大王わさび農場。年間120万人の一大観光スポット

大王わさび農場とは。年間120万人訪れる長野の一大観光スポット

和食が世界遺産になったことから、刺身や寿司、蕎麦など、日本人だけではなく海外からも和食が人気となっています。そんな和食には欠かすことができない存在がわさびです。わさびは日本原産の薬味で、その存在はなんと飛鳥時代から使用されていたと言われています。

また奈良時代や鎌倉時代、江戸時代とそんなどの時代においもて重宝されてきた存在です。そんなわさびの栽培で、日本最大規模を誇るのが本日ご紹介する大王わさび農場です。大王わさび農場は長野県安曇野にあるわさびの一大生産農場で、同時にあらゆるわさびに関する体験や展示が楽しめる一大観光スポットなのです。毎年訪れる観光客の数はなんと年間120万人も訪れるほど。

この大王わさび農場は実は、単なるわさび栽培だけではなく、さまざまな見どころが登場する広大な観光スポットなのです。その広さは優に東京ドーム11個分という広大さをほこり、内部では、日本最大規模のわさび栽培を見ることができるだけではなく、有名な黒澤明監督の映画「夢」のロケ地になった水車小屋や、掘りたてのわさびを加工するわさび加工工場の見学、また大王わさび農園の起源を知ることができる歴史スポットまで見どころ満載です。

もちろん新鮮なわさびを使ったさまざまな料理やスイーツ、お土産まで登場します。本日は長野で年間120万人も訪れる観光スポット大王わさび農場をご紹介します。

大王わさび農場

大王わさび農場の歴史

大王わさび農場が作られたのは、今から遡ること100年以上前、1917年のことです。豊富な湧き水があるこの地に、わさび畑の可能性を見出した初代創業者深澤勇一氏が、5町村にわたる土地の所有者と2年の歳月をかけて交渉を重ね、15丁歩の広さから開始したのが始まりです。

当時はまだ、砂利ばかりの荒れ地だったのを開墾し初め、なんと大王畑が完成したのは、交渉をし始めてから11年後でした。そして更に新畑を開墾し、開拓が終わったのが昭和10年、約20年間も開拓にかかったのです。その後苗木の育成などを重ね、売店が建設され販売が開始したのが昭和51年です。

そしてレストランがオープンしたのが昭和57年です。その後環境庁の名水100選に選ばれるなど、徐々にファンが拡大し、現在は120万人も訪れるほどの一大観光地として成長したのです。そこには、単なる目先の利益ではない、情熱と将来必ずわさびの一大産地となる夢が詰まったストーリーが存在します。

大王わさび農場

広大な敷地のわさび農場

大王わさび農場の見所

大王わさび農場は、東京ドーム11個分もの広大な敷地と100年の歴史が誇る雄大なわさび農場として、数々の見所スポットが登場します。ここでは大王わさび農場の見所をご紹介します。

巨大なわさび栽培の農場

大王わさび農場の最大の見所が巨大なわさび栽培の農場です。園内の周遊ルートは3つのコースが用意されており、コースを回ることでその巨大なわさび農場を目の当たりにすることができます。実はわさびは植え付けてから収穫するまで2年もの月日がかかる食物で、季節をわけてわさびを植えることで毎年収穫できるようにできているのです。

このルートは、ルートによって時間がわかれており、1時間30分の農場すべてを堪能できるコースから、1時間のコース更には、30分で主要ポイントだけ見れるコースと分かれているのです。

体験したい内容に合わせて選択できるのも魅力の一つです。またところどころで、わさびに関する知識や、大王わさび農場の歴史、なりたちについても説明されており、わさびと大王わさび農場を楽しみたい方にはロングコースがおススメです。

大王わさび農場

新鮮なわさびがたくさん

大王わさび農場

おいしいわさびに欠かせない、湧水

大王わさび農場

果てしなくつづくわさび農場

水車小屋。黒沢明監督「夢」のロケ地

大王わさび農場は世界的に有名な映画監督である黒沢明監督の作品「夢」のロケ地としても使用された場所があります。黒沢明監督の「夢」は黒沢監督自身が見た夢をもとに作られた映画で、日米合作の映画です。ストーリーは「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」の8つで構成されており、大王わさび農場は、最後の「水車のある村」のロケ地として使用されました。

ちなみにストーリーは、旅先の静かな川が流れる水車を訪れると、水車を治している老人に出会うというお話し。大王わさび農場では3基の水車が回っており、他では見ることが出来ない美しい日本の昔ながらの風景を目の当たりにすることができます。

わさびの栽培には新鮮の水が欠かすことが出来ませんが、この水車が回る川はわさび農場にふさわしく透き通った美しい姿を見せてくれることでしょう。

大王わさび農場

黒澤明監督の映画で使われた場面

大王窟。大王農場由来の洞窟

大王わさび農場の名前である大王とは、かつてこの安曇野の地を治めていた魏石八面大王から由来しています。魏石八面大王とは通称八面大王と呼ばれる伝説上の人物で、かつてこの安曇野の地を治めていた大王です。蝦夷討伐でも知られる坂上田村麻呂に討伐された人物で桓武天皇の時代、西暦801年ごろの人物とされています。

坂上田村麻呂は、東北地方の蝦夷を討伐する際に、信濃の国、すなわち長野県を拠点としました。その際、この地を治めていた八面大王の抵抗にあったとされます。八面大王は坂上田村麻呂の軍勢と戦い、最終的には追い詰められて、有明山のふもとの岩屋に立てこもったといいます。

最後は討ち死にしてしまいますが、そのあまりにも勇敢で強かったことから、八面大王が生き返らないようにということで、遺体はバラバラにして埋められました。そしてその八面大王が立ちこもった岩屋を再現したのが、この洞窟なのです。いわば八面大王は大王農場の守護神であり、この地を守るために戦った勇士として、大王農場の名前の由来にもなったのです。

大王わさび農場

開運の洞窟も

大王神社。八面大王を祀る大王わさび農場の守護神

記でご紹介した八面大王を祀る神社が大王神社です。八面大王は頑強に戦ったあと、あまりにもその強さを恐れられたことから、生き返らないように遺体がバラバラに埋められました。その際、八面大王の遺体が埋められた場所がこの大王神社です。

そしてかつては大王農場の東側の地にあったのですが、洪水で流されてしまったため、大王わさび農場の初代深澤勇一氏がこの場所に移しました。この神社は大王わさび農場のほぼ中央に位置しており、見渡すことができます。また、神社の拝殿のまえには巨大な大わらじが置かれていますが、これは大男であった八面大王のものを再現し奉納したものといわれています。

大王わさび農場 百年記念館

大王わさび農場は100年の歴史を持つわさびの一大生産地ですが、その始まりは砂利だらけの荒れ地だったといいます。その荒れ地に夢と可能性を見出し、一大わさびの生産地まで育て上げたのが初代創業者である深澤勇一氏です。ここ大王わさび農場百年記念館では、「水と生きる」をテーマに、45年間にわたる初代開拓者深澤勇一氏からの開梱とわさびに関する展示を目の当たりにできるのです。

大王わさび農場

手作りわさび漬けが作れる

貴重なわさび漬けの体験もできる

大王わさび農場では、新鮮なわさびを使ったわさび漬けの体験もできるのです。場所はわさびづけ体験工房で行うことが可能で、所要時間はわずか20分ほど、お一人様1080円でつくることができます。わさび漬けはたった5ステップでできる簡単なもので、わさびを切って軽くもみ、叩いて練って包んで仕上がりです。日本有数のわさび生産のこの地で、他では味わうことが出来ない貴重な旅の思い出が体験することができます。

大王わさび農場

新鮮な工場

わさびのレストランから蕎麦、わさびソフトクリームも

大王わさび農場のもう一つの楽しみは、何と言ってもわさびの味や食材を体験することができる食のスポットが満載というところ。北アルプスの湧水を使って栽培された新鮮なわさびは、以外な食品とのコラボレーションで、これまでのわさびの概念を変えてくれるほどです。レストランでは、ここでしか味わえない大王わさび農場の大人気メニュー「本わさび丼」や「わさびカレー」、また新鮮なわさびを味わえるお蕎麦屋さんも設けられています。

さらにここ大王わさび農場ならではのユニークな食がもう一つあります。それはわさびを使ったソフトクリーム「本わさびソフトクリーム」。やわさびコロッケです。このわさびソフト、わさびのツーンとした辛さはなく、わさびの新鮮な風味が上手くソフトクリームとマッチングしてとてもおいしい逸品です。是非試してみてはいかがでしょうか。もちろん、わさびを使った食材だけではなく、新鮮なわさび自体もお土産として買うことができます。

大王わさび農場

めちゃくちゃうまい、わさびソフト

大王わさび農場

新鮮なわさびも買って帰れます

大王わさび農場

お土産のクマもわさび色です

アクセス

ここ、大王わさび農場へのアクセスは長野県安曇野インターで降りた後は車で10分ほどの距離です。カンデオホテルズ茅野がある諏訪インターから安曇野インターまで車でわずか30分。是非お泊りの際は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。また、わさびだけの購入なら、松本駅の駅前に大王わさび農場松本駅前店がありますので、そこで購入もできます。長野県アルプスの湧水と新鮮な土地が生んだ新鮮なわさびと、見どころ満載の大王わさび農場はおススメです。

大王わさび農場へのアクセスはこちらです

大王わさび農場の利用案内

住所:長野県安曇野市穂高1692番地
TEL:0263-82-2188
FAX:0263-82-9380
営業時間:9時~17時20分(16時30分まで入場)
年中無休
入場料:無料

まとめ

大王わさび農場は日本最大規模の巨大わさび農場として、他では見ることが出来ないわさび農場を目の当たりにできます。また、そこでは新鮮なわさびを使った食事やお土産、更にはわさび漬けの体験までそろい、巨大なわさびの一大テーマパークとなっているのです。

更に園内は水と自然が豊かな安曇野の風景が楽しめる散策スポットとして利用でき、他では味わうことが出来ない貴重な体験を提供してくれることでしょう。是非お勧めの観光スポットです。

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