今治市の観光おすすめコース

今治市の観光の特長とは

かつて伊予の国といわれた愛媛県。愛媛県といえば瀬戸内海に面した立地条件から、その温暖な気候から育まれる柑橘類が人気です。なかでも瀬戸内海に面した今治市ではみかんやレモンといった柑橘類が豊富で、愛媛の特産が豊富な地域でもあるのです。

さらには松山市に次ぐ愛媛県第二位の人口を誇る自治体として知られ、平安時代には伊予の国の中心でもある国府が置かれた地域でした。そんな今治市は瀬戸内海に面した立地条件からさまざまな観光資源を豊富に持つ地域でもあるのです。

最近では、広島県尾道市と今治市を結ぶ西瀬戸自動車道、通称「しまなみ海道」がサイクリングルートとして人気を集め、海外からも多くのサイクリストが訪れるスポットとして知られています。

また、今治市は、日本で最大のタオルの生産地として知られ、そこから生み出される高品質なタオルは「今治タオル」のブランドで多くの人気を集めており、全国規模のブランドとして愛用されています。

そんな今治市には、こうした有名な観光資源を始め、数多くの観光スポットが存在するのです。今回は瀬戸内海を中心に、近年注目を集める今治市の観光スポットをご紹介したいと思います。

愛媛 今治 観光スポット

今治市へのアクセスとまわり方

今治市はカンデオホテルズ松山大街道がある松山の中心部から、車で約1時間ほどで行くことができます。今治市の観光エリアは大きく分類すると2つのエリアに分けることができます。

第一が、四国の陸地の部分である今治陸地エリア。この今治陸地エリアの観光スポットでは、今治市の中心部にある今治城や野間馬ハイランド、今治タオル美術館、瀬戸内海の絶景が見れる糸島公園などを楽しむことができます。

次に、第二のエリアとして注目なのがしまなみ海道エリアです。しまなみ海道は、冒頭でご紹介したとおり、近年注目されてきたエリアで、瀬戸内海の島々を見ながらサイクリングを楽しむことができます。

もちろん、車でも回ることができ、海の幸を楽しめる道の駅や、村上水軍ゆかりのスポットなどが登場します。もう一つ、また、今治市の観光は、西条市をはさんで、隣にある別子銅山で有名な新居浜市とセットで訪れてもいいでしょう。

今治城:日本三大水城の一つ。藤堂高虎ゆかりの名城

今治市の観光スポットで第一にご紹介するのが、今治城です。今治城は戦国時代の武将、藤堂高虎が築いた城として知られ、日本三大水城の一つに数えられるお城です。

今治城が水城と言われる所以は、瀬戸内海の海岸沿いに建てられていることから、海の水を堀に引き込んで水堀を形成しているためです。

現在は二之丸まで残されていますが、築城当時は、場内からそのまま海に船を出すことができたお城として知られ、その美しい姿もさる事ながら、防御する城としての構造も優れたものがありました。

藤堂高虎は愛媛県で、この今治城以外に、宇和島城や大洲城を築城したことで知られていますが、その土地ならではの地形を生かした築城方法で知られ、優れた築城技術を持つ武将として知られていました。

今治城はそんな藤堂高虎ゆかりの場所として、城内には高虎の銅像も建てられています。ちなみに、今治城の天守閣は、火災で消失したものを復元されたものですが、創建当時からの姿を残す資料がなかったため模擬天守となっています。

今治城は外からの水城の姿も楽しめますが、この天守閣からの眺めも美しく、今治市内だけではなく瀬戸内海まで見通すことができます。また今治城は60本近いソメイヨシノが植えられていることから、春の季節には桜の名所としても楽しめます。

愛媛 今治 観光スポット

愛媛 今治 観光スポット

愛媛 今治 観光スポット

今治城の利用案内

住所:〒794-0036 愛媛県今治市通町3-1-3

電話番号:0898-31-9233 (今治城管理事務所)

営業時間:9:00〜17:00 (入城は閉門の30分前まで)

休業日:年末3日間

駐車場:あり

入場料:【個人】一般:500円、学生:250円

【団体】一般:400円、学生:200円

糸山公園・来島海峡展望館:日本三大潮流と絶景

今治市の内陸部の一つの見所として、瀬戸内海に望む雄大な景色を楽しめるスポットが豊富ということが言えます。そのうちの代表的な存在が糸山公園、来島海峡展望台です。

瀬戸内海は数多くの島々が存在しますが、そのなかでも日本三大潮流に数えられるのがこの来島海峡です。来島海峡は戦国時代には村上水軍の一つ、来島村上氏の根城でもあった海域で、非常に潮の流れが強い場所でも知られるのです。

糸山公園・来島海峡展望館は、そんな激しい潮流と、雄大な瀬戸内海の絶景を堪能することができるスポットとしておすすめの場所。糸山公園・来島海峡展望館では、瀬戸内海を通す巨大な橋の建築に関する展示かなどもあり、売店とセットで見て回ることもできます。

また、ちょっとした小高い山を登れば、そこには360度の大パノラマ風景を楽しめる頂上展望台が登場します。

愛媛 今治 観光スポット

愛媛 今治 観光スポット

糸山公園・来島海峡展望館の利用案内

住所:〒799-2111 愛媛県今治市小浦町2丁目5-2

電話番号:0898-41-5002

営業時間:9:00〜18:00(但し11月〜2月17:00まで)

休業日:12月29日〜12月31日

駐車場:あり

入場料:無料

野間馬ハイランド:ポニーと遊べる

今治市には日本在来種と言われる特殊な馬が存在します。それが野間馬と言われる馬で、体高が110センチから120センチほどの小型のポニーです。

この野間馬と言われる馬は、もともと松山藩主であった松平定行が来島海峡の小島に馬を放牧したことからはじまり、その後野間郷で繁殖されたことに由来します。

この馬を増やす目的は、野間馬が粗食であるにも関わらず頑健で、重い荷物を持てるということから、農業用に使用するためでした。一時は絶滅寸前まで数が減少してしまいましたが、現在では今治市の貴重な存在として、その姿を見ることができるのです。

その代表である場所が野間馬ハイランドで放牧場や実際に乗ることができるコースなどが用意されており、小さい子供たちに人気のスポットです。ちなみに野間馬ハイランドは、野間馬以外にもウサギやモルモットなどがいます。

愛媛 今治 観光スポット

愛媛 今治 観光スポット愛媛 今治 観光スポット

野間馬ハイランドの利用案内

住所:〒794-0082 愛媛県今治市野間甲8

電話番号:0898-32-8155

営業時間:10時~18時(ただし、11月~3月は17時まで)

休業日:毎週火曜日(祝日と重なった時は翌日)・年末年始

駐車場:あり

入場料:無料

乗馬:平日 13時~15時、土日祝祭日 10時~12時 13時~15時

乗馬対象者:体重35kg以下の3歳~小学校6年生

※ヘルメットと防護ベストを着用できる方

乗馬料金:1周 200円  回数券 10枚1,800円

タオル美術館ICHIHIRO:今治タオルの仕組みからお土産

今治市といえば、今では最も有名な存在が今治タオルです。日本では大阪の泉州、泉佐野市や泉南市などがタオルの一大産地でしたが、今治市は泉州と並ぶ一大タオル産地として、日本随一の生産量を誇ります。

また、その品質も高品質なふかふかのふわふわタオルとして知られ、今治タオルのブランドで全国に知られる存在となっています。今治タオルは現在では通販や店舗展開で日本全国でも手に入る存在ですが、なんといっても本場今治では、その製造工程やタオルをつかったさまざまなアート作品を見ることができるスポットが存在するのです。

れがタオル美術館ICHIHIROと言われるスポットです。巨大なタオルの製造工場を見学できると同時に、ムーミンなど、タオルで作られたアート作品の展示がされ、さらには1万坪もあるヨーロピアンガーデンが見所です。

また、本館では1階から4階までさまざまな種類の今治タオルや四国の特産品が販売されており、カフェレストランもありゆったりと過ごすこともできます。是非、本場今治のタオルを堪能してみてはいかがでしょうか。

愛媛 今治 観光スポット

愛媛 今治 観光スポット愛媛 今治 観光スポット

タオル美術館ICHIHIROの利用案内

住所:@〒799-1607 愛媛県今治市朝倉上甲2930

電話番号:0898-56-1515

営業時間:9:30~18:00(ギャラリー見学は閉館30分前まで)

※毎週土曜日、連休(最終日は除く)は20時まで開館

(1月2月のみ、延長営業は19:00まで)

休業日:1月第3・第4火曜日

駐車場:普通車250台・バス15台

入場料:無料

ギャラリー棟への入場料:大人800円、中高生600円、小学生400円

団体割引、高齢者割引、障害者割引あり

しまなみ海道:サイクリングと瀬戸内海の絶景

続いてご紹介するのがしまなみ海道エリアです。しまなみ海道エリアでは、しまなみ海道を中心に巡ることができるさまざまなスポットが登場します。

しまなみ海道は近年急速に注目されつつあるサイクリングコースで、海外からも数多くのお客さんがサイクリング目当てて訪れるスポットです。その人気の理由の秘密は、なんといっても雄大な瀬戸内海の島々を眺めながらサイクリングができる点にあります。

また、しまなみ海道は尾道まで続く全長59.4kmにものぼるコースですが、向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島といった島々を渡ることで、瀬戸内海ゆかりのスポットを体験することができるのです。

サンライズ糸山:サイクリングターミナル

しまなみ海道のサイクリングですが、自分で自転車を持ち込んでサイクリングすることもできますし、レンタサイクルを利用すれば現地で自転車を調達することも可能です。

そんなサイクリングのスタート地点として、利用できるのがサンライズ糸山です。サンライズ糸山は来島海峡大橋が一望することができるサイクリングターミナルとして知られ、宿泊施設まで備えた場所。

またレストランや売店などもあり、しまなみ海道のサイクリングのスタート、休憩地点として最適なスポットです。

また自転車も1日中学生以上500円、小学生以下300円、電動アシスト800円で利用することが可能で、しまなみ海道のサイクリングスポットとして利用できます。

サンライズ糸山の利用案内

住所:愛媛県今治市砂場町2丁目8番1号

電話番号:0898-41-3196

営業時間:4月~9月8:00~20:00、10月~3月8:00~17:00

定休日: 無休

料金: 自転車:大人1日 500円、子供1日 300円、電動アシスト(4時間まで) 800円

    保証料:1,000円

駐車場:無料(50台)

亀老山展望台:瀬戸内海国立公園の雄大な展望台

しまなみ海道を尾道方面にスタートしてはじめに登場する大きな島が大島です。この大島は今治市の内陸部とのあいだに日本三大潮流の一つでもある来島海峡が存在します。

この来島海峡と、それを結ぶ来島海峡大橋を見下ろすことができる大島側のスポットが亀老山展望台です。亀老山展望台は、瀬戸内海国立公園に指定されているスポットで、遠く今治港まで見通すことができます。

今治市の内陸側にある糸山公園も絶景を堪能することができますが、こちらの亀老山展望台も、標高307.8mの高さから最高の眺望を楽しむことができるのです。

ちなみにこの亀老山展望台は弥生式土器が出土したり、村上水軍の祖とされる村上義弘の墓とされる宝篋印塔も山の中腹にあるとされています。

亀老山展望台の利用案内

住所:愛媛県今治市吉海町名

電話番号:0897-84-2111(今治市吉海支所産業建設課)

営業時間:入園自由

休業日:なし

駐車場:あり

入場料:無料

道の駅よしうみいきいき館:瀬戸内海の急潮ツアーもある

大島にある道の駅で、新鮮な海の幸が味わえる場所が、よしうみいきいき館です。このよしうみいきいき館では瀬戸内海で釣られた魚介類を七輪焼きなどのバーベキューで楽しむことができます。

また道の駅本来の町内でとれた野菜や特産品なども購入することができるので、オススメです。この道の駅よしうみいきいき館のもう一つの見所は、小型船による約40分間の瀬戸内海の潮を見る急潮船の運行も行っており、まぢかで瀬戸内海の迫力を感じることもできるのです。

愛媛 今治 観光スポット

道の駅よしうみいきいき館の利用案内

住所:〒794-2114 愛媛県今治市吉海町名4520-2

電話番号:0897-84-3710

営業時間:9:00〜18:00

休業日:毎週水曜日(祝祭日にあたる場合は翌日)、元旦

※5、6月とお盆の1週間は営業

駐車場:無料(普通車100台、大型10台)

村上水軍博物館

この大島では、もうひとつ瀬戸内海ゆかりのスポットが存在します。それが村上水軍博物館です。村上水軍は瀬戸内海で活躍した巨大な水軍で、主にこの大島付近を根城に能島、来島、因島の三氏にわかれ、強大な勢力を誇りました。

戦国時代には主に中国地方の覇王である毛利氏に属し、厳島合戦や織田信長の水軍と戦った第一次木津川口の戦いでその活躍ぶりを見せつけました。

そんな村上水軍ゆかりのスポットとして水軍資料や瀬戸内海の眺望も体験できます。またこちらの博物館でも博物館前から能島、見近島の周辺などを回る潮流体験船が利用できます。

村上水軍記念館

村上水軍博物館の利用案内

住所:〒794-2203 愛媛県今治市宮窪町宮窪1285番地

電話番号:0897-74-1065

営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休業日:月曜日(月曜日が休日の場合、翌平日)、年末年始(12/29~1/3)

駐車場:普通車50台、大型バス3台

入場料:一般:300円、学生:150円、(団体)一般:240円、学生:120円

※団体割引は20人以上。

※高校生以下または18歳未満は観覧料が無料

能島城跡:村上水軍の一大拠点

村上水軍博物館とセットで見てみたいのが、能島城跡です。能島城は能島と言われる周囲720メートルの非常に小さい島に設けられた城で、上記、村上水軍の一派でもある能島村上家の本拠地でもあるお城です。

この小さな島は、干満時には激しい潮流を生み出す場所となっており、ここに拠点を設けることで瀬戸内海の交通を掌握し、制海権を握っていたとされています。

現在は無人島になっており、定期船でアクセスすることはできない存在ですが、毎年桜まつりの二日間だけシャトル運行の船で行くことが可能です。

能島城跡の利用案内

住所:愛媛県今治市宮窪町能島

電話番号:0897-86-2500(今治市宮窪支所産業建設課)

大山祇神社

しまなみ海道は大島から、伯方島、さらには大三島へと続きます。この大三島の一大観光スポットとされるのが、大山祇神社です。大山祇神社は全国にある山祇神社の総本社として知られ、山の神、海の神、戦いの神として多くの武将たちから尊崇を集めました。

特に源平両方の武将からの信仰があつく、多くの武将が武具を奉納している神社としても知られます。また、近代に入ってもその信仰は変わらず、伊藤博文や連合艦隊司令長官の山本五十六など、政治家軍人も参拝しています。

ちなみに奉納されている武具の中には国宝が8件、国の重要文化財が76件存在し、なかでも著名な存在は、源義経とその父、源義朝による大鎧がそれぞれ国宝として有名です。また本殿や拝殿も国の重要文化財に指定されています。

大山祇神社

大山祇神社の利用案内

住所:〒794-1304 愛媛県今治市大三島町宮浦3327

電話番号:0897-82-0032

営業時間:8:30〜16:30 (閉館17:00)

休業日:年中無休

駐車場:あり

入場料:宝物館、海事博物館とも 大人1000円、高大生800円、小中生400円

ところミュージアム大三島

大三島のもうひとつの観光スポットとして訪れておきたい場所がところミュージアム大三島です。ところミュージアム大三島はみかん畑のなかに設けられた近代的な美術館で、2004年に開館しました。

主な作品として現代彫刻を中心に展示されており、バチカンにあるサン・ピエトロ大聖堂の扉の彫刻を行ったとされるジャコモ・マンズーの作品や国内外の彫刻家の作品がおよそ30点も展示しており、オープンテラスでは瀬戸内海の島々の美しい景色を堪能することができます。旅のちょっとした休憩に訪れておきたいスポットです。

ところミュージアム

ところミュージアム大三島の利用案内

住所:〒794-1308 愛媛県今治市大三島町浦戸2362番地3

電話番号:0897-83-0380

開館時間:9:00〜17:00

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は原則翌日振替)、12月27日から12月31日まで

駐車場:5台

入場料:【個人】一般:300円、学生:150円

【団体】一般:240円、学生:120円

まとめ 尾道まで足を伸ばして観光は続く

今回は今治市の主要な観光スポットをご紹介いたしましたが、瀬戸内海の代表的な観光スポットでもあるしまなみ海道は、今治市だけではなく尾道市も含んでおり、尾道まで続く見所盛りだくさんの旅へと繋げることもできます。

また今治市は、四国を代表する柑橘類とタオルの産地として、お土産購入や軽食などでも充実さを誇ります。是非、愛媛県第二の都市として、松山とは別に訪れておきたいエリアですね。楽しみ方のご参考になればと思います。

予約バナー松山大街道