愛媛県の観光

愛媛県の代表的な7つの観光エリア

かつて伊予の国と言われ、四国のなかでも北西部に位置する愛媛県。愛媛県といえば、みかんや瀬戸内海の島々がまず頭に思い浮かびますが、日本全国でも有数の観光都市として知られる地域なのです。

最も代表的な存在は松山ですが、愛媛県の観光スポットは松山以外にも多数の見所が存在するのです。ちなみに愛媛県には、11市7群9町が存在しますが、「観光」というキーワードで区切ってみると、そのエリアは大きく分けて6つのエリアに分けることができるのです。それに従って、愛媛県の主要な観光スポットも基本はこの6エリアで区切ることができます。

第一が、愛媛県で最大の人口規模を誇り、県庁所在地がある松山市。松山市は愛媛県の観光スポットの中においても最も有名で、松山城や道後温泉など、日本有数の観光資源を持っています。

第二のエリアが、今サイクリングなどで熱い、しまなみ海道を持つ今治市。今治市は、松山市に次ぐ人口を誇り、城跡や瀬戸内海の絶景が楽しめる、しまなみ海道などが人気です。

第三の地域が、今治市の隣にあり、ちょうど四国の中央に近い新居浜市です。新居浜エリアでは、産業観光などでも有名な別子銅山など、住友ゆかりのスポットが立ち並びます。この3つのエリアが主に愛媛県の中央部から北部一体にかけての主要な観光スポットですが、愛媛県は南予地方も見所がたくさんあります。

第四のエリアとして、注目されるのが内子町が挙げられるでしょう。内子町は松山からも40kmほどの距離にある昔ながらの町並みが残るスポットで、有名な大正時代の歌舞伎座である内子座などが残ります。この内子町から更に南に向かうと、第五のエリアとして知られる大洲市が登場します。大洲は伊予の小京都の名称で知られる美しい町並みが広がる都市。こちらも南予地方の観光スポットとして外すことはできません。

続いて第六のエリアとして知られる場所が西予市です。西予市では宇和町卯之町という昔の町並みを残すエリアが町ごと残されており、こちらも見逃すことはできません。そして最後に愛媛県の最南部に近い宇和島が第七のエリアとして訪れることができます。宇和島は伊達家10万石の城下町としてしられ、闘牛や地元料理などならではの楽しみが存在するのです。

このように「愛媛県の観光」と一言でいっても、そのエリアは広大で、訪れる場所やエリアによってさまざまな特長を持っているのです。また楽しみ方や観光の仕方もその地域によって様々であり、気分や目的で選ぶことができます。本日は、この愛媛県の観光というキーワードで、主要な七つのエリアをご紹介するとともに、その効果的なまわり方やメインの見所スポットをご紹介しましょう。

 

 松山市エリアの観光:愛媛県で最大の観光地

愛媛県の最大の観光エリアとして、まずはじめに挙げられるのが松山市とその周辺です。松山市は冒頭でもご紹介したとおり、愛媛県で最大の人口を誇り、県庁所在地もある中心的な都市。商業の一大中心地でもある松山市には、全国クラスの観光資源が目白押しです。

例えば松山城や道後温泉はミシュランガイドにも掲載されるほどの観光スポットで、その二大観光スポットを中心にさまざまな見所スポットが登場します。ここでは松山の観光スポットの特長とまわり方についてご紹介しましょう。

 

松山観光の象徴:松山城と道後温泉

松山観光で最大の見所といえば、松山城を中心に形成される歴史や文化のスポットと、道後温泉を中心にその周囲に展開する歴史、飲食スポットが挙げられるでしょう。このメインのスポットを回りながら、その周囲のさまざまな観光スポットを回るという形になります。

松山城では松山城にいたるまでのロープウェイ街道や大街道といった巨大商店街であったり、松山城の周辺に存在する坂の上の雲記念館や二の丸庭園といった歴史と文化と商業が交じり合う場所として堪能できます。

一方、道後温泉は明治時代に建てられた温泉館である道後温泉本館を中心に、道後ハイカラ通りなどの商店街や、かつて河野水軍の居城であった湯築城(道後公園)など、こちらも歴史的な見所スポットが登場します。基本的にはこの二つの有名どころを訪れ、その周辺も合わせて散策するというまわり方がベストです。

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松山観光の特長1:路面電車と坊ちゃん列車

松山観光の特長のもう一つとして、市内を走る路面電車の存在が大きいでしょう。特に市内の移動に関しては、バスや車、電車などよりも路面電車の方が本数も多く、信号にも捕まらないため圧倒的に便利です。上記の松山城周辺や道後温泉の周りなども路面電車での移動が最適です。

この路面電車は古くから存在するのですが、その最大の見所が、明治時代に実際に走っていた蒸気機関車を再現した坊ちゃん列車に乗ることができる点が挙げられます。坊ちゃん列車は、蒸気機関の代わりに水蒸気を出しながら走行する列車で、歴史と文学の町を堪能できる代表的な存在です。

愛媛 松山 観光スポット 坊ちゃん列車

松山観光の特長2:文学の町

松山観光の特長の第二は、文学の町だということが挙げられます。また、主要な観光スポットのいくつかも松山ゆかりの人物や作品に因むものが多いでしょう。例えば松山出身の代表的な文人として知られるのが正岡子規です。

正岡子規は俳句を文学の一ジャンルとして確立した人物で、明治日本を代表する人物の一人です。また、正岡子規と大学予備門で同窓であり、松山中学の教師として赴任してきた夏目漱石も欠かせません。

上記で述べた坊ちゃん列車の由来も、夏目漱石の有名な作品から名付けられました。また、現代に入って、もうひとり著名な作家を加えるとすれば、司馬遼太郎が挙げられます。

司馬遼太郎は長編小説である坂の上の雲によって松山出身の三人の人物、正岡子規と秋山好古、秋山真之を描きました。坂の上の雲記念館はその司馬遼太郎の小説から作られた松山観光の一大拠点です。

こうした3人の文人たちの観光スポットが多数存在するのも松山観光の特長の一つです。

愛媛 松山 観光スポット 正岡子規記念館

正岡子規記念館

愛媛 松山 観光スポット 正岡子規記念館

正岡子規記念館

愛媛 松山 観光スポット 坂の上の雲ミュージアム 愛媛 松山 観光スポット 坂の上の雲ミュージアム

松山観光の特長3:商店街が多数

松山観光の特長は、これまで述べてきたような歴史や文学に因むものだけではないことです。特に商店街が充実しており、松山や愛媛県ゆかりのお土産や、飲食店などが多数立ち並びます。

観光の大きな要素として挙げられるのが食に関する部分ですが松山ではこうした食事どころにも事欠きません。代表的な商店街として挙げられるものでも、江戸時代から続き、戦後の闇市からも続く大街道商店街や大街道商店街と連結する銀天街といった巨大商店街が存在します。

愛媛 松山 観光スポット 大街道商店街 愛媛 松山 観光スポット 大街道商店街

大街道商店街

愛媛 松山 観光スポット 銀天街 愛媛 松山 観光スポット 銀天街

銀天街

また、松山城へアクセスするための主要な手段としてロープウェイが存在しますが、このロープウェイ乗り場まで行く間のロープウェイ街道も、さまざまな愛媛名物や松山名物が登場する一大商店街として楽しめます。

さらには道後温泉のエリアでは、路面電車の終点駅、道後温泉駅から道後温泉本館まで続く道後ハイカラ通りなど、その地域ならではの楽しい商店街が続きます。

愛媛 松山 観光スポット ロープウェイ街道 愛媛 松山 観光スポット ロープウェイ街道

ロープウェイ街道

愛媛 松山 観光スポット ハイカラ通り 愛媛 松山 観光スポット ハイカラ通り

ハイカラ通り

 

松山観光のまわり方:中心部エリアと郊外エリア

ここでは、松山のメイン観光スポットを中心にまわり方をご紹介しましょう。これまでご紹介してきたとおり、松山の主な観光スポットは、松山城周辺と道後温泉周辺に分類されますが、それ以外にもショッピング目的で利用できる松山市駅周辺や、砥部焼などが楽しめる松山郊外のエリアに分かれます。

1日や2日など余り日数がない場合には、松山城一体をメインにさまざまな歴史観光スポットをめぐり、その後、夕方に道後温泉本館で汗を流し、周辺で食事やお酒を飲み終了という形がいいでしょう。

更に日数もある場合には、松山郊外である砥部町などの砥部焼を体験したり、そのほかの愛媛県の観光スポットと組み合わせる方法がベストです。

 

今治市エリアの観光:瀬戸内海のしまなみ海道が人気

次にご紹介するスポットが今治エリアです。今治市は松山市に次ぐ人口規模を誇る都市で、愛媛県第二の規模を誇ります。もともと今治市は瀬戸内海に面した立地条件から造船業などでも栄えましたが、最も私たちの生活に馴染み深い存在として今治タオルが挙げられます。

今治市は、日本を代表するタオルの産地として、大阪の泉州とともに、そのブランド名が知られています。現在今治タオルはインターネットや都内の店舗などでも購入することができますが、本場今治では今治タオルに関する観光スポットも存在します。

愛媛 松山 観光スポット 今治タオル美術館

また、今治といえば、最近特に有名なのがしまなみ海道です。しまなみ海道は愛媛県今治市から広島県尾道市までをつなぐ、瀬戸内海の島々にかかる高速道路で、最近ではサイクリングの名所として世界中から観光客が訪れるスポットです。

しまなみ海道が人気の秘密は、国定公園にも指定されている雄大な瀬戸内海の島々を目の当たりにしながら自転車で走る快適さだと言えるでしょう。

また瀬戸内海はかつて村上水軍の根城として有名でしたが、今治市にはそんな村上水軍ゆかりの観光スポットなども存在するのです。それでは愛媛県第二の規模を誇る一大観光スポット、今治市エリアをご紹介します。

愛媛 松山 観光スポット しまなみ海道

今治観光の特長1:食に歴史に景色が楽しめる瀬戸内海

今治観光の最大の特長の一つが、上記で述べた瀬戸内海の存在です。瀬戸内海は四国と中国地方の間に横たわる巨大な内海で、さまざまな島々で構成されています。また島々で形成されるその独特の景色は国定公園にも指定される場所であり、多くの見所スポットが存在します。

今治市の観光の特長も、この瀬戸内海の島々と、それを結ぶしまなみ海道の楽しみが挙げられます。例えば、瀬戸内海で一番の見所といえば景色ですが、今治市の場合には、瀬戸内海の潮流などが目の当たりに見れるツアー船や、雄大な景色を体感できる糸山公園展望台や老亀山展望台などがあります。

また、瀬戸内海の観光で楽しみの一つが温暖な瀬戸内式気候から育まれる食の数々があります。しまなみ海道の途中にある道の駅よしうみいきいき館は、新鮮な海の幸を堪能できるバーベキューを楽しめたり、瀬戸内式気候で育まれたみかんやレモンのスイーツなどが楽しめます。

更に、今治市の瀬戸内海よりは戦国時代に活躍した村上水軍の根拠地があったスポットでもあり、能島村上氏や来島、因島など村上水軍ゆかりの観光スポットが多数存在するのです。

愛媛 松山 観光スポット 糸山公園展望台愛媛 松山 観光スポット 糸山公園展望台

愛媛 松山 観光スポット 道の駅よしうみいきいき館道の駅

 

今治観光の特長2:今治独自の地域資源

今治観光には、瀬戸内海の豊富な観光資源以外にも、今治市ならではの地域資源が存在します。そのうちの代表的なものが、前述した今治タオルです。今治タオルは今治市で生産されるタオルブランドのことで、そのふかふかふわふわの感触が定番の最高品質のタオルです。

もともとタオル産業は大阪の泉州が代表的でしたが、今治市はいまでは泉州を抜き、日本で一番のタオル産地となっているのです。

ちなみに今治タオルに関する代表的な観光スポットとして挙げられるのが今治タオル美術館です。今治タオル美術館は、お土産として豊富なタオルがそろうだけではなく、今治タオルをつかったさまざまなアート作品や今治タオルの製造工程を目の当たりにすることができます。

また、地域産業としてあまり知られていない今治ならではのものとして野間馬があります。もともと野間馬は江戸時代に農耕目的で開発された馬ですが、その後今治市ならではのポニーとして親しまれています。野間馬では野間馬ハイランドとして子供たちが実際に触れ合えるスポットが存在します。愛媛 松山 観光スポット 今治タオル美術館

愛媛 松山 観光スポット 今治タオル美術館 愛媛 松山 観光スポット 今治タオル美術館

 

愛媛 松山 観光スポット 野間うまハイランド 愛媛 松山 観光スポット 野間うまハイランド

今治観光のまわり方

今治市の観光スポットは、主に内陸部エリアと、しまなみ海道エリアの二つに分けることができます。しまなみ海道はサイクリングでまわることができますが、基本的に各観光スポットへは車で回ることをおすすめします。

内陸部では、藤堂高虎が築城した今治城や上記でご紹介した、野間馬ハイランド、瀬戸内海の絶景が楽しめる糸山公園展望台など、また、内陸部の観光はこれからご紹介する新居浜の観光とセットでもいいかもしれません。

一方、しまなみ海道のエリアでは、しまなみ海道がとおっている島々に各観光スポットが存在するので車で巡っていくという形になります。

 

新居浜市エリアの観光:別子銅山が中心

愛媛県北部の観光スポットとして、次に代表的な存在が新居浜エリアです。新居浜市は、ほぼ四国の中央部あたりに位置する観光スポットですが、実は他にはない貴重な観光スポットが存在するのです。それが最近になって産業観光の名所として有名になってきている別子銅山です。

別子銅山は、江戸時代から住友家が運営し、昭和まで開業していた銅山で、新居浜市はその別子銅山の町として長年発展を遂げてきた街なのです。その別子銅山ですが、非常に険しい山中の中に建設されている銅山で、その独特の景色から「東洋のマチュピチュ」などとも呼ばれて近年注目を集めているのです。

またこの別子銅山は、東洋のマチュピチュと言われ貯蔵庫があった東平エリアとは別に、珍しい山岳鉄道に乗ることができる端出場ゾーンの2箇所から成り立っており、独特の風景や産業遺跡の名残として貴重な体験を味わうことができます。

また、近くには別子銅山を経営していた住友の支配人にもなった広瀬宰平の邸宅跡なども残されており、別子銅山を中心にした貴重な観光スポットが登場します。

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新居浜観光のまわり方

新居浜エリアの観光のまわり方は、車で回るのがベストです。特に最大の見所でもある別子銅山関連の観光スポット、道の駅であるマイントピア別子と端出場ゾーン、さらなる山岳地帯にある東平ゾーン、住友グループが運営する別子銅山記念館、広瀬宰平の邸宅跡など、こうした別子銅山ゆかりの観光スポットは全てかなり離れた場所であることから車での観光になります。

また新居浜は同じ愛媛県の北部である今治市とセットで車で回られてもいいでしょう。

 

内子町エリアの観光:江戸から続く古き良き町並みが

ここからご紹介する愛媛県の観光は、いわゆる南予と言われるスポットです。そのうちの一番松山に近いスポットが内子町です。

内子町はかつて伊予大洲藩の殖産興業である木蝋生産と生糸生産の拠点でもあった町。そうした歴史的経緯から内子町の町は商人の町としてさかえ、その繁栄は大正時代まで続きます。また内子町は戦争や火事といった災害からも被害を免れていたことから、昔ながらの美しい町並みがそのまま残る場所としても有名です。

特に、一つの建物だけが残るのではなく、街全体がまるごと文化的に価値が有るとされる重要伝統的建造物群保存地区に指定されている八日市護国は散策に最適なスポットです。

また、内子町は街歩き以外にも、愛媛県の大自然が凝縮されたスポットでもあるのです。例えば、石畳清流園などではいまでは見ることができない木造の水車などが残り、内子町の自然スポットでは、こうした昔ながらの田舎の原風景を楽しむことができます。

 

内子町観光の特長1:木蝋生産で栄えた豪商の町歩き

内子町観光の最大の特長が、木蝋生産で栄えた豪商の町です。上記でご紹介した八日市護国を始め、大正時代に創建され、今尚現役の劇場として活躍をつづける内子座など、見所が盛りだくさんです。

ちなみに木蝋とは、ハゼノキをつかった蝋のことで、石油が主力になるまではロウソクやクレヨン、口紅などの原料に使用された存在です。もともと内子町の木蝋生産は、大洲藩の殖産興業として開始されたこともあり、明治時代には日本最大の木蝋生産の拠点としてさかえ、海外の国際見本市にも出展されました。

そうしたことからも木蝋生産の一大拠点でもあった八日市護国では豪商芳我家の邸宅や木蝋生産工場の様子がのこされています。また内子町の街歩きは八日市護国エリア以外にも数多くの見所が存在します。そのほとんどが商人関連のもので、日本ビール王といわれた高橋龍太郎の邸宅跡や、現在の双日、日商岩井を創業した高畑誠一ゆかりのスポットなども残ります。

さらに大正時代に地元の人々の娯楽施設として建設された内子座は今尚、歌舞伎やさまざまな催しものの劇場として使用される貴重なスポットです。

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 内子町観光の特長2:日本の田舎の原風景が体験できる大自然ドライブ

内子町観光の特長として、もう一つ欠かせない存在が大自然のドライブスポットです。内子町は上記でご紹介した街歩きがメインですが、それ以外にも、山岳地帯をドライブすることで、多くのほかでは見ることができない風景を見ることができるのです。

既にご紹介した石畳清流園では巨大な木造水車が、また田丸橋や弓削神社では、屋根付きの木造の橋を見ることができます。こうした数々の建物は周囲の大自然の中に自然に残されており、江戸時代から明治大正と続く、田舎の雰囲気を濃厚に残しているのです。

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内子町観光のまわり方

内子町観光のまわり方ですが、みどころスポットである町並みは、車か電車でアクセスし歩いて回る形になります。車の場合は高昌寺というお寺の近くにある巨大な駐車場にとめ、重要伝統的建造物群保存地区である八日市護国から街歩きをスタートします。

一方、電車でアクセスする場合には予讃線内子駅で下車したあと、内子座などの観光スポットを経て、八日市護国エリアに向かうというルートが最適です。もう一方、内子町の大自然ドライブスポットは、車で回ることになります。

 

大洲市エリアの観光:伊予の小京都の町並み

南予地方の一大観光エリアとして、お次にご紹介するのが大洲市です。この大洲市は江戸時代には加藤5万石の城下町として栄えた地域で、その最大の見所が巨大な大洲城です。

また大洲城を基点にしたかつての城下町が、現代の町並みに生かされており、要所々で、かつての武家の町並みを思い起こさせてくれるスポットが存在します。

例えば、日本庭園と肱川の雄大な景色を堪能できる臥竜山荘や、その周辺の町並みは、「伊予の小京都」という表現がぴったりとくる美しい町並みを提供してくれます。

そのため大洲の観光の特長は大洲城周辺とその周りに残る伊予の小京都を堪能する街歩きが中心になってきます。また、大洲城周辺以外にも、海岸にむけて向かう方面に、大自然を堪能できる紅葉スポットなども存在します。

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大洲観光の特長:大洲城と城下町の街歩き

大洲観光の最大の特長は大洲城と城下町の街歩きです。大洲城は、肱川を背後に控えた巨大な城で、戦国時代の武将藤堂高虎が築城したとされるお城です。

現在は天守閣から二の丸、三の丸の一部まで残されており、大洲の見所スポットの一つです。この大洲城は本丸と、ちょっと離れた場所にある三の丸公園が見所で、特に三の丸に残されている櫓と、日本家屋はお殿様公園として美しい姿が残ります。

一方、伊予の小京都と言われる町歩きのスポットはお城から少し離れた場所にあります。この町歩きスポットでは、かつてNHKの連続テレビ小説おはなはんのロケ地としても使用されたおはなはん通りや、上記でご紹介した日本庭園が残る臥竜山荘など、静寂の街の中を散策することができます。

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大洲観光のまわり方

基本的には、大洲城周辺と町歩きのスポットが離れているため、それぞれ車でアクセスすることをおすすめします。大洲の観光スポットは電車の駅からもかなり遠いため、車で目的の場所まで行き、駐車場に止めて散策するのがいいでしょう。

大洲城では大洲城の目の前の市民会館前に市営駐車場があり、町歩きスポットでは、大洲街の駅に車を止めることが可能です。また、大洲市街とは別に、単品の観光スポットとして紅葉が美しい白滝公園なども利用することができます。

 

西予市エリアの観光:宇和町卯之町がおすすめ

南予地方をさらに下ると、西予市が登場します。ここ西予市の観光スポットとして有名なのが宇和町卯之町です。宇和町卯之町はかつて宇和島藩の在郷町であった町。また明石寺の門前町としても栄えた歴史を持ちます。

この宇和町卯之町も、町並みそのものが価値が有るとされる重要伝統的建造物群保存地区に指定されているスポットなのです。全長数百メートルの短い街道の周辺にはさまざまな観光スポットが立ち並び、ちょっと離れた場所に、明石寺や宇和米博物館といった見所スポットが存在します。

この宇和町卯之町の特長は小さい町並みながらも、さまざまな歴史上の人物にゆかりがあり、幕末の蘭学者である二宮敬作や、シーボルトの娘イネ、さらには高野長英といった人物たちのゆかりの場所が残ります。

また、宇和町卯之町に残る開明学校は、明治時代初期に建てられた小学校として内部まで見学が可能。古き良き町並みの散策のゴール地点として貴重な体験を提供してくれます。

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西予市観光のまわり方

西予市の観光スポットのまわり方ですが、基本的には宇和町卯之町の町並み散策を中心にその周辺スポットは車で回るという方法がベストです。

宇和町卯之町では宇和先哲記念館などに車をとめ、重要伝統的建造物群保存地区の町並みを散策します。また周辺スポットとして挙げられるのが、かつての小学校校舎を改装した宇和米博物館や、四国八十八箇所の一つでもある明石寺、愛媛県歴史文化博物館が。

また西予市の特産品が販売している道の駅どんぶり館などがあります。

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宇和島市エリアの観光:伊達家10万石の城下町

最後に愛媛県で最も南に位置する観光エリアとしてご紹介するのが宇和島市エリアです。宇和島は江戸時代には伊達家10万石の藩として栄えた地域で、伊達家は幕末の時代にはわずか10万石ながら独自に蒸気機関の軍艦を開発したり、西洋式の軍備を整えた先進的な藩として知られています。

宇和島の観光の特長の一つはそんな伊達家ゆかりのスポットが数多く残されているといった点が挙げられるでしょう。その観光スポットは大きく分類すると宇和島城を中心とした市街地部分と、その周辺に存在する神社やお寺、闘牛スポットなどが存在します。

また、さらに南部には南楽園といった巨大な庭園なども存在するため、さまざまな楽しみ方ができる地域です。

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宇和島市観光の特長1:伊達家関連のスポットが多数存在

宇和島観光の特長の第一は既に述べたとおり伊達家関連の観光スポットが多数存在することが挙げられます。その代表的な存在が宇和島城と、その周辺に残るスポット、天赦園や、宇和島市立伊達博物館といったスポットがあります。

宇和島城はもともと藤堂高虎が築城したお城で、江戸時代を通じて伊達家の居城として栄えました。また天赦園は伊達家の大名庭園として、美しい姿を目の当たりにすることができます。

さらには宇和島市立伊達博物館では伊達家所蔵のさまざまな品々や、大変珍しい豊臣秀吉の肖像画までのこされています。こうした伊達家に関する見所が宇和島観光の醍醐味と言えるでしょう。

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宇和島観光の特長2:独自の文化、闘牛や寺社、郷土料理など

宇和島観光の特長の第二は、宇和島地域ならではの独自の文化が残されている点です。例えば闘牛場などは、日本全国でもわずかしか存在しないスポットとしてしられ、年数回の開催時期は、宇和島のお祭りと相まって貴重な体験を提供してくれます。

また、宇和島では寺社が多数存在しますが、和霊神社など、伊達家の功臣を祀る神社など独自の存在が注目です。さらには宇和島観光で忘れてはならない存在が郷土料理です。宇和島では南予の鯛めしや地鶏など独自の料理が存在し、こうした郷土料理が楽しめる道の駅きさいや広場などは是非ランチなどで訪れておきたい場所です。

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宇和島市観光のまわり方

宇和島市の観光のまわり方ですが、基本的には車で回ることになります。市内の中心部である宇和島城や伊達家ゆかりのスポットなども以外と距離が離れているため、それぞれ車で移動したほうがいいでしょう。

また、市内の周辺に有る宇和島ならではのお寺や闘牛場などもそれぞれ場所が離れているため車での移動をおすすめします。

 

まとめ

これまでご紹介したのは愛媛県の代表的な観光エリアを網羅していますが、これ以外にも愛媛県の観光の楽しみ方は多数存在します。例えば山岳地帯である石鎚山や四国カルストなどの高原地帯をメインに訪れてもいいですし、四国では名物となっている四国八十八箇所霊場を巡るという楽しみ方も存在します。

また愛媛県には多数のお城が残されており、そのほとんどが藤堂高虎が築城したものとされています。こうしたお城巡りや歴史を中心に巡ってみることでより一層楽しみも倍増することでしょう。

さらには愛媛県には愛媛県ならではの豊富な食が存在します。瀬戸内海の温暖な気候から育まれるみかんやレモンといった果実類や、鯛めしや地鶏といった味わい深い郷土料理など、お楽しみがいっぱいです。一言で愛媛といっても1日では味わい尽くせないほどの資源が詰まっているので、是非いろいろな地域を楽しんでみてください。