国宝もあり歴史が満載。信州最古の温泉 別所温泉

信州最古、日本最古の温泉街、別所温泉

別所温泉は、信州最古とも言われる温泉街です。その始まりは不明ですが、遠く古代から存在していた温泉街としてしられ、一節によると日本武尊の東征の際に発見されたとも。松山の道後温泉とともに、日本で最古の温泉街の一つとして今ものこります。

その場所は真田昌幸や真田幸村お馴染みの上田にありますが、一般的に観光のメインとされる上田城周辺とはかなり離れた場所にあり、標高570メートルの山奥にある温泉街として有名です。周囲を田畑で囲まれた道を進むと、小規模ながら一大温泉街が広がっており、今も3つのメインの温泉を中心にして、周囲に独特の温泉街を形成しています。

まさに隠れた知られざる温泉スポットといった雰囲気が漂う場所。その周辺には歴史的に古い寺社が存在し、国宝まで存在します。本日は歴史観光と温泉を満喫することができる信州最古の温泉街、別所温泉をご紹介します。上田から僅かに足を伸ばすだけでそこには貴重な歴史的スポットに囲まれた独自の温泉街を堪能できます。

長野 上田 観光スポット 別所温泉

別所温泉へのアクセス

別所温泉は上田市の隠れた温泉スポットで、上田の観光名所である上田城周辺から車で30分ほどで行くことができます。

上田は駅周辺に高名な真田昌幸が築いた上田城や、真田氏の小説を描いた池波正太郎の博物館、池波正太郎真田太平記館などがあり、この地から生まれた戦国一の智将の軌跡を体験できます。

そんな上田の中心市街から車で進むこと約30分ほどの山中に別所温泉はあるため、上田城観光などとともに訪れることもできます。

カンデオホテルズ茅野からは、車で約1時間30分ほどの場所にあるため、ドライブと温泉街での休息、周辺スポットの散策といった形で楽しむのがオススメです。

今も残る3つの共同温泉、木曽義仲や真田幸村ゆかりの湯

別所温泉は太古から続く温泉街ですが、今でも3つの共同温泉に入ることができます。その3つは大湯、太師湯、石湯と呼ばれる共同浴場で、大湯は源平合戦で有名な木曽義仲、太師湯は別所温泉の中心的存在でもある北向観音を開設した円仁、石湯は上田が生んだ戦国一の智将真田幸村にゆかりのお湯として知られています。

このゆかりには、実はそれぞれの人物が入浴していたという伝説、記録があり、大湯では、木曽義仲が入浴していたという伝説が残っています。

ちなみに木曽義仲は信州木曽の出身ですが、打倒平氏で挙兵した地は、この上田からすぐ近くの海野宿と言われており、別所温泉とも距離が近いことからこの伝説の真実味が伝わってきます。

一方、太師湯は北向観音のすぐ目の前にあり、開祖の円仁が入ったという伝説が。また石湯では、こちらは記録として戦国時代や江戸時代に真田氏とその家臣団が入浴していたということが残されています。

また別所温泉は藩主の休息温泉施設として庭園などが大湯に一部現存しているとのことで、調査が行われているとのこと。道後温泉もそうですが、ここ別所温泉でも歴史上の人物たちも温泉で休息をしていたことが伺えます。

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国宝や重要文化財の寺社が巡れる

別所温泉の魅力は歴史上の人物立ちに因む温泉だけではありません。その周辺施設にも点在する貴重な寺社が見所です。

こちらは別途ご紹介もしていますが、最大の見所としてあるのが国宝である八角三重塔がある安楽寺があります。この安楽寺は西暦729年から749年天平年間に作られたとされる大変古いお寺で、八角三重塔は国宝という名にふさわしい美しい独特の姿を山林に残しています。

また、安楽寺の付近にある常楽寺も重要文化財が残されており、非常に美しい姿を目の当たりにできます。

さらに前述の太師湯のすぐ近くにある北向観音は、別所温泉の中心的存在とも言える神社。円仁が開祖とされ、山火事を消し止めたその伝説とともに、樹齢300年から1000年とも言われる天然記念物の愛染カツラは一見の価値ありです。

このように、別所温泉は歴史的にも大変貴重な寺社が残されており、風呂上りの散策にはもってこいの観光スポットと言えるでしょう。

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まとめ ドライブ、観光、温泉と3つのセットで楽しめる

別所温泉は現存する3つの湯も、周囲にある国宝や天然記念物、寺社も全てにおいて日本の歴史を実感させてくれる温泉街です。

温泉で一風呂浴びたあとは、歴史に思いを馳せながら温泉街と周辺のスポットを散策されるとより一層奥深さがます観光スポットと言えるでしょう。

また上田からも車で遠くはないので、ちょっとしたドライブと観光、温泉といったセットでもオススメです。