足利市の観光スポットとおすすめルート

足利市。足利氏発祥の地

日本の歴史において重要な役割を果たした足利氏。鎌倉幕府を倒し、室町幕府を開いた足利尊氏をはじめ、金閣寺を築いた三代将軍足利義満、銀閣寺を築き室町文化の象徴ともなった八代将軍足利義政など日本史ではお馴染みの有名な人物を多く輩出しました。

この足利氏の発祥の地ともされるのが、栃木県足利市で、足利氏ゆかりの観光スポットが数多く存在するのです。現在、足利市は人口14万人、栃木県で第4位の規模の都市ですが、そこには足利市ゆかりの観光スポットである鑁阿寺や、日本最古の学校とされる足利学校など、歴史的にも大変価値があり見応えがある観光スポットが存在するのです。

また、足利市は自然が豊富な栃木県らしく、他では目にすることが出来ない天然記念物の大自然スポットなども存在します。更に、足利市はお隣の佐野市とともに両毛地域の中心的なエリアとして、佐野市とも合わせて観光することが出来ます。

本日はそんな足利氏ゆかりの観光スポットが堪能できる足利市の観光スポットと、おすすめルートをご紹介します。

 

 足利市の観光スポットの特長とおすすめルート

足利市の観光スポットの特長は、冒頭でもご紹介したように、足利氏ゆかりの観光スポットである二つのスポットがメインになります。足利氏発祥の地でもあり、その館でもあった鑁阿寺と、日本最古の学校である足利学校は、ほぼ隣同士にあり、こちらの2カ所をみることで、足利市のメインの観光は堪能することができるでしょう。

もう一つ、足利ならではの観光スポットとしてあげられるのが、大自然が堪能できる観光スポットですが、こちらも二カ所の観光スポットが存在します。

第一が、足利市や板東平野を見渡すことができる織姫神社です。この織姫神社は縁結びの神様としても知られ、恋人の聖地にも認定されるほど。

第二が少し離れた場所になりますが、名草の巨石群といわれる観光スポットです。こちらの名草の巨石群は、天然記念物の巨大な岩を目の当たりに擦ることができ、圧倒的な大自然が楽しめます。

 

足利駅周辺の主要観光スポット

回り方やルートですが、足利市の主要観光スポットは、JR両毛線足利駅の周辺に存在します。

鑁阿寺、足利学校、太平記記念館、織姫神社といった観光スポットが、この足利駅周辺にあります。そのため名草の巨石群だけが離れた場所にあるため、こちらだけ車で行くという方法がベストです。

鑁阿寺。国宝、足利氏発祥の館

足利市の観光スポットで最も代表的な存在が鑁阿寺です。この鑁阿寺は、足利氏発祥の地として知られており、現在は国宝にも登録されています。足利氏はもともと源氏の流れをくみ、有名な八幡太郎源義家の四男、源義国が現在の足利市のあたり、下野国足利荘を領地としたことが発祥とされます。

この源義国の次男である源義康からが足利氏を称しました。ちなみに、太平記では、足利尊氏と並ぶ武将として新田義貞の名前が有名ですが、新田氏の租が上記、源義国の長男、源義重の流れを組むのです。

鑁阿寺はこの源義康が足利氏の本拠として築いた館で、実はお寺であると同時に武士の館でもあるのです。そのため鑁阿寺は名前はお寺ですが、日本の城100選にもえらばれています。

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 鑁阿寺の見所とは。国宝の本堂から重要文化財の建物まで

この鑁阿寺ですが、最大の見所はその歴史的な建物たちです。第一が国宝にも登録されている本堂で、こちらは1299年に建てられた大変貴重な建物です。お次に国の重要文化財にも登録されている建物も多く、鐘楼や経堂といった建物が重要文化財として見ることが出来ます。

ちなみに鑁阿寺は武士の館としてはじまりましたが、足利氏の2代当主、足利義兼のときに居館に大日如来を奉納した持仏堂をたてるなど、お寺としての側面も持つようになりました。その後足利義氏の時代に伽藍が整備され足利氏の氏寺となったのです。

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鑁阿寺の利用案内

所在地:〒326-0803 栃木県足利市家富町2220

TEL.0284-41-2627

FAX.0284-41-1136

入場料:無料

 

足利学校。日本最古の学校

鑁阿寺のすぐお隣にあるもう一つの見所スポットが足利学校です。足利学校は先にもご紹介した通り、日本最古の学校として知られる観光スポットです。

学校に関する歴史的な観光スポットでは、古くて明治時代とか、あるいは江戸時代の寺子屋とかがあげられますが、この足利学校は平安時代から鎌倉時代にかけて作られた最古の学校であり、室町時代から戦国時代にかけては関東地方における事実上の最高学府とされてきた存在です。

この足利学校の創設者は諸説があり正確なことはわかりませんが、室町時代に上杉憲実が再興したことで有名になり、江戸時代に朱子学が官学に定められるまで、関東地方の中心的な学校として知られていたのです。

またその蔵書量から、江戸時代以降も図書館としての役割を果たし、その役割は重要なものでした。こうしたことから足利学校は現在は国の史跡に指定されており、更には日本遺産にも認定されています。

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足利学校の見所。庭園や漢字テストの体験

足利学校の見所は、日本最古の学校としてのたたずまいと、当時の感じテストなどの体験ができる点にあります。特にその雰囲気は、日本庭園もありお寺のような落ち着いた雰囲気が味わえ、最古のキャンパスを散策することが出来ます。

また、長く日本の学問の中心とされてきた朱子学、すなわち孔子の教えである中庸の精神を学ぶことができる体験や漢字学習の体験を味わえます。

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足利学校の利用案内

所在地:〒326-0813 栃木県足利市昌平町2338番地

TEL:0284-41-2655

FAX:0284-41-2082

開館時間:9時から4時30分(10月から3月は4時まで)

入場料:一般420円、高校生210円

太平記館。お土産から観光案内まで

足利の観光スポットのうち、上記の二つが最も有名で中心的な存在になりますが、お土産や観光案内などの情報がわかる場所として、この二カ所の近くにあるのが太平記館です。ちなみに太平記館の名前のは、鎌倉幕府を倒してから南北朝の動乱までを描いた足利氏ゆかりの太平記にちなんだものと思われます。

こちらの太平記館はいわば、足利市の観光案内の拠点ともいえる場所で、レンタサイクルから無料駐車場まで完備している観光拠点です。運営については足利市観光協会が運営を行っており、地域の情報を手に入れるならば、太平記館を訪れるのがベストです。

また、ここでは無料の観光ガイドのサービスも提供されており、足利学校を1時間、鑁阿寺を30分かけてじっくりと案内してくれるサービスを受けられます。より足利氏の歴史や日本最古の学校について知りたい方には最適といえるスポットです。

レンタサイクルでは合計18台の自転車を用意しており、3時間500円、1日1000円で借りることが可能です。歩くと少しかかる織姫神社などにはレンタサイクルで行くという方法もあります。

更に、太平記館ではここ足利市ならではのお土産がたくさん販売されており、観光ついでの購入にも最適です。ぜひ、町の観光案内として、あるいはお土産スポットとして利用されてみてはいかがでしょうか。

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太平記館の利用案内

所在地:〒326-0053 足利市伊勢町3丁目6-4

TEL:0284-43-3000、0284-40-1570(売店直通)

駐車場:無料駐車場完備 乗用車40台、大型バス10台

営業時間:午前9時から午後5時

休館日:年末

レンタサイクル:18台(うち、電動8台)

受付時間:午前9時から午後4時まで

返却時間:午後7時まで延長可能

利用料金:普通自転車 3時間 400円(後1時間ごとに100円)、1日利用 800円

電動アシスト 3時間 600円(後1時間ごとに200円)1日利用 1,200円

織姫神社。足利の景勝と美しい眺め

足利市の観光スポットとして、もう一つあげられるのが織姫神社です。こちらの織姫神社は縁結びの神様としてしられるとともに、夜景、絶景スポットとしても有名な場所。

もともと足利市は織物産業が盛んな場所で1200年の歴史を持つ都市として知られています。この織姫神社はそんな足利織物の守り神として祀られた神社で、足利の名勝の一つでもあるのです。その創建は江戸時代の1705年とされ、現在は1937年に再建された社殿がそびえたちます。

こちらの織姫神社は229段の石段を上った丘の上にあり、関東平野を見渡すことができる絶景が楽しめます。また国の有形文化財にも指定されている神社として、美しい姿を目の当たりにできます。足利市の美しい景勝地としておすすめの観光スポットです。

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織姫神社の利用案内

所在地:栃木県足利市西宮町3889番地

名草の巨石群。天然記念物の巨石

これまでは、足利市の中心部にある主要な観光スポットでしたが、足利市にはこれ以外にも大自然を堪能することができる観光スポットがあるのです。それが名草の巨石群といわれるスポットで、なんと高さ11メートル、周囲30メートルにも及ぶ巨大な岩を見ることが出来ます。

こちらの観光スポットは、足利市の中心市街地からは車で約1時間ほどの場所にあります。車では山の奥まで入っていき、駐車場から歩いて15分から20分ほど山中に入っていきます。その先には、弘法大師空海によって勧進されたと伝えられる場所があり、巨大な岩の上に、弁財天が祭られています。

こちらの巨石群にはそのほか弁慶によって叩き割られたと言い伝えられる巨大な真っ二つに割れた岩などもあり、巨岩の迫力と、周囲の森に囲まれた様子から一種神韻たる雰囲気が漂っています。

ちなみにこの風景は国の天然記念物にも登録されていますので、一見の価値ありですね。

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名草の巨石群へのアクセス

所在地:〒326-0001 足利市名草上町4990

TEL:0284-41-9977(名草公民館)

駐車場:数台あり

入場料:無料

隣の佐野市と合わせた観光も

これまでが足利市の代表的な観光スポットですが、足利市はお隣の佐野市と合わせた形で観光を楽しんでもいいでしょう。佐野市については佐野の観光スポットの情報でご紹介しておりますが、こちらではその特長や代表的な観光スポットについて簡単にご紹介しましょう。

佐野市の観光の特長の第一がB級グルメが豊富ということがあげられます。旅行の楽しみの大きな要素の一つが“食”ですが、佐野市には佐野ラーメンや芋フライ、大根そば、耳うどんといったご当地グルメが豊富です。特に佐野ラーメンでは伝統の青竹打ちといわれる製法によって、こしがある食べ応えのあるラーメンが楽しめます。

また、佐野市には佐野厄除大師が有名です。佐野厄除大師は初詣の季節には関東地方だけではなく日本全国からも多くの参拝客が集まる場所で、こちらも一度はお参りしておきたい観光スポットの一つです。

そのほか、栃木県らしく大自然や美しい景色も豊富で、日本名水100選にも選ばれている出流原弁財天や、関東平野が一望できる唐沢山城などもおすすめです。ぜひ、お隣の足利市とセットで回られてみるのもいいでしょう。

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まとめ

これまでご紹介してきたように、足利市は足利氏ゆかりの歴史的な観光スポットや、美しい景勝地、大自然スポットなど、小規模ながらも奥深い観光が楽しめます。国宝に指定されている鑁阿寺や、日本最古の足利学校はぜひ一度訪れてみるのがおススメです。

また、お隣のB級グルメが豊富な佐野市とセットで合わせれば、より旅が充実したものになることでしょう。