石手寺。ミシュランガイドにも認定された国宝と重要文化財満載のお寺

ミシュランガイドにも認定、見所満載の石手寺

四国の観光において、一つの名物として人気なのが四国八十八箇所霊場めぐりです。おへんろの名称で知られるこの寺院めぐりは、四国にある空海にゆかりのある寺院を八十八箇所巡る旅です。その目的はさまざま。

いろいろな願いや祈願を目的としたものや、ご家族や親しい人のご供養、あるいは純粋に文化財に触れる観光と、現代では気軽に楽しめる観光の一つです。ここ松山にもこの四国八十八箇所に含まれる神社がいくつかあり、多くの人々が訪れています。本日ご紹介する石手寺もそのうちの一つ。

道後温泉の観光スポットの一つとして、道後温泉本館からも近く、第51番目の札所となっています。この石手寺は、実はミシュランガイド日本版にも一つ星で認定されるほどの一大スポット。入口から本殿までは、回廊式の仲見世がつづき、国宝や重要文化財の建造物をみることができます。また、松山出身の二大文人、正岡子規と夏目漱石などの落書きなどもかつてあった建物も。

本日は四国八十八箇所の一つで、一大観光スポットとしても楽しめる石手寺をご紹介します。

石手寺

石手寺へのアクセス

石手寺は、日本最古の温泉といわれ四国一の観光スポットとして知られる道後温泉に近い場所にあります。道後温泉からは徒歩15分ほど。路面電車で道後温泉駅まで行き、温泉周りの観光とセットで行かれることをオススメします。また、徒歩では少し歩きますので自動車でのアクセスもいいでしょう。

8月にラフォーレ原宿松山跡にオープンするカンデオホテルズ松山からは、自動車で15分ほど、路面電車と徒歩では30分ほどで行くことができます。

石手寺へのアクセスはこちら

石手寺の見所、国宝の山門や重要文化財の本殿

石手寺は、既にご紹介したとおり、ミシュランガイド日本版で一つ星に認定されるほどの観光スポットです。四国八十八箇所巡礼で回られる人のほかに、多くの観光客が訪れる場所。内部では多くの歴史的に貴重な建造物をみることができます。

巨大な大わらじがかけられている山門である仁王門は国宝で、本殿、三重塔は重要文化財として創建時の姿をそのままみることができます。かつて石手寺は、この松山を中心とした伊予の国主河野氏の庇護のもと、七堂伽藍六十六坊を数える巨大な寺院として栄えましたが、土佐の有名な戦国大名、長宗我部元親が侵攻した際に、山門、本殿、三重塔を残し、おおくが焼失したと言われています。

おおくが失われたとはいえ、貴重な建造物はまだ残っており、上記の山門や本殿、三重塔に加え、重要文化財の訶梨帝母天堂や鐘楼、阿弥陀堂、護摩堂、など多くの文化財をみることができます。ちなみに四国八十八箇所のお砂踏みは、三重塔でできます。

石手寺

国宝の山門仁王門

石手寺

巨大な大わらじが

石手寺

重要文化財の本殿

石手寺

こちらも重要文化財の三重塔

正岡子規や夏目漱石のエピソードも

この石手寺は、728年に伊予の国主、越智玉純が熊野十二社権現を祀ったのが始まりで、創建は729年に行基が行いました。行基は大仏建立でも知られる日本の歴史では欠かせない人物ですが、この石手寺も行基と聖武天皇が開基とされています。

こうした奈良時代からの重要文化財もさる事ながら、石手寺には他にも見所があります。それは落書堂と言われる太子堂の存在。現在は塗り替えられていますが、かつて太子堂には正岡子規や夏目漱石の落書きが描かれていたとか。かつての文人たちも落書きをしていたという面白いエピソードが忍ばれます。

また、入口から本殿までは回廊がつづき、左右にお土産などのお店があるのも他では見れない風景です。

石手寺

夏目漱石や正岡子規の落書きがあった太子堂

石手寺

入口も独特の雰囲気です

石手寺

裏の散策道からも入れます

石手寺

裏手からはお地蔵さんがたくさん出迎えてくれます

まとめ

愛媛には四国八十八箇所でまわる寺院が40番目から65番目までの25箇所の寺院が存在します。そのうち松山には8箇所の霊場があります。石手寺はそんな中においても、道後温泉近くの寺院として一際一般の観光客も多いスポット。巡礼だけではなく、気軽に訪れることが出来ます。

中でも国宝の仁王門や数々の重要文化財の建造物は一度は見て起きたい建造物。奈良時代や鎌倉時代の雰囲気をたっぷりと味わえる、オススメスポットです。

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