常滑で焼き物の原料土の体験ができる。INAXの土・どろんこ館

焼き物の原料、土の秘密を体験できる

焼き物の町として平安時代から栄える常滑市。焼き物で栄えた街並みを残し、数多くの観光スポットが存在します。その最大のメインスポットの一つがINAXライブミュージアムです。INAXライブミュージアムでは、常滑に本社を構えるINAXが運営する体験型の展示館で、焼き物に関する展示やさまざまな体験ができることで有名です。

本日ご紹介する土・どろんこ館もそんな焼き物体験ができる貴重なスポットの一つ。常滑焼は、平安時代から盛んな日本を代表する焼き物の産地ですが、奥州平泉までも常滑焼が発見されるほど流通していました。また近代では土管や便器といった排水に関する建築資材として日本一の生産量を誇ります。そんな焼き物も、実は全て土が元になっているんです。

そんな焼き物の根本を構成する原料である土の秘密をこの土・どろんこ館では体験することができます。さらには建物自体にもさまざまな造形がほどこされており、余すところなく土と焼き物の秘密を体験することができます。本日はINAXライブミュージアムの見所の一つ、土・どろんこ館をご紹介しましょう。

INAXライブミュージアム 泥団子

INAXライブミュージアム、土・どろんこ館へのアクセス

INAXライブミュージアムは常滑焼き物散策道から少し離れた場所にあります。常滑焼もの散策道は歩いて1時間ほどの観光周遊コースで、INAXライブミュージアムもその一部に含める周り方もありますが、車で訪れたほうがいいでしょう。焼き物散策道のスタート地点である陶磁器会館からは車で5分ほどで行くことができます。ちなみにカンデオホテルズ半田からも車で20分ほどの場所にあります。

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累計17万人も体験した。光るどろだんごづくり

この土・どろんこ館の最大の目玉は、光るどろだんご作りの体験です。やきもの用の粘土と専用の道具を使って、オリジナルなどろだんごを作る体験です。その工程は、やきもの用の粘土で作られたタネを元に専用の道具で新球になるまで削り出します。その後「化粧どろ」といった表面の着色材で色を付け、瓶の口の部分を使ってピカピカになるまで磨き上げるというもの。

約1時間30分の体験で、自分だけのオリジナルなピカピカに光るどろだんごを作ることが出来るのです。実は、この工程を通すことで、基本的な焼き物の加工方法がわかります。実はこの、光るどろだんご作りの体験は大人気で、2006年10月の開館以来、なんとその体験者数は合計で17万人に登るとか。この人気からセントレア中部国際空港でも毎年、光るどろだんご大会が行われています。

INAXライブミュージアム 泥団子

泥団子づくりの体験は大人にも人気です

土・どろんこ館の建物にも焼き物の魅力がいっぱい

この土・どろんこ館では最大の目玉である、光るどろだんご作り以外に、建物そのものにも焼き物の魅力が詰まっています。ご存知のとおり、我々の生活するベースとなる建物も土が原料となって作られています。そのためこの土・どろんこ館は外部と内部両方に土をふんだんにつかって作られています。

そこには、土の特性を最大限発揮するため、版築壁(はんちくかべ)やイタリア磨きといった職人の技が施されているとか。また、内部の内装にもいたるところに焼き物の工夫がこされており、建物全体で焼き物と原料である土の奥深さを味わえる作りになっています。トイレや水場は焼き物の代表的な建築物タイルで装飾され、日干しれんが壁の階段や知多半島の土が使われた常滑大壁など焼き物の奥深さなどが体感できます。

INAXライブミュージアム 泥団子

その他の体験も目白押しです

INAXライブミュージアム 泥団子

展示なども充実

まとめ

INAXライブミュージアムは、この土・どろんこ館以外にも、世界のタイルが集結するタイル館や、かつて実際に製造設備として使用されてきた窯のある広場・資料館など、焼き物の楽しさ、奥深さが堪能できる設備がたくさん揃っています。その中でも土・どろんこ館は大人でも子供でも楽しさが味わえる体験型のミュージアムです。常滑の焼きものを体験するにはオススメのスポットと言えるでしょう。

カンデオホテルズ半田

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