万博記念公園の観光と見所

万博公園。あらゆるレジャーやエンターテイメントがそろう

世界中の最先端技術が集まる一大展示会が国際博覧会、通称万博です。1798年にパリで初めて開催されて以来、世界中で開催されてきました。日本でも近年では2005年に開催された愛知万博が有名ですが、今から遡ること50年以上前に開催された大阪万博では、日本で最初の万国博覧会として、また当時史上最大規模の万博として、多くの人の記憶に残るものとなりました。

大阪万博の開催期間は1970年3月15日から9月13日のおよそ半年間ですが、その後、会場として利用された場所は万博公園として今も利用可能なのです。本日はそんなかつて一世を風靡した大阪万博の跡地、万博公園をご紹介します。

万博公園は、万博が終了後、さまざまな形を経て現在の状態に至りますが、今では日本最大級の大型複合施設であるエキスポシティがあり、ショッピングや食事、観覧車やシネマなど、あらゆるエンターテイメントが楽しめる設備になっているのです。

また、従来からの公園としての部分も利用可能で、日本庭園や自然文化園、博物館やボート、スポーツ施設と数多くの観光スポットが登場します。もちろん、万博時代にその象徴ともなった太陽の塔も目の当たりにすることができます。本日はそんなお楽しみがいっぱいの万博公園をご紹介しましょう。

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万博公園の観光スポットと回り方

万博公園の主な観光スポットは、大きく分けて二つのエリアで構成されます。第一が、日本最大級の商業施設となったエキスポシティの部分です。

エキスポシティにはショッピングモールであるららぽーとや、回遊館が運営する水族館、観覧車、映画館である109シネマズ大阪エキスポシティなど、ショッピングとエンターテイメントが楽しめるエリアです。

一方で、公園部分には、日本庭園や自然文化園、博物館やボート、スポーツ施設などが利用できます。用途や目的に応じて回るのがいいでしょう。

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万博公園(公園部分)

万博公園は、非常に広大ですが、ここでは純粋に公園の部分にフォーカスしてご紹介します。先ほどもご紹介いたしましたが、万博公園には、スポーツ関連の施設や日本庭園など、さまざまな見所があり、ここではその代表的な見所スポットをご紹介しましょう。

 

太陽の塔

まず初めにご紹介するのが太陽の塔です。太陽の塔は、日本を代表する芸術家として有名な岡本太郎がデザインした塔です。岡本太郎は、「芸術は爆発だ」という言葉を残した芸術家で、太陽の塔の製作依頼を受けた際にも、「とにかくべらぼうなものを作ってやる」と意気込んで構想を練ったと言われています。

そして、完成した太陽の塔は、1970年開催の日本万国博覧会を象徴するとされるシンボルゾーンにおいて、母の塔・青春の塔とともに作られたのです。塔のてっぺんには、未来を象徴するとされる「黄金の顔」、そして正面には現在を象徴するとされる「太陽の顔」、更には背面には過去を象徴するとされる「黒い太陽」という3つの顔があるデザインで、その圧倒的な迫力は、万博の象徴として多くの人に記録されました。

岡本太郎は、この太陽の塔で、過去、現在、未来という時代の軸を通して、生命や万物のエネルギーの象徴である太陽をこのように表現することで、完成させたのです。そして、この圧倒的な芸術品は、万博が終了したのちも永遠に残すことになったと言われています。

ちなみにその 構造は、内部が空洞になっており、博覧会が開催されている当時では展示空間でしたが、現在は外側からのみ見ることができる存在です。高さは70メートルの塔は、万博公園の入り口や外からもその姿が垣間見えます。

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日本庭園

万博が残した大きな財産の一つとして、太陽の塔と共にあげられるのが日本庭園の存在です。日本には数多くの日本庭園が存在しますが、万博公園の日本庭園は、世界各国の国から注目を集めることから、日本の造園技術が結集して造られた庭園といわれています。

万博が開催された当時では、近代的な空間の中に対照的な存在として展示され、日本人だけではなく多くの外国人も未了した存在です。 また、この日本庭園は大きさも非常に大きく、総面積は26ヘクタールで、東西の長さは1,300メートル、南北は200メートルの広さを誇ります。

こちらの日本庭園も、岡本太郎の太陽の塔が、過去から現代、未来という時代の流れを取り入れているように、古代から中世、近世、現代と4つの時代の庭園の様式を取り入れています。水の流れと日本文化ならではのわび・さびの世界が存分に堪能できる空間になっています。

 

自然文化園

万博公園は、大阪万博が開催された当初は、日本をはじめ各国の最先端技術が結集した近代的な雰囲気で、各パビリオンが並び立つ姿は、まるで未来の都市のような印象を与えたのです。そんな万博公園も、開催期間が終了と同時に大幅に憩いの場としての公園に作り替えられました。

公園全体を通して、さまざまな樹木が植えられており、自然の中を散策することができます。万博公園の中央には岡本太郎が作った巨大な太陽の塔がありますが、その太陽の塔を中心に、西側には里山の森が構成され、東側には緑の芝生の空間が登場します。

こうした大自然の雰囲気に作られた万博公園は、今では多くの人が散策やピクニックに訪れる自然公園なのです。また万博公園を特長づけているのが水で、公園内には川や池など多くの水があります。この公園は四季折々でさまざまな顔を楽しめるのが魅力です。

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国立民族学博物館

現在の万博公園の跡地に作られた様々な見所スポットは、大阪万博終了と共に新たにつくられたものがほとんどですが、国立民族学博物館は違います。国立民族学博物館は、有名な渋沢栄一の孫で、民俗学者で政治家でもあった渋沢敬三が学生時代に始めた屋根裏博物館に端を発していえます。

渋沢敬三は、動植物の標本や民具などを集め、自らの手で保存し研究を行っており、自らの死後、国立の民俗学博物館の設立を要望していました。大阪万博が開催されるにあたり、岡本太郎がチーフプロデューサーを務めるテーマ館において、世界中の生活用品や民具、仮面などが集められ、万博終了後に、こうした収集品と共に、国立民族学博物館の設置が決定されたのです。

この渋沢敬三の願いと、万博の開催において作られた国立民族学博物館は、日本だけではなく世界各国の民具を集め展示することで、世界の諸民族についての理解を深めることを目的としています。

こうしたことから、世界中の地域を、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジア、南アジア、東南アジア、中央・北アジア、東アジアに大きく分類して展示がされ、さまざまな展示が楽しむことができます。

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「EXPO’70」パビリオン

万博公園では大阪万博時の展示物は岡本太郎の太陽の塔のみが展示されていますが、実は、「EXPO’70」パビリオンという場所におよそ3000点も保存されているのです。

この「EXPO’70」パビリオンは、万博開催のときの出展施設であった「鉄鋼館」がリニューアルされ作られたパビリオンで、展示博物館として楽しめます。大きく分類すると常設展と特別展に分けられており、常設展では、大阪万博に関する展示が楽しめます。

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スポーツ施設やボート、温泉も充実

万博公園では、このほかスポーツ関連の施設や温泉、子供向けの遊び場などが充実しています。スポーツ施設ではテニスコートやフットサル会場、更には万博記念競技場などがあります。

また、子供向けのアスレチック施設にサイクルボート、温泉なども充実しているのです。

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万博公園の利用案内

所在地:大阪府吹田市千里万博公園

エキスポシティ。日本最大級の大型複合施設

まず最初にご紹介するのはエキスポシティです。エキスポシティは、かつて万博公園内で営業していたエキスポランドの跡地に建設された大型複合施設です。ちなみにエキスポランドとは、大阪万博終了後、1972年から2009年まで営業していた遊園地です。

エキスポシティはこの広大な跡地に作られた巨大施設で、エンターテイメントとショッピングが楽しめる一大エリアとなっています。

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ららぽーとエキスポシティ

エキスポシティのうちのほぼ半分はららぽーとエキスポシティが占めています。ららぽーとは巨大なショッピングモールで、1階から3階にかけてファッションやグルメ、インテリアや雑貨など多数のお店が登場します。

その敷地面積は約172,000平方メートルで、店舗数は312店、店舗面積は約71,000平方メートルにも及びます。

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映画館から観覧車、海遊館のミュージアムまでそろう

エキスポシティは、ららぽーと以外に、さまざまなエンターテイメント施設が存在します。観覧車では日本最大級の大きさを誇る観覧車があり、大阪市内を一望することができます。その高さはなんと123メートル。また、観覧車では世界初となる免震構造の観覧車として知られ、床面がガラス張りで眼下の風景をそのまま楽しむことが出来ます。

更にエキスポシティでは海遊館がプロデュースしているミュージアムNIFRELがあり、生き物をアートとして展示できる施設が楽しめます。従来の動物園や水族館などとは一風異なる展示を楽しめます。

こうしたエンターテイメントとしての展示施設は他にもあり、Orbiは、大自然超体感ミュージアムとして恐竜の時代などを体感できます。また映画館や体験型英語教育施設なども充実しており、さまざまな体験ができます。

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エキスポシティの利用案内

所在地:〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園2-1

TEL:06-6170-5590

万博記念公園駅から徒歩約7分

まとめ

大阪万博は、当時最大級のイベントとして日本中から注目された存在でした。その大阪万博から50年以上たった現在でも、エキスポシティなどの巨大で新たな最先端施設が設けられ、さまざまな楽しみ方ができるのが特長です。

またかつての万博を忍ばせる公園ゾーンでは、岡本太郎の太陽の塔など、芸術作品ともいえる存在が楽しめます。ぜひ、大阪観光の一つとして万博公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

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