福岡市の繁華街

九州で最大・福岡市の三つの繁華街

九州だけではなく、西日本で有数の規模を誇る福岡市。国家戦略特区にも指定され、人口規模でも日本全国のうち第7位にランクインする巨大都市です。

そんな福岡市には九州最大の都市にふさわしく、巨大な繁華街が存在します。福岡の巨大な繁華街は、その歴史的な背景から主に三つの地域に分類されます。

第一が、古代から国際貿易港として栄えた「博多」地域です。福岡は古くから中国や朝鮮半島との貿易で栄え、多くの文物や文化が博多を通じて日本にもたらされました。その関係で博多は古くから商人の街としてしられ、現在までその発展が続いているのです。

そして福岡の第二の繁華街として有名なのが「福岡天神」と言われる地域です。江戸時代に入ると、この地域は筑前福岡52万石の大大名である黒田家のお膝元として発展を遂げ、現在の大濠公園や舞鶴公園の場所に巨大な福岡城が築かれました。

現在の福岡天神と言われる地域は、福岡城の城下町、武家待ちとして発展を遂げ現在まで至るのです。ちなみに現代では、かつての城下町のはずれであった天神地域が最も発展し、数多くの百貨店や巨大地下街などで握合う地域に成長しているのです。

また、第三の地域として、西日本で最大級の規模を誇る地域が、武家町である「福岡天神」地域と商人町であった「博多」地域を結ぶ、那珂川と博多川に挟まれた中州にある「中洲」地域が九州最大の歓楽街とされ、夜には多くの屋台が立ちならび、多くのひとが集まります。

この中洲も、もともと福岡藩の初代藩主である黒田長政が福岡と博多を結ぶための、中の島として築いた事に由来しており、現在ではなんと1日に6万人も遊びに訪れるほどの規模を誇り、福岡の夜の町としては欠かすことができない存在です。福岡 観光スポット  繁華街福岡 観光スポット  繁華街

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天神エリア:九州最大の繁華街

福岡市の繁華街で、最も発展している地域が天神と言われるエリアです。天神という名前は、もともと太宰府に流された菅原道真の天神様に由来します。

この天神と言われるエリアはもともと江戸時代に福岡藩ができた際には、城下町の一番端の部分でしたが、現代に入ると交通の要衝として、さまざまな百貨店が立ち並び、巨大地下街を形成するなど、福岡市で最大の繁華街に発展したのです。

そんな天神エリアの繁華街としての特長と見所をご紹介しましょう。

百貨店とファッションビルが密集するエリア

天神エリアの繁華街としての最大の特長は、非常に多くの百貨店が密集しているということが挙げられます。

まずはじめに福岡で最も有名な百貨店としては岩田屋が挙げられますが、天神エリアにはこの岩田屋本店があります。岩田屋は、現在は三越伊勢丹ホールディングスのグループですが、もともと江戸時代の1754年に福岡で岩田屋呉服店が登場したのがはじまりです。

以来明治維新後も博多を中心に進出し、太平洋戦争の復興では、隣にある新天町商店街と一緒になって復興を遂げてきました。そんな岩田屋は、地元福岡の人々から最も信頼され愛されている百貨店なのです。

この岩田屋本店以外にも、天神には数多くの百貨店が存在します。駅ビルにもなっている福岡三越は、西鉄福岡(天神)駅の駅ビルとして1990年代から運営されています。

ちなみにこの福岡三越も三越伊勢丹ホールディングスのグループである岩田屋三越が運営しています。またこの駅ビルと一緒にはいっているのが福岡パルコで、主にファッションビルとして利用できます。

西鉄福岡(天神)駅を中心とした駅ビルと、岩田屋本店以外に、渡辺通を挟んで展開するのが大丸です。大丸はもともとかつての博多駅の近くにあり、1975年に現在の天神エリアに移りました。こちらの博多大丸も、上記の岩田屋本店、福岡三越とともに、天神エリアの三強とも言える百貨店です。

更に、百貨店以外のファッションビルとしてパルコ以外に、三菱地所の子会社であるイムズや、アメリカの高級百貨店バーニーズニューヨークといった商業ビルが立ち並ぶのも、天神エリアの特長です。

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新天町商店街:今も残る昭和の香り

天神エリアの繁華街を構成するもう一つのおおきな存在が、新天町商店街です。新天町商店街は約70年以上の歴史を誇る昔ながらの商店街で、当時の町名であった天神町に由来します。

場所は、岩田屋のすぐ隣、福岡パルコや西鉄福岡(天神)駅の北口からすぐさまアクセスできます。この新天町商店街の成り立ちは、西日本新聞社が中心となった戦後の復興からスタートしており、70年たった今でも昔の昭和の香りを残しています。

その規模はおよそ100店舗以上ものお店が入っており、ファッションからグルメ、雑貨、アクセサリー、書店、レコード、薬局など、多種多様なお店が存在するのです。

商店街の構造は主に北通りと南通りという二つのアーケード通路を中心に、数々のお店が並んでおり、地下街「ファーボ」という地下商店街も存在します。

上記で述べた駅ビルや岩田屋本店が、百貨店やファッションビルとしての利用が中心ですが、こちらの新天町商店街は、さまざまな用途で昔ながらの商店街を味わうことができるのです。

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天神地下街:1日40万人が通る天神の地下に広がる超巨大商店街

天神エリアの繁華街としても、もうひとつ重要な存在なのが、天神地下街です。天神地下街は、全長600メートル、店舗数150店舗以上を誇る超巨大地下商店街としてしられ、通称「てんちか」と呼ばれています。

この天神地下街は、今から遡ること40年前の1976年に開業した商店街で、その後拡張工事などを経て、現在の規模にまで発展しました。

その構成は、地上の巨大な道路渡辺通りの直下に設けられており、長さは約600メートル。1日に歩く人の通行量はなんと40万人にものぼるとされ、天神エリアの交通の要衝とも言える場所です。

この天神地下街にはファッションやアクセサリ、喫茶店など数々のお店が入るということも特長的ですが、地上に展開するさまざまな商業施設にアクセス可能なのです。

駅ビルである福岡三越のソラリアステージを始め、福岡パルコ、渡辺通りを渡った先にあるイムズや大丸福岡天神店、岩田屋本店、ベスト電器福岡本店やダイエーショッパーズ福岡店などさまざまな商業ビルへの基点にもなっている商店街です。

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博多エリア:ビジネスと商業・文化が融合する街

博多は冒頭でご紹介したとおり、もともと古来から貿易で栄えた町としてしられ、江戸時代にも武家町の福岡天神、商人町の博多と区分されるほどの発展を遂げていました。

そんな博多の繁華街としての特長ですが現代に入ってはどちらかといえばビジネスの中心地として栄え同時に、古くからの文化が融合する町として今尚観光地としての魅力を誇っているのです。

とりわけ有名なのが駅ビルとして日本国内で最大の規模を誇るJR博多シティ、昔ながらの商店街であり、博多の名物山笠と関係が深い川端通商店街、中洲川端駅の駅ビルでもあり、博多座の隣にある博多リバレイン、さらには複合施設として映画やファッション、ラーメンスタジアムなどがあるキャナルシティ博多などが存在します。

JR博多シティ:国内最大の駅ビル。ビジネスと商業の一大中心地

博多で最大級を誇る繁華街スポットといえば2011年にオープンしたJR博多シティです。JR博多シティは博多駅の駅ビルとして作られた一大商業施設で、日本国内の駅ビルでは最大の大きさを誇るのです。

その構成は大きく分けて二つ、片側が阪急百貨店、もう片側がアミュプラザと東急ハンズという商業施設で構成されています。また9階と10階はシティダイニング くうてんと言われるレストランフロアとシネマコンプレックスで構成されており、このレストランフロアも日本で最大級の店舗数が入る一大スポットです。

もう一つ、JR博多シティを構成する商業施設として欠かせない存在がデイトスです。このデイトスは1975年にオープンした商業施設で、アミュプラザや阪急百貨店があるビルと連絡口でつながっています。

このデイトスでは、博多名物のお土産や飲食が楽しめる、土産店街「みやげもん市場」、路地空間の飲食街「博多ほろよい通り」、人気総菜店の「いっぴん通り」。博多の麺類の飲食店街「博多めん街道」が楽しめる一大繁華街です。

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川端通商店街:全長400メートル。山笠関連の商品がそろう昔ながらの商店街

博多の町といえば、まずはじめに思い浮かぶ存在が、祇園山笠のお祭りです。祇園山笠は巨大な山笠に乗って博多を練り歩く伝統的なお祭りですが、そんな山笠のスタート地点として有名な神社が櫛田神社です。

その櫛田神社からスタートする昔ながらの繁華街が川端通商店街なのです。川端通商店街は全長400メートルにも及ぶ商店街で、1日の平均通行客はなんと1万2千人。約100店舗以上のお店が立ち並び、ぜんざいなどが有名な商店街です。

この川端通商店街は櫛田神社が近い関係から、祇園山笠のお祭りの時期には多数の観光客で賑わい、山笠関連の商品を数多く揃える商店街としても有名です。

また、この川端通商店街は、次にご紹介するキャナルシティ博多と、中洲川端駅の商業ビル博多リバレインを結ぶ商店街としても利用できます。

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キャナルシティ博多:ラーメンスタジアムからファッション、映画まで

博多の一大繁華街スポットとして、欠かすことができないのがキャナルシティ博多です。キャナルシティ博多は1996年に開業した巨大複合商業施設で、運河をイメージした空間からキャナルシティと名付けられました。

キャナルシティ博多の特長は、ファッションなどのテナントが多数入るだけではなく、劇団四季専用の福岡シティ劇場や、巨大シネコンであるユナイテッド・シネマがあったり、九州だけではなく、日本全国のラーメンが一同に介するラーメンスタジアムなどが存在します。

また、2011年にオープンしたキャナルシティイーストビルでは、H&Mや国内最大級の規模を誇るZARA、九州最大級のユニクロなど、一大ファッションビルとしての機能を備えています。

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博多リバレイン:美術館から歌舞伎まで

キャナルシティ博多から中洲川端商店街を通り、中洲川端駅まで行くと登場するのが博多リバレインです。この博多リバレインも博多を代表する一大繁華街を形成しており、駅ビルとして、ショッピングから美術館、歌舞伎まで揃います。

まずショッピングフロアを形成するのが博多リバレインモールと言われる部分で、地下2階から6階部分を占めています。このリバレインモールのコンセプトはスーパーブランドシティとして、数多くのブランドのお店が入居するのが特長的。

また美術館としては福岡アジア美術館が入り数々の作品を見ることができます。また、博多座では九州最大級の演劇場として最大1454席を誇り、西日本一体から数多くのお客さんが来場します。

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ベイサイドプレイス博多:マリンスポット中心の繁華街

最後に博多の繁華街のもう一つの顔である、ベイサイドプレイス博多をご紹介します。博多はその歴史的な成り立ちから、貿易港としての顔を持ってきましたが、そんな海の繁華街として楽しめるスポットがベイサイドプレイス博多なのです。

このベイサイドプレイス博多では、博多埠頭の一部を商業化した施設で、全長100メートルの博多ポートタワーや、水上バス、旅客船の発着場としての機能も持っています。

内部では海際ということから、海の幸が楽しめるバーベキューや、飲食店などが揃っています。

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中洲:日本3大歓楽街の一つ。夜の屋台が名物

福岡の繁華街は、中洲を外しては語ることはできません。中洲は、新宿の歌舞伎町、札幌のすすきのとともに、日本三大歓楽街に数えられるほどの繁華街としてしられ、大阪・北新地と並んで西日本一の歓楽街としても有名です。

そのはじまりは、既にご紹介したとおり、福岡藩初代藩主である黒田長政が、武家町である福岡天神と、商人町である博多を結ぶ存在として、那珂川と博多川に挟まれた中州に築いたのが始まりとされています。

その規模は幅200メートル、全長1キロメートルほどの大きさで、その小さい空間に数多くのお店がひしめき合っているのです。

この中洲の繁華街としての特長は、夜になると一大歓楽街として飲食店や飲み屋、クラブなどの風俗店などが賑わうことでしられ、その数なんと3500店以上、1日に6万人が訪れるとされています。

またそんな中洲の名物と言える存在が、博多を代表する存在でもある夜の屋台です。川沿いに立ち並ぶ屋台は、夜のネオンと相まって幻想的な空間を作りだし、福岡ならではの楽しい時間を提供してくれることでしょう。

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まとめ

福岡の主要な繁華街のご紹介はいかがでしたでしょうか。九州最大の規模を誇る町福岡は、数日では堪能し尽くせないさまざまな見所が存在し、多くの楽しみ方を提供してくれます。

なかでも繁華街はこれまでご紹介してきたとおり、さまざまな種類の繁華街が存在することから、用途や目的に応じて楽しむことができるでしょう。

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