光照院と龍台院。蔵の街半田にある知多四国八十八箇所

知多四国八十八箇所とは

一般的にお遍路さんの呼び名で親しまれている四国八十八箇所。弘法大師空海にゆかりの四国全土にある八十八箇所のお寺を回ることでご利益が得られるといったお寺巡りです。

昔はお遍路さんというと、観光というイメージがありませんでしたが、近年では回り方も様々で、行きたいお寺だけでスポット回るという観光の仕方や、逆に回る回り方などさまざまな楽しみ方が登場しています。こうした観光巡りとしての新たな価値を持つお遍路さんですが、実は四国八十八箇所以外にもあるのです。

それが本日ご紹介する知多四国八十八箇所。弘法大師空海は日本全国にお寺をたてたり、復活させたりしましたが、知多半島に上陸した際、知多の風景があまりに四国に似ているということから、歌を読んだといいます。こうしたことから、江戸時代に四国巡礼に因む四国霊場を開創したと言われています。

こうした四国八十八箇所に因むお遍路さんとして、小豆島八十八箇所、篠栗四国八十八箇所といっしょに知多四国八十八箇所は日本三大新四国霊場と言われています。本日はその中でも蔵の街半田にある2箇所の霊場、光照院と龍台院をご紹介しましょう。半田 知多四国八十八箇所 光照院半田 知多四国八十八箇所 龍台院

光照院と龍台院へのアクセスと回り方

光照院と龍台院は蔵の街半田にあり、比較的近い場所にあります。光照院が第19番目の霊場で龍台院が第20番目の霊場です。光照院は半田の観光名所でもある酒造がわかる國盛酒の文化館のすぐ目の前に。

また龍台院は知多半田駅前のカンデオホテルズ半田から徒歩3分ほどの場所にあります。

半田には蔵の街の名残を残すスポットが多数あり、先に述べた國盛酒の文化館や、ミツカンの蔵の風景など、多くの歴史的スポットが残る場所。こうしたスポットは名鉄河和線の知多半田駅から、武豊線の半田駅一体にかけて広がります。

光照院は、ミツカンの蔵の風景や國盛酒の文化館とセットで、龍台院へは新美南吉の生家や紺屋海道とセットで見ることをオススメします。

こうした街の観光は歩いて回ることもできますが、知多半田駅前のビル、クラシティ半田に入っている半田市観光協会でレンタサイクルも行っていますので、オススメです。

市指定文化財も保存する第19番目の光照院

まずはじめにの第19番目である光照院は、先にも述べたとおり、國盛酒の文化館の目の前にあります。隣には業葉神社という神社があります。

光照院と業葉神社の間には巨大な木がたっており、奥が光照院。門を入って目の前には本堂があり、左側に観音堂があります。この日は多くの人がバスで訪れ参拝に来ていました。ちなみにこの光照院には像高107センチメートルの聖観世音菩薩立像が保存されており、半田市指定の有形文化財に指定されています。

この聖観世音菩薩立像は平安時代から鎌倉時代にかけての作品とされ、秘仏として保存されていたモノになります。半田 知多四国八十八箇所 光照院 半田 知多四国八十八箇所 光照院 半田 知多四国八十八箇所 光照院 半田 知多四国八十八箇所 光照院

お地蔵さんと緑が迎えてくれる龍台院

次に龍台院ですが、龍台院は知多半田駅から徒歩3分ほどの場所にあります。国の重要文化財でもある旧中埜家住宅(現在は工事中とのこと)のすぐ近くにあり、歩いてすぐいくことが可能です。

この龍台院は知多四国八十八箇所のうち20番目にあたります。こちらの龍台院は通常のお寺とは違い、入口の山門などもなく樹木に囲まれたお寺というのが特長的。入ると本堂までつづく1本道の左右には樹木とお地蔵さんが並んでいます。半田 知多四国八十八箇所 龍台院 半田 知多四国八十八箇所 龍台院 半田 知多四国八十八箇所 龍台院 半田 知多四国八十八箇所 龍台院

まとめ

半田市には知多四国八十八箇所のお寺があと二つあります。また、大府市、東海市、常滑市、豊明市、知多郡といった知多半島を構成するさまざまな場所に知多四国八十八箇所のお寺がありますので、是非訪れてみてはいかがでしょうか。