大宰府天満宮のすぐ横、枯山水の庭園が美しい光明禅寺

大宰府天満宮のすぐ横、一緒に見たい光明禅寺

大宰府は福岡市内から20分でアクセスすることができる一大観光スポットですが、大宰府天満宮以外にも周辺には多くの観光スポットが存在します。とりわけ天満宮周辺には見所がいっぱい。大宰府駅を降りてすぐ右手の表参道は、昔ながらの参道やその周辺のお店を楽しむことができます。

さらには大宰府天満宮の中にある梅の庭園や九州国立博物館など、一度でたくさんのスポットを楽しむことができます。本日ご紹介する光明禅寺もそのうちの一つ。大宰府天満宮と九州国立博物館を満喫したら、表参道で駅に戻る前に、ふらっと訪れてみてはいかがでしょうか。

天満宮の入口の鳥居をちょっと横道に入ればすぐの場所にあるのが光明禅寺です。別名苔寺の名前で親しまれるこのお寺は、大宰府天満宮とは一味違った美しい景色を楽しませてくれます。本日は大宰府天満宮と一緒にちょっと立ち寄りたいお寺、光明禅寺をご紹介します。

太宰府 光明禅寺

光明禅寺へのアクセス

光明禅寺は、大宰府駅を降りて、大宰府天満宮へと続く表参道の先、天満宮の入口横に位置しています。正面に天満宮を向いて右側の細い路地をちょっと進めば、そこにはひっそりとした門のたたずまいの光明禅寺が佇んでいます。天満宮に参拝してから見てもいいですし、参拝前に立ち寄ることも可能です。

ちなみに大宰府駅は福岡の中心地である天神から20分で行くことができる大変近い観光スポットです。カンデオホテルズ福岡天神や、カンデオホテルズ ザ・博多テラスがある西鉄福岡(天神)駅から西鉄大牟田線で、二日市駅まで行き、そこで乗り換えれば一駅で大宰府駅に到着します。光明禅寺は大宰府の観光スポットの一つとして訪れてみてはいかがでしょうか。

光明禅寺はこちらです

天満宮に使えた人々の菩提寺

ここ光明禅寺は、臨済宗東福寺派に属する禅宗の寺院です。その創設は1273年、鎌倉時代の文永10年と言われており、聖一国師の名前で知られる円爾の門下鉄牛円心が創設したとされています。ちなみに、円爾はここ福岡の地に非常にゆかりのある人物で、福岡の代表的お祭りで、全国にも知られる博多祇園山笠の始まりとも言われています。

当時博多で流行していた疫病を沈めるために、この円爾が博多町人に担がれた施餓鬼棚の上に乗って、疫病退散を祈祷したのが始まりと言われています。そのため福岡には円爾にゆかりのお寺が多く、博多市内に位置する承天寺のそのうちの一つです。

以上は余談ですが、この光明禅寺も円爾ゆかりの地と言えるでしょう。創設は鎌倉時代ですが、江戸時代には大宰府天満宮に使える人々とその家族たち(緇素という)の菩提寺として再興され、大宰府天満宮の結縁寺になっています。

太宰府 光明禅寺

入るとすぐに枯山水の庭園が

太宰府 光明禅寺

太宰府天満宮に使えた人々の菩提寺

枯山水の庭園は見所いっぱい

ここ光明禅寺の最大の見所は、なんといっても境内に設置されている枯山水の庭園です。その庭園を見にわざわざ訪れる人も多く、別名「苔寺」とも呼ばれているほど緑あふれる美しい庭園をみることができます。ちなみに枯山水とは、水のない庭園のことで、水を用いることなく、石と砂で山水の風景を表現する庭園のことをいいます。

京都では有名な西芳寺や、大徳寺、龍安寺などの枯山水が有名ですが、ここ光明禅寺でも渋い枯山水をみることが。特徴は前庭の石を光という字に配した仏光石庭。奥庭では「苔寺」の名前の通り、青苔で陸を表現し、白砂で大海が表現されています。今回は梅が咲き始める季節に行ったのですが、やはり最も光明禅寺の美しい季節は紅葉の季節。秋がオススメです。

太宰府 光明禅寺

建物の中にも入れます

太宰府 光明禅寺

落ちついた雰囲気が漂います

太宰府 光明禅寺

建物内部の庭園にも枯山水の庭園が

太宰府 光明禅寺

ひっそりとした静寂の中、とても美しい庭園が迎えてくれます

太宰府 光明禅寺

外の庭園とはまた一風変わった雰囲気が

まとめ

このように光明禅寺は、大宰府天満宮ゆかりのお寺として、すぐ近くに位置していながら、大宰府天満宮とは一風異なる景色を堪能させてくれます。特に、滅多にみることができない枯山水の庭園はオススメ。紅葉の季節もいいですが、他の季節でも、ひっそりとした静寂とともに心を不思議と落ち着かせてくれる美しい光景を見せてくれます。ぜひ大宰府天満宮にお立ち寄りの際には、こちらの光明禅寺も訪れてみてはいかがでしょうか。