二の丸まで向かう途中には、松山藩の藩主であった久松家ゆかりの別邸である萬翠荘(ばんすいそう)などもう一つの松山城の見所が登場します。

松山城周辺 観光 おすすめルート

巨大な松山城には周辺に見所スポットがたくさんあります。二の丸庭園もそのうちの一つです。

松山城のもう一つの見所、史跡二の丸庭園

松山城へ向かうもう一つのルートは、二の丸庭園を通って歩いて向かうルートです。ただし、こちらは巨大な城を歩いて本丸まで向かうことになるため、二の丸庭園だけを単品でみても楽しめます。二の丸庭園に関しては、「恋人の聖地にも認定、松山城二ノ丸史跡庭園」でご紹介していますが、大名庭園では非常に珍しく、城内に残された庭園です。

この庭園は史跡にも認定されており、その独特の美しい姿から、年間500件もの結婚式の撮影で使われている場所なのです。また、美しい庭園の中には、実際に江戸時代に城内で使用されていた巨大な大井戸など、独特の歴史的なものを見ることができるのです。

ちなみにこの二の丸庭園は、松山城ロープウェイや松山城天守閣とは別に大人100円、子供50円の料金がかかります。こちらは松山城のもう一つの大きな見所なので、是非とも訪れておきたい場所です。

また、この二の丸庭園からも見えるとおり、城の上には、松山城の天守閣が見えますが、二の丸庭園の横の道から本丸まで歩いて行くことが可能です。松山城の本丸まで向かう違うルートとして行ってみてもいいかもしれません。

松山城周辺 観光 おすすめルート

久松家ゆかりの美しい庭園が広がります。また、二の丸庭園から本丸の天守閣が見える独特の風景も楽しめます。

二之丸史跡庭園

美しい大正時代の洋館。久松家ゆかりの萬翠荘

この松山城二の丸庭園は、大街道駅から歩いて10分ほどかかります。ちょうど愛媛県庁の横に入口があるのですが、この二の丸庭園へ向かうまでに、この松山城周辺の観光スポットとしてオススメの場所が二つ存在します。

それが松山城の城主で、大名であった久松家の別邸であった萬翠荘と坂の上の雲ミュージアムです。萬翠荘は、「大正ロマンの情緒が残る、松山の名所萬翠荘」でもご紹介していますが、明治維新後、久松家が別邸として建てた洋館で、国の重要文化財にも指定されているスポット。

戦前の時代には皇族の方々専用の滞在場所としても使用されたほどの建造物です。この萬翠荘では、内部にも実際に入ってみることができますので、是非松山城周辺のオススメスポットの一つとして訪れてみてはいかがでしょうか。

松山城周辺 観光 おすすめルート

久松家の別邸であった萬翠荘も松山城周辺の観光スポットとして欠かすことができません。

萬翠荘

美しい洋館を見ることができます。

萬翠荘

司馬遼太郎の小説と松山がわかる坂の上の雲ミュージアム

もう一つ、この萬翠荘の隣にあり、一緒に見てみたい存在が、坂の上の雲ミュージアムです。詳しくは「松山観光の拠点、坂の上の雲ミュージアム」でご紹介しております。坂の上の雲は司馬遼太郎の長編小説で、松山出身の三人の人物、正岡子規とその友人である秋山真之、そして秋山真之の兄である秋山好古を主人公に、日露戦争へと突入する近代日本を描いた内容です。

秋山兄弟の生家は、上段でご紹介した、ロープウェイ街道で見ることができますが、生家とセットでみたいのが坂の上の雲ミュージアムです。このミュージアムでは、日露戦争や上記3人の人物に関する写真展示などがあり、また松山観光の参考になる情報がたくさんある場所として有名。建物も有名建築家の安藤忠雄氏が手がけた独特のスタイルをしており、萬翠荘とセットで優雅な時間を過ごすことができます。

松山城周辺 観光 おすすめルート

司馬遼太郎の小説坂の上の雲と、松山観光が分かるミュージアムです。

松山城周辺 観光 おすすめルート

有名な建築家、安藤忠雄の設計によるものです。

これまでご紹介してきた三つのスポット、萬翠荘、坂の上の雲ミュージアム、史跡松山城二の丸庭園は、松山城周辺観光の代表的な存在として、是非訪れておきたい場所と言えるでしょう。またこのルートからも歩いて松山城の本丸まで行くことができますので、萬翠荘と坂の上の雲ミュージアムを見学し、二の丸庭園を散策、その後歩いて本丸まで行き、えりはロープウェイかリフトで下山、ロープウェイ街道を散策して大街道に戻るというルートもありです。

まとめ 松山城周辺には見所スポットが満載

これまでご紹介してきたように、松山城周辺にはさまざまな観光スポットが目白押しで、多くの見所スポットが存在します。松山はこの松山城と道後温泉の二つが盛んに聞こえる有名どころですが、その周りには数々の場所があるのです。松山城単体の観光と、これまでのようなさまざまなスポットを組み合わせてめぐると、より一層松山の歴史や街ならではの雰囲気を味わうことができるでしょう。

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