広島でさまざまな作品が見れる、平山郁夫美術館

広島で日本を代表する芸術家、平山郁夫の作品が見れる

現代日本を代表する芸術家として知られる平山郁夫。生前には自ら多くの作品を残すと同時に、シルクロードと関連のある多くの国々を訪れ、歴史的にも貴重な文化財の保護に努めました。また日本の芸術界の中心的な存在である東京芸術大学の学長を2度も努め、多くの後進の育成に力を注いだ人物です。

特にその活動が注目されているのは、シルクロード関連の遺跡保護事業で、バーミヤンの大仏の保護や、カンボジアのアンコール遺跡の救済活動、シルクロードの代表とも言える敦煌の莫高窟の保護など、その活動は日本国内に留まらず、世界中から高い評価を受けています。

そんな平山郁夫ですが、仏教やシルクロードに関連する多くの作品を残したことで知られています。そしてその貴重な作品をみることができる美術館もいくつか存在します。最も代表的なのが山梨県にある平山郁夫シルクロード美術館。ここでは彼がシルクロードの国々37カ国を訪れた際に制作した絵画や、その多くの国々の貴重なコレクションが展示されています。

中国を初め中央アジア、南アジア、西アジア、東南アジアの各国から、陶磁器、織物、イスラーム美術など、その数約9000点。多くの美術品をみることができます。そしてもう一つ、本日ご紹介するのが、平山郁夫の故郷でもある広島県にある平山郁夫美術館です。

平山郁夫美術館

平山郁夫の幼少期からの作品も展示

平山郁夫は、幼少期から東京芸術大学に入学するまで生まれ故郷である広島県で過ごしました。彼の絵画作品の多くは仏教をテーマにしたものが多く、その仏教から古代インド、アジア諸国への広がりという、シルクロードへの憧憬に繋がり、東洋と西洋を結ぶ文化活動に入っていったと言われています。

ちなみにシルクロードは絹の道とも言われる交易路で、地中海の諸国と中国とを結ぶ交易路のこと。いわば西洋と東洋の交流する道とも言えるでしょう。このシルクロードの影響を受けた作品や仏教に関する作品がメインを占めますが、ここ尾道にある平山郁夫美術館でもシルクロードを通った仏教伝来に関する作品をみることができます。

その作品は大きく分けると、2種類、1930年から1958年の初期の作品と、1960年以降の仏教伝来以降の作品に分けられます。ちなみに第一展示室に展示されている平山郁夫の初期の作品では、小学校入学前から、中学校に始まり、20代までの美術学校在学中の貴重な作品をみることが。

平山郁夫の作品は仏教やシルクロードに関する作品が有名ですが、ここ平山郁夫美術館では、他ではあまり見ることができない幼少期の作品を見ることが出来るんです。

平山郁夫美術館

平山郁夫美術館

企画展やショップ、喫茶店も併設

ここ平山郁夫美術館は大きく分けて三つの展示室があります。第一展示室では、他ではなかなか見ることができない平山郁夫の幼少期や学生時代の作品を見ることができます。第二展示室では美術家が保存している展示品を初め、企画展の展示品を見ることができます。

第三展示室も企画展ですが、こちらは21メートル×14メートルの巨大な絵画の展示に使用されます。こうした展示室以外にも平山郁夫の歴史がわかるハイビジョン室や、お土産のミュージアムショップなど見所が満載。さらには喫茶室も備えており、平山郁夫ならではの作品とともにゆったりとした時間を過ごすことができますね。

平山郁夫美術館

まとめ・アクセス

ここ平山郁夫美術館は広島県の代表的な観光スポットである海の中道の途中の島、生口島に位置しています。カンデオホテルズ福山からは車で50分ほど。海の中道は瀬戸内海を通って、広島から愛媛まで渡る有名な観光スポット。ドライブがてらに立ち寄るのがオススメです。もちろん電車やバスでのアクセスも可能ですので、一度訪れてみはいかがでしょうか。

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